2023年

3月

25日

久しぶりのお話会

 図書館で久しぶりにお話会のボランティアをしました。2人で担当、私が読んだ本は「おひさまとおつきさまのけんか」と「わらべうたであそびましょ」でした。

 せなけいこ作のちぎりえ絵本です。

 

はじまりはささいなことだった、でけんかが始まり、おひさまが熱い息で、おつきさまが冷たい息ですべてのものをなくしてしまい、ちいさな動物がないていた。わたしたちの地球ではこんなことないよね。まさか、まさかねーーー。

 

で終わっています。ほんの少しウクライナとロシアのことを話しました。

さいとうしのぶ作の絵本です。

わらべうたがミュージカル風に入れこまれている歌遊びの本です。

 

鏡の前で子どもがにらめっこしているうちに、いろんな動物が、鏡の中から飛び出してきて、一緒に遊びます。

①あがりめ②だるまさん だるまさん③一本橋④げんこつやまの たぬきさん⑤なべなべ⑥かごめ かごめ⑦さよなら あんころもち

と7つも入っています。

 

歌は久しぶりなのでユーチューブから引っ張り出してきて練習しました。

 

 子どもたちはいつの間にか隣のお母さんやお父さんと一緒になって口ずさみ、手も動かし始めました。

 

 わらべうたは日本の素晴らしい伝承文化。親子遊びに取り入れたら、子どもたちと楽しい時間がシェアできます。少しでも参考になればと選んでみました。

 

 せせらぎ公園の桜は7分咲き。やや薄曇りの中で、親子連れが2組、花びらを水に流して遊んでいました。

 

 図書館では貸出コーナーには列ができていました。春休みでこれからたくさんの子どもたちが図書館に来館することでしょう。ちょっと嬉しい土曜日でした。

 

 

2023年

3月

23日

春の統一選に間に合いました

 昨年7月参議院選挙の時のFBの記事から、「選挙の投票における障がい者への合理的配慮について」というテーマを9月議会、12月議会で一般質問しました。質問内容は

  1. 障がい者が投票に行く場合のサポートは
  2. そのサポートの周知は
  3. 担当職員のマニュアルは
  4. 投票所のバリアフリー化は
  5. 投票所に行く場合の交通手段や同行サポートは

 

 今春の統一地方選は23日より前半戦の告示がなされスタートしました。粕屋町では4月9日が福岡県会議員の投票日となっています。

 

 ホームページに投票日の案内が21日から出ています。 選挙の執行のページに行くと内容がかなり改善されいてました。昨年からの問いかけが間に合い、ほっとしています。 

 

 私の一般質問の項目でのバリアフリー化とか交通手段、トイレなどの問題は役場で期日前投票することでかなり解決できると思いますが、課題は投票所でのサポート体制でした。

 

 もちろん十分な態勢は取ってあるとは思っていましたが、障がいを持っている方が気兼ねなく、投票しやすい態勢かどうかに焦点を当てて質問したところ、今回新たに「選挙支援カード」というものを作ってくれました。

 

 力作だと思います。

 

 前もって書き込んでおけば、投票場でどぎまぎしないでいいようになっています。職員自らの作でイラスト入りの支援カードは、障害を持っている人だけでなく、いろんな方への手助けになると思います。

 

 

 また、「投票所において介助が必要な場合」というわかりやすい項目が、必要と思われる個所に必ずアップされていました。「選挙」のページでは調べてみると3か所ありました。

 

 誰でも気軽に投票に行けるように、イオンでの期日前投票を金曜日から日曜日に変更し、今回の場合は4月1日(土)、2日(日)(11時~18時)にも行けるようになりました。

 

 どうぞ、投票率がアップされますように!

