2021年
1月
24日
日
アメリカ合衆国、バイデン大統領の就任式。内容もさることながら私はそれぞれの女性たちが来た服、そのファッションに心魅かれました。色の美しさ、その主張する色はまさに着る人の思いの表現。
若い詩人のアマンダ・ゴーマンの黄色はみずみずしい彼女の若さを引き立てています。レディ・ガガの服はこのスカートの部分にとても驚かされました。朗々と歌い上げた国家も素晴らしかったです。
そして最後はカマラ・ハリス副大統領。黒人のデザイナーによる紫色の服。共和党の赤と民主党の青を混ぜると紫になる、その融和を願っての演出ということだそうです。
トランプ大統領により分断された社会の亀裂が一層深まり、バイデン氏の大統領就任に反対する人々が連邦議会に銃を持って押し寄せ、死者まで出ました。
そんな混乱があったのが信じられないくらい、就任式は厳かに行われました。民主主義の勝利を信じた多くの人の勝ち取った勝利。でもそこにはおごりは感じられませんでした。
アマンダゴーマンさんの詩「私たちの登る丘」(The hill we climb)
は
光はいつもそこにある
私たちにそれを見る勇気があれば
私たちに光になる勇気があれば
という言葉で締めくくられていました。
2021年
1月
21日
木
バラの冬剪定の時期です。この「伊豆の踊子」が今年度の我が家の最後のバラとなりました。大寒のこんな時期まで咲く四季咲きのバラ、すごいとしか言いようがありません。
1月29日にバラサークルは駕与丁公園のバラの剪定を予定していましたが、緊急事態宣言のために2月12日に延期です。今後もいろんなところで影響が出てきそう。
本日の毎日新聞の社説に「医療体制の逼迫、崩壊防止は政治の責任だ」とありました。医療従事者の方たちのご苦労は大変なものがあるでしょうね。心から感謝申し上げます。
今日、1月25日に臨時議会開催のお知らせが来ました。
9月議会の補正予算で可決した粕屋町清掃センター解体工事費の工事請負契約締結の議案、それにコロナ関連の補正(ワクチン接種関連?)予算の議案などが提案されると聞いています。心して準備します。
2021年
1月
17日
日
前回、女性の活躍に向けて女性リーダーの養成について述べましたが、12月の一般質問で一つの提案を町長にしました。ご紹介します。
福岡県では毎年4つのブロックに分けて「防災士養成研修・試験」を実施しています。その養成研修に粕屋町から女性の受講生を募り、参加してもらったらどうかという内容です。
平成29年にできた粕屋町避難所運営マニュアルの避難所運営委員会規約には「避難所を利用する女性の要望などを的確に把握するために、会長、副会長のいずれかは女性から選出するように努める」とあります。
ただいきなり避難してきた人の中から女性の役員を、と言われてもすぐに手を挙げられる方は少ないと思います。地域のリーダーとしての活動の経験がある方は少ないし、その荷の重さに躊躇される方も出てくると思います。
しかしながら女性リーダーは過去の災害の事例からぜひとも必要な存在です。また、女性のみならず高齢者、子ども、外国人の方へのニーズを把握するためにはぜひ必要な人材なので、日頃から地域の防災体制の要として活動できるように、町から積極的に受講できるよう働きかけてほしいと思います。
県の資料によりますと町からの推薦があれば2日間の講座は無料ですが教本代、受験料、認証登録料など合わせて11.500円が必要です。その費用を町が負担してくれれば、受講しやすいのではないでしょうか。
町の防災力を高める有効な手段となり、男女共同参画計画の女性の地域力向上、女性リーダー養成などになどにつながります。
町長の答えは「様々なそういった女性進出のための講座は検討して、その予算措置に対しては調査してまいります」というものでした。
すぐの実施は難しいとは思いますが、調査してくださるということなので実現できるよう今後も言い続けようと思います。
2021年
1月
15日
金
緊急事態宣言が福岡県にも発令されました。皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。
13日の午後7時からの菅首相の記者会見をテレビで見ました。その時に感じたのは女性の参加者の少なさ。司会の方ともう一人、その方の質問が「医療体制」についてでした。
その前の数人の男性の質問者でこの手の質問は皆無。この女性の後、質問をした男性もこの女性の内容を膨らませる形での感染症対策についての質問でしたが、最後で時間がないと、菅首相の回答は不十分でした。
日本の医療機関のベッド数は世界のトップレベルにあると言われます。なのにどうして世界の中でさほど多くない感染者数に対して「医療崩壊」と大騒ぎしないといけないのでしょうか。
前から疑問に思っていましたので、この質問があるのを待っていましたが、首相からの明確な回答はありませんで、がっかりです。
日本はこの20年間、行財政改革推進のもとに公立の病院、保健所の数を選らしてきています。民間の機関に対応を依頼すればと思いますが、コロナ感染に関してはハードルが高いようです。調査してみます。
昨年9月の自民党総裁選の時の記者会見でも女性の発言は一人ぐらいだったような気がします。記者会見で質問できる立場の女性は少ないのでしょうね。男性の質問は型通りのような、突っ込みが足りないと思われます。もっと女性の活躍を願います。
さて粕屋町の女性の活躍はどうでしょうか。ここもなかなか進みません。女性議員として責任を感じています。
12月の一般質問で女性リーダーの養成について質問しました。避難所運営についての質問に関連して女性の防災士養成に力を入れたらどうですか、と提案しました。詳しくは次回に。
2021年
1月
09日
土
2021年
1月