 

 下の図は選挙支援カードです。ホームページで誰にでも手に入れることができます。記載例のページもありましたよ。インターネット環境にない方への配慮もお願いしました。

2023年

3月

21日

春日市 コミュニティバス

 3月19日に春日市のふれあい文化センターで開催された「春のバラ講座」に行ってきました。

 

 行きは夫の車で、帰りは春日市のコミュニティバスを利用しました。

 

 15人乗りの小ぶりなバスに車いす対応で、バス停はおよそ2~3分間隔にありました。7路線で逆回りもあります。

 

 乗ったバスには高齢者4人、買い物に行く雰囲気の女性2人、狭いけれども通路はゆったりでした。

 

 私が乗った場所、バスセンター(始点・終点)はふれあい文化センター(図書館、体育館近く)に隣接していて、春日市のちょうど真ん中にありました。

 

 バスセンターに咲いていたコブシの花に春のおとずれを感じました。

 

 粕屋町でぜひ実現したいコミュニティバス。令和5年度に「コミュニティバス導入調査委託料」として1千万円の予算がついていました。

 

 今後が楽しみです。

 

 

 

 

2023年

3月

15日

春よ来い

 2月24日から始まった3月定例会が明日で終わります。

 

 頭が重く、しんどいです。

 

 今議会は令和5年度の当初予算審査が主です。3月8日より13日まで、5日間の審査。その前に補正予算審査が2日間、その前は一般質問でした。

 

 年4回の定例会における審査でこの3月定例会の予算審査が最も重要です。職員は秋ぐらいから準備を進め、執行部は11月に予算編成方針を出します。

 

 その後各課のヒヤリング、最終的に1月末に町長査定を受け、最後の調整で2月に予算案成立です。

 

 4カ月以上かけ、練りに練った予算案を議会は5日間で審査することになり、これは到底無理、と手をあげたくなります。

 

 でもだからこそ役場のすべてのエスプリが詰まっているようなもの、読んでも読んでも読み込みが足りません。頭が痛いのも当然かもしれません。

 

 町長の施政方針にある様々な施策が予算案にどう生かされているのか、それに対して議会はどう向き合い、それぞれの立場でどのように意見を述べるのか。

 

 明日の最終議会に向けて最後のあがきをしています。

 

 我が家の庭の可憐な花たちを紹介します。①②スズラン水仙③ヒマラヤ雪ノ下

④シャクヤクの新芽⑤雪柳⑥土佐水木です。

2023年

3月

12日

保育所卒園式

  3月11日は中央保育所の卒園式でした。議会から来賓として出席しました。

 

 工事中での保育を行った園児たちの卒園式にはぜひ出たいと、強く希望しての参列でした。園児たちは名前を呼ばれてみんな元気に返事ができました。それを聴けただけで嬉しかったです。

 

 思い出として、たくさんのスライド発表があり、その様子に感激。園庭閉鎖で保育行事が大幅に制限されたでしょうに。先生方の細やかな配慮のもとに、どの写真にも笑顔いっぱい。

 

 粕屋町の町立保育所が保護者に熱く信頼されているのはこの細やかさ、幼児が喜ぶことを最優先できる柔軟性なんだと、この保育が継続できることに感謝します。

 

 建替え工事真っ最中。建設会社の方の配慮で保育室から工事現場が見れる窓を2か所作ってありました。毎日の工事の様子が一目でわかります。

 

 幼い心に新しい自分たちの園ができていく過程を知ることはと、この教育的配慮にも頭が下がります。

 

 4枚目の写真は卒業記念制作の壁絵。手前に2022年度卒園生の名前が刻まれていました。多分壊されてなくなるかもしれませんが、子どもたちの希望が強かったのでしょう、ちょっと切ないですが。

 

 工事現場、行政、保育所の関係者の温かいまなざしが子どもの成長に大きく作用して、元気な園児たちが巣立ち、4月には小学生になります。

 

 新しいへ園の引っ越しは7月、その後園庭整備、竣工式は12月と聞いています。

楽しみですね。

 

 

2023年

3月

10日

中学校卒業式ーマスクと校則改定ー

 今日は福岡県全体で中学校の卒業式があっているようです。コロナ禍で来賓としては人数制限で行くことができませんでした。卒業生の皆さんはどんな思いで卒業式を迎えたのでしょうか。

 

 入学式もないままの中学校生活、3年間マスクを通しての学校生活、かろうじて体育祭や修学旅行、合唱コンクールはできたようですが、今日はどんな気持ちだったでしょうね。

 

  これからも想定外のことが起きると思います。そんな世の中を大人は作ってしまいました。その社会を誰一人取り残すことなく生きやすい世の中にしていくためにともに頑張りましょう!

 

 3月の一般質問で校則の見直しについて教育委員会にお尋ねしました。4月に公表予定の新しい校則は、学校教育課の答えでは皆さんの思いも反映されているようですよ。

 

 男女の区別を最小限に、女子中学生にもスラックスの着用は認められ、今後の見直しのために「校則検討委員会」も設置されるようです。

 

 一歩も二歩も前進です。

 

 時代は変わらないようで、変わる時には一気に変わります。今回は昨年12月に「生徒指導提要改訂版」が出たのが大きいですね。

 

この冊子は300ページもあります。

 

学校の生活において児童や生徒の皆さんを指導するときの手引書です。

 

今の時代に合わないルールを学校からなくすため、子どもたちの意見をしっかり聞いて校則を積極的に見直しよう求めた点が特に注目されているようです。

 

性的少数者についての説明も初めて加わりました。

 

着替える時に保健室や多目的トイレを使うことを認めるといった具体的な配慮の仕方も紹介。

 

 

kizi 西日本新聞の子どもタイムズ3月8日号に掲載された記事の抜粋です。校則の見直しは今始まったばかりです。今後の動向を、皆さんの代わりに議会が注目して教育委員会に提言なども行いたいと思っています。

 

 皆さんの存在が世の中を少しずつ変えていっていますよ。今日は本当におめでとう!

 心からお祝いいたします。

 

 

2023年

3月

04日

飯塚市での男女共同参画講演会にミモザの花を

  飯塚市で行われた男女共同参画ネットワーク主催の講演会に行ってきました。飯塚市議の金子加代さんおすすめの講演会。講師の三井マリ子さんは女性政策研究家で、女性議員を増やそうと全国を飛び回っておられます。

 

 金子加代さんは4年前に飯塚市議選に立候補。トップ当選で女性ゼロ議会の汚名返上された方です。とても明るく、福岡県女性議員ネットワークの事務局長として活動、私が会長の役ができるのも彼女の働きによります。

 

 講演はノルウェーの男女平等社会の歴史を紹介しながら、日本の現状を訴え、何とか女性議員が増えるあり方を模索、その思いを語ってくれました。

 

 女性の社会進出が、特に政治の分野で遅れている日本の現状を変えるにはクオータ制の導入しかないようです。

 

 政策決定の場の構成員に女性の比率を最低40%とする、比例代表名簿での順位を男女交互に、そうすれば確実に女性議員は増えるとのことですが、日本での実現はどうでしょうか。

 

 難しい問題です。

 

 ただ、私は最近本気で、女性議員を粕屋町でももっと増やしたいと考えるようになりました。今宮崎広子議員と2人ですが、半数の8人となると後6人。そこまでは無理でしょうがせめてもう2人、計4人だと存在感に重みが増すように思います。

 

 2年後の粕屋町の選挙に4名以上の候補者がでるように頑張りたい、その場に私がいるのかどうかわかりません。今後の2年間の活動を皆さんに見ていただいて、私自身の気力、体力が続くようであれば是非挑戦したいですね。

 

 友人の家からミモザの花をもらってきて、会場に飾ってもらいました。とても喜んでいただきました。

 

 ミモザは国際女性でーの花ですが、黄色が春を待つ心にとてもフィットします。

 

 

2023年

3月

02日

72回目の一般質問

 3月議会定例会での一般質問が終わりました。

 

 直後に同僚議員から「よかった」「勉強になりました」という感想をもらいました。仲間である同僚議員からのこういう感想が一番の励みになります。

 

 傍聴席にいたボランティア仲間も喜んでくれました。質問のまとめに、「ブックスタート」を町の子育て支援のど真ん中に、としたのが受けたようです。

 