08日
金
白い世界に赤一輪のバラ。
昨晩から雪が降り続いています。庭に咲いている、ペーターフランケンフォルトというドイツのバラです。ちょっと構図を意識して写しました。
今年は本当に雪が降りますね。朝、歩いて役場に行きました。誰も通っていない道をサクサクと長靴で歩きました。幼い頃を思い出します。
2021年
1月
07日
木
5日の新年の思いに書いた①「女性の活躍を応援する施策」について具体的に述べてみます。
端的に言えば男女共同参画推進ということですが、この参画という言葉がわかりやすいようで実はあいまい、的を得ていないと思います。
平等で良かったのではないかと思いますが、国、県がこういう言葉で定めている以上それに従う、という感じです(そういう言葉にしなければ法律は作れなかったという裏情報もあります)。
男女共同参画基本法ができたのが平成11年。大方20年近くなろうとしていますが、それでも世界ジェンダーギャップの調査では日本はいまだに121位という低さ。
世界の中でなぜジェンダーギャップが低すぎるのか、国や地域の政治の問題と、もう1つは女性自身の意識ではないかと思っています。
多くの女性は自分の思いを表立って主張しないのです。実は私自身も含めて、主張しなければならないときに主張せず、気持ちの上だけでグダグダ、もやもやしていることが多いのです。
「減点主義」に支配されているからではないかと思っています。
100%こなすことに自分もまわりも評価の基準を置いていて、できなかったことに消沈する。マイナス何点と、自分で足りなかったことを悔やみ、そしてこだわる。
良妻賢母であること、こうあらねばならぬという思い込みが、表立つことを控えさせるのです。評価を得たいという願望がきっと強いのだと思います。
家事、育児、介護などを夫や子ども、他の機関に任せられず、また任せたとしても罪悪感が付きまとう。保育園に子どもを預けて仕事に出ることが子どもに申し訳ない、施設に預けないで在宅介護をすることが良しとされてる風潮など。
話し合ってそういう選択をしたのならともかく、それが求められているという、そうしなければ申し訳ないという錯覚、思い込みからの場合が多いような気がします。
15年前に「女性の視点でまちづくりを」と、立候補して議員活動していますが、男女共同参画に関してはどこか中途半端でした。強く訴えることができなかったのです。信念が足りませんでした。また、そのことをあまり主張しても票に結びつかないのではないかという不安もあり、控えめに(?)してきました。
それを変えることができたのは昨年デンマークに行ってから。
子育てや介護などから解放された女性のいきいきとした表情、心に深く残っています。税金は高いのですが、透明性が担保されているので信頼して納税しています。保育士や介護士はほとんど公務員でした。
女性はパートナーと自分の事だけを考えればいいのですから仕事に専念できます。気持ちにゆとりがあり、仕事も人生も楽しめます。仕事は失業しても何度でも学び直すチャンスを、給付金付きで保障されています。
そのような社会を実現するにはまず女性自身が声をあげないと、自分の力で手繰り寄せないと実現できないのですが、日本の場合は、その手繰り寄せるという気持ちが足りないような気がしてならないのです。
権利意識を希薄にさせられているのかもしれません、自己責任を強調しすぎます。私たちは納税者です。社会の問題として捉えるべきです。自助を強調しすぎるあまり思いが公助に思い至らない。
コロナ過で非正規雇用の方が仕事をなくし困っておられますが、その多くは女性です。正社員に、同一賃金同一労働に、という主張をしなければ、次の世代は今と同じように、否、今よりもひどい状況になりそうです。これからの未来を形作るために声を上げましょう。
まず自分が何をしたいか、それを明確にできることがすべてのスタート。その結果、出てきた思いを活かせる行政の施策、そのためのまちづくりを皆さんとともに頑張りたいと、今は心から思っています。
2021年
1月
05日
火
2021年の新しい出発に際して。
今年は改選の年なので4月までの思いを述べてみます。
1~4月まではとにかく選挙に向けて頑張りたいと思っています。頑張るにあたって考えたことは2つあります。
一つは昨年11月3日に粕屋町から「自治功労者」に推奨されたことへ責任、2つ目は粕屋町に女性の議員が増えることを願って、普通の人が普通に活動して立候補できる道筋を示したいと考えています。
つまり選挙にお金、人手をかけないこと。もともと私は支持母体もないし、私の住んでいる区は3人、一時は4人町会議員がいた地区で、地域代表ということにはなりえない。
ひたすら自分の主張を皆さんに、個別にお伝えするだけの活動でしたし、15年経った今もそうです。
その結果が推奨につながったのかなと、初心忘れずに頑張りたいです。そして、どなたでも思いさえあれば議員になれるということを伝えたい。
ここで大事なのが本田よしえの主張。15年間の議員生活でやり残したこと、その上での新たな主張など、今の時点で考えたことを述べてみます。
1. 女性の活躍を応援する施策を
家事や育児、介護の半分はパートナーと分かち合い、地域、仕事など
でその存在感を示せるように
2. すべての子どもたちが共に学べる環境づくり
インクルーシブ(包摂)教育を進める
3. ふれあいバスに逆回りコースを取り入れる
4. 九州大学農場跡地に住民交流センターを
5. まちづくり情報をわかりやすく迅速に
以上です。4月までにはもう少し時間がありますので、皆さんからの要望も踏まえて考えていければと思っています。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
2021年
1月
01日
金