 今回で通算72回目の一般質問は完璧には程遠いけれど、答弁も手ごたえありで、それなりの進展はあるようで嬉しいです。

 

 内容は

1⃣校則のガイドラインについて

  1. ガイドラインの策定の進捗状況は
  2. 各中学校の取組と支援は
  3. 生徒の意見の反映は
  4. 性の多様性の観点は

2⃣伴走型子育て支援について

  1. 国からの給付金の在り方
  2. 妊娠8か月の面談の希望者を増やす具体的な方策は
  3. 保護者の孤立や不安に対する町の支援は

3⃣未就学児の心の発達について

  1. ブックスタート事業に対する町の考えは
  2. 健康づくり課、こども未来課、図書館3者の連携は
  3. 未就学時の保育に対する教育委員会の考えは

 以上です。結果については次のページで報告します。

 

 

2023年

2月

25日

女の子の節句

図書館のお話会でのパネルシアターです。

 

あかりをつけましょ ぼんぼりに

おはなをあげましょ もものはな・・・

と歌いながら、人形のパネルを貼り付けます。

 

この出し物は図書館ボランティア メルヘンフレンズの十八番で、この季節になるといろんな場所で演じていました。

 

コロナ禍で、久しぶりのパネルの登場です。密を避けているので、図書館クラフトルームでは15人の親子。

 

 今日は当番ができなく、でも見たくて、参加していた役員会を途中で抜け出して慌てて駆け付けました。

 

 ゆったりとした時の流れ、外は小雨でした。

 

 私はおひなさま行事については苦い思い出があります。根が男の子に近い性分で、好みは無地の殺風景のものが多く、したがって娘にもあまり女の子らしい服装やプレゼントをしていませんでした。

 

 娘にはそれが不満でしたが、言い出せずにいました。子育て中は彼女の思いを尋ねることなく、また想像だにせず、良かれと思って一方的に与えていました。

 

 母が買ってくれたおひなさまも、何となく飾るだけ。今ではそれさえもしまい込んだままです。

 

 70過ぎての今なら彼女の気持ちは理解できますが、優しい、どちらかといえばちょっと寂しいおひなさまの歌は、そんな苦い思いがよみがえります。

 

 演じてくれた仲間と楽しそうに歌っている親子の様子は、そんな私の思いを吹き飛ばしてくれました。

 

この写真は娘が作った紙粘土のおひなさまです。

 

気に入って1年中食堂に飾っているのですが、贖罪の気持ちがあるのかもしれません。

2023年

2月

24日

ウクライナ侵攻 1年

 ロシアの突然のウクライナ侵攻から早1年。紛争は終わる兆しを見せていない国際情勢の中で、私たちはどうすればいいのだろう。

 

 二つの新聞記事の抜粋を紹介します。

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2月24日毎日新聞「試される私たちの覚悟」毎日新聞外信部長 古元陽荘氏

 前略ーこの戦争でロシアの「力による現状変更」を実質的に認めるような形になれば、国際秩序への負の影響は計り知れない軍事力を背景に侵略行為に及ぶ国家が後に続く可能性が高まる。次の戦場は東アジアかもしれない。

 

 私たちがこの戦争への関心を失い、ウクライナへの支援を緩めた時、ほほえむのはプーチン氏だ。「力による現状変更」を絶対に容認してはならないという思いを、いつまでも胸に刻み続けることができるだろうか。私たちの覚悟もプーチン氏の挑戦を受けている。

 

2月19日しんぶん紅旗日曜版 「日本に足りていないのは戦争を回避する戦略構想力」日本総合研究所会長 寺島実郎氏

 前略ーここで考えてほしいのは台湾には米軍基地は一つもないことです。台湾をめぐる衝突に介入する米軍は、沖縄から出撃するのです。提案したいのは。東南アジア諸国連合(ASEAN)をはじめ世界各国を巻き込み、軍縮を軸とする「国連アジア太平洋本部」を設立し、沖縄に誘致することです。沖縄を戦争に巻き込んではいけないという空気を醸成しようとすることです。アジア諸国が日本に期待しているのは、対米過剰依存から脱皮し、アジアをどうしたいのか、その構想を示し、国際社会で役割を果たそうとする日本の行動ではないでしょうか。

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 何にもできないと手をこまねいているのではなく、国際社会の中での日本の役割を真剣に考え、行動できる人材を育てることはるか遠い道乗りのようですがそれが私たちにできる仕事ではないかと、思い至りました。

 

 今日は3月定例会の議会初日。箱田町長の施政方針がありました。

 3月1日に一般質問をします。議会の仕事を丁寧に励むこと、これが今の私に与えられた平和への道かなと考えています。

 

 

2023年

2月

20日

菜の花

 

 今日は月に一度の交通立ち番の日でした。

 

 少し冷え込みはありましたが、おひさまが照っていたので、子どもたちの表情も幾分明るく感じました。

 

 春が近いのでしょうか、菜の花がとてもきれいでした。

 

2023年

2月

15日

3月定例会一般質問、 校則見直しについて

 3月定例会の一般質問の提出は昨日の午前中が締め切りでした。10人中9番目に質問します。日時は3月1日9時半の予定です。

 

 今回は3問用意しました。そのうちの1問目は、12月定例会で質問した中学校の校則についての再質問です。以下その内容です。

 

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  昨年12月定例議会において「中学校の校則」について質問ところ、現在見直し中との答弁がありました。その後の進捗状況について質問します。

 

(1)中学校校則に関して粕屋町

教育委員会の考えは。

 

(2)改訂のための粕屋町ガイド

ライン策定の進捗状況は。

 

(3)その周知の在り方は。

 

(4)各中学校への取り組みの

現状と支援は。

 

(5)各生徒の意見の反映は。

 

(6)性の多様性の観点は。

 

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 校則は中学校以上なので、粕屋町の場合は粕屋中学校、東中学校の2校が該当します。文部科学省の方針により全国で見直しが行われています。

 

 見直しをするにはその基準となる粕屋町の方針が必要だと考え、ガイドラインの必要性を前回訴えました。明快な回答をいただけていないので、今回再度お尋ねすることにしました。

 

 残りの2問は子育て支援についてですが、後日掲載します。

 

2023年

2月

12日

冬の大仕事 鉢替え

 前回紹介した「クリスチィアン・ディオール」を鉢から取り外した写真です。

 

 しっかり根が張っていました。

 

毎年私がこの作業を続けるのは、バラの根の張り方、育ち方がわかるからです。

 

 そのバラ特有の性質、気候変動でそれぞれの育ち方の違いがあり、それがとても興味深いのです。

 

 以前は土を全部取り除き、水できれいに洗い、新しい土に植え替えていましたが、土の量が半端なく、花壇に足す場所もなくなり、年齢的なものもあり、断念して、少し楽なやり方に変えています。

 鉢を横にひっくり返し、そこから5センチほど鎌で削ります。側面も同じようにして2~3センチ削っていたら、がん腫病(バラの癌)が見つかりました。根が弱ってしまうので急いでねじり釜でこそげ取りました。

 

 その後、上部にも小さい根がたくさんはびこっているので削除。底5センチ、周りと上部2~3センチを削り取り。

 

 結果的に鉢全体の半分位の土を取り除き、その分新しい土を入れています。用土は赤玉中粒3、ボラ土3、腐葉土3、有機質1の割合で作ります。

 

 新しい土を足したバラの鉢。

 

 すっきりしました。水をやると気持ちよさそうです。

 

 私は用土を布団だと思っています。

 

 毎年この時期に30鉢分の用土替えをしていますが、綿打ちなおした布団にくるむとふかふかでとても気持ちがいいように、バラもきっと喜んでくれると思います。

 

 昨年春の開花時のクリスチャン・ディオールの写真です。

 

 バラの栽培を始めた当初は、覚えやすいように固有名詞のついたバラを選んでいました。フランスの知る人ぞ知るデザイナーの名前。

 

赤は赤でもワインがかった赤で好きな色です。

 

 

2023年

2月

11日

より大胆に

 バラの鉢替えの季節になりました。

 

 私のバラも高齢になりました。今日はこの小さな鉢で20年も生き続けている「クリスチャン・ディオール」の古株の枝をのこぎりでバッサリ。

 

 若い枝と世代交代するために、まだ枯れていない、新芽を出すエネルギーを持っている枝ですが、意を決して断行。

 こうすることで次の元気なシュートが出てくるのを促します。今年は他の鉢にも同じように、30㎝の高さを基準にいつもより大胆に、低く剪定します。

 

 ダメになる株もあるかもしれませんが、増えすぎた鉢を整理する目的もあります。

 

 バラの生きる力を信じてメスを入れるのですが、寒い冬の、この緊張感がとても好きです。

 

 

2023年

2月

05日

人生のネタ探しとはっちゃん

 2月3日節分の日に、不思議な方の講演を聞きました。

 

 粕屋町サンレイクさくらホールでの飲酒運転根絶フォーラム2023で、「ゼロにするまで私たちにできること」という内容で講演された岩本初恵さんこと、はっちゃんです。

 

 漁師だったお父さんの8千万円という借金を苦に、お兄さんがアルコール依存症にになられその闘病を支えられたこと、ご自身はお父さんからの教えを守って、一代で100億円企業を築かれたことなどを、勢いの良い佐賀弁交じりの言葉で話されました。

 

 一時間があっという間でした。

 

 原稿なしで最初から1時間、トーンが変わりませんでした。

 

 ユウチューブでも発信されているというので見てみましたが、同じ口調でした。

 

 そのどの内容を見ても、父の教えを守って明るく前向きに生きるという、信念に溢れた言葉の数々。ご自分は3度結婚し3度離婚されたという普通はあり得ない話。

 

 この方の会社は女性社員への福利厚生が進んでいると評判で、そのことが企業成績を上げている大きな要因だとおっしゃっておられました。

 

 飲酒運転根絶フォーラムでは、寛太君の友達だった方がアナウンサーとなり、司会を担当、博多高校の生徒会の皆さんの発表もありました。

 

 事故から12年経ち、何度も押しつぶされそうになりながらも皆さんの支えで何とかここまでこれたと、NPO法人はぁとスペース代表の山本美也子さんの感謝の言葉。

 

 この山本さんも素敵な女性です。母としての悲しみをどうやって運動の原動力とされたのか不思議な気がしますが、講師の岩本さんの言葉に「人生はネタづくりと思って楽しんで生きてきました」という言葉と合致するのかな。

 

 何事も感謝、苦を楽しんで生きれば、そこには必ず花が咲く、そんなお話でした。

 

 

2023年

1月

29日

地べたの民主主義と女性議員を増やす会

 1月28日の夕方6時よりオンラインで上記の講演がありました。主催は「福岡・女性議員を増やす会」です。

 

 187票の差で昨年6月現職を破り東京杉並区の区長になられた方で、年齢的には私の子ども世代、1974年生まれ。

 

 「私がつかんだコモンと民主主義」という著書を読んでいましたので、とても寒い夕暮れでしたが、JRと西鉄電車に乗り継いで、アミカスまで行ってきました。

 

 肩書は公共政策研究者。2003年からオランダ、ベルギーで国際政策シンクタンクNGO[トランスナショナル研究所」の研究員として世界各地の公共サービスの民営化の実態や、公共サービスを住民の手に取り戻す「再公営化」などについて調査・研究してきました。

 

 一連の流れを地べたの民主主義と唱え、地域自治中心主義を前面に出されています。

 

 今回の選挙は児童館などの廃止を打ち立てた現職への対立候補として担ぎ出した草の根市民活動団体の見事な勝利でした。

 

 今日のオンライン講演会の主催者団体は、2018年から福岡で女性の政治スクールを運営していて現在5期終了。その間、福岡県議会議員2人、市議会議員7人、町村議会2人の計11人が誕生。

 

 2年後の粕屋町でも町会議員の選挙があります。この「増やす会」に入って粕屋町でも女性議員の数を増やす手助けをしたいと考えています。

 

 

2023年

1月

28日

バラの接ぎ木

 1月28日、サンレイククラフトルームでバラサークル毎年恒例の「バラの接ぎ木」講座がありました。講師は田主丸、井上農園の井上謙二さん。参加者は会員外の、初めての方も含めて28名。

 

 古くなった株の更新として、古株の枝の形成層と台木の形成層と合わせテープで固定します。それに井上さんは毎年新しい品種の穂木を用意してくださるので、その枝で接ぎ木を。

 

 成功率は人によって違いますが、私は昨年から参加で今年2年目。成功率は人によって様々ですが、昨年の私の成績は50%、2本の苗が無事に育っています。

 

 バラの育成栽培において、また別の楽しみができました。昨年成功したバラは大きく育ち、今年のバラ祭りに出品できそうです。

2023年

1月

25日

金柑の甘煮

 10年に一度の寒波到来ということで、閉じこもりの2日間でしたが、皆さんはいかがお過ごしでしたか。

 

 雪が降る前に鉢植えの金柑を摘み取っていましたので、金柑の甘煮を作りました。金柑の木は寄せ植えで使ったものを植え直しました。

 

 2鉢で900グラムもの金柑が取れたんですよ。

 

 金柑は風邪で傷んだ喉や花の回復をサポートし、粘膜を強くする栄養が豊富だとか。今の時期にぴったりの甘煮ですね。

 

 

2023年

1月

24日

実家よりも実家「じじっか」という拠点

 1月20日の福岡県女性議員ネットワーク研修会の第2部は「じじっか」訪問でした。テーマは「支援対象児童等見守り強化事業~じじっかの取組み~」。

 

 講師は「一般社団法人umau,(ウマウ)」副代表 中村路子さん

 2014年12月にママを一人にしない母子家庭団体が発足し、その後、合同会社nmaruとなり、そして2021年3月に一般社団法人化しました。

 

 じじっかとはひとり親を中心に「貧困家庭の脱出」、「「地域子育ての実現」を目指して一般社団法人umauが運営する拠点です。広い倉庫を改修して「じじっかパーク」ができました。私たちネットワークの議員はそこで研修を受けました。

 

 実家よりも実家にということをキャッチフレーズに、講演では、血縁のない200以上の世帯がお互いに助け合って、支援される側がいつのまにか支援する方に回っているという、不思議な現象が起きている暖かい循環がありました。

 

 登録会員であれば、いつでも「ただいま」とドアを開けれるし、金、土、日の3日間はみんなと一緒に食卓を囲める子ども食堂を運営しています。

 

 じじっかパークの一角にお店のようなギフトルームがあります。

 必要なものをもらえればお金は節約できる。だからといって、段ボールの中に雑然と入れられた状態から持ち帰るのと、きれいに陳列されて「店で買い物」するように選ぶのとでは全く違うとおっしゃっていました。

 

 運営メンバーが大切にしている「みんなの心をデザインする」ということがこのギフトルームに表れているようです。

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2023年

1月

22日

全国初、久留米市のZEB化の取り組み

 1月20日に久留米市で福岡県女性議員ネットワークの視察・研修を行いました。

 

 内容は「全国初、既存公共建築物のZEB化工事」で、講師は環境部環境政策課、都市建設部設備課、同じく営繕課の3人の職員でした。

 

ポイントは

  • 改修をZEB化で可能(既存技術の組み合わせ)
  • 改修をトータルで考える
  • 部局間連携の重要さ

 

2019年にZEB化可能性調査を4施設行い、ZEBランキングを確定。環境部庁舎において環境省補助事業の採択、2021年度に施工。以下スライドより説明します。

 

 

  ZEB化とは(Net Zero Energy Building)の略で、定義としては快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物。

 

 今回の取り組みを図で表せば下のようになります。

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