2022年
6月
25日
土
6月24日に「令和4年度粕屋町立小中学校教育説明会」が開催されました。
粕屋町の小・中学校6校の校長先生と主幹教諭の方が4年度の教育方針を説明されました。聞く側は、教育委員さんと町会議員です。
以前はもっと大掛かりに、そして対象者も幅広く、質疑応答などもある、学校経営発表会という名称で開催されていましたが、段々と今の形式に落ち着いたようです。
6校の説明をじっくり、といってもパワーポイントで各校10分ずつ説明され、それぞれに特色ある説明会となっていました。
私の感想
・学力はどの学校も全国平均か、それ以上で確実に上がっているようです。
・ICT教育が思いのほか進んでいます。みんなが使えるという初期の段階から
電子黒板、実物投影機などを使って情報を共有するところまでは完全にクリア。今後、そ
れがどのように発展していくのか、とても興味津々です。
・どの学校にも特別支援学級数が多く、そのことをとても大切に思ってくださる先生方が多
いように感じられました。
・ある学校では重点の一つにPTA改革が上げられていました。「できる人が、できる時に、できることを!」が合言葉に、ボランティア制による運営を目指しておられるようです。
世の中の流れが粕屋町にも、ということでしょうか。よい流れです。
※気になったのは教育委員会の教育目標と主要点検施策、そして点検及び評価報
告の公表の仕方。少しあいまいになってきたのではないかと思います。
2022年
6月
24日
金
6月23日の毎日新聞夕刊より抜粋します。
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太平洋戦争末期、米軍は日本本土を攻撃する拠点とするため沖縄に侵攻。1945年4月1日には沖縄本島中部に西海岸に上陸した。日本軍は本土決戦時間稼ぎのための持久戦を展開し、6月23日に司令官が自決するまでの3カ月にわたる地上戦となった。
犠牲者は日米で約20万人。住民約9万4000人(推計)が戦争に巻き込まれるなどして命を落とした。その他沖縄出身の軍人・軍属2万8228人と合わせて、沖縄県民の4人に1人がなくなったとされる。
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この記事を読んで、77年前の沖縄の悲劇が現在のウクライナにおけるロシア軍の侵攻と重なりました。
ロシア軍は、ウクライナ東部をウクライナ支配の拠点とするために徹底的に攻めています。民間人の犠牲者も多く、2月24日から4カ月、何人もの人が、ロシア軍も含めて犠牲になったことでしょう。
77年前の戦争を、もう少し早めに終わることができていたらたらあの沖縄の悲劇もなかったのではと思いますが、いったん始めた戦争の終結は難しいのでしょう。
太平洋戦争におけるインド東部のインパール作戦も、終戦前後の死者がとても大きかったと聞いています。逆にそうならなければ終結できなかったのでしょう。国の、軍部の威信をかけて勝利を言い続け、やめることができなかったのだろうと思います。
同じく毎日新聞で、昨年1月に亡くなった作家の半藤一利さんは、絵本「焼跡のちかい」で〈戦争だけは絶対にはじめてはいけない〉と書かれているそうです。
一度始まった戦争を終えるのがどれほど困難か、してはいけないではなく、はじめてはいけないという言葉に込められた思いは、終戦が1日遅れるだけでどれほど多くの命が失われるかを知り尽くした人だったから書けたのではないか、と記事を載せた小国綾子記者は書いています。
「戦争を始める兆候を見逃さないということ」を示唆しているのかなと私は思います。その口実を与えない強い意志と武力に頼らない不断の外交努力が必要です。
77年前の沖縄、そして現在のウクライナ、私たちはどこに目を向けなければならないのか、ただ一つ言えることは武力は決して抑止力にはならないということではないでしょうか。
一度武器を手にすれば、段々にエスカレートしてだれも制御できないのでは?
はからずもそうなった場合に誰が戦いを終結する指示を出せるのか。より多くの犠牲が伴う事態、悲惨な地獄のようなところまで行き着かないとできないものではないか、そのように思えてなりません。
下の写真は「月桃のはな」。同名の歌を今年初めて知りました。沖縄ではとても有名な歌のようです。歌の紹介をします → (こちら)
2022年
6月
22日
水
この花の名前はローズゼラニウム、またの名を蚊よけ草といいます。この花のそばには蚊が寄ってこないということからついた別名のようですが、実際はどうなのかわかりません。
ハーブの種類であることと、名前にローズがつくことで気に入っています。
バラの開花に合わせて咲きます。四季咲きもあるようですが、我が家のものは一季咲き。
花が終ってあちこちへと伸びた枝からさし穂を作ります。今年は30本できました。
どのくらい成功するでしょうか?
2022年
6月
15日
水
前回に続き、6月議会での「町立保育所建替え工事請負契約締結議案」に対する私の賛成討論をアップします。
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議案37号、町立保育所建替え工事請負契約締結について、賛成の立場で討論します。
6年前の、平成28年(2016)6月議会で当時の執行部は突然町立保育所2園を民営化する計画を発表しました。私はちょうどその年度から厚生常任委員長になっていました。
民営化に関しては審議の中で計画発表、事業開始から完了までが短期間であること、過去に2度保護者の反対で中止になっていることからこれは議会全体で取り組む必要があると思い、「町立保育所建替えに関する特別委員会の設置」を提案、可決されました。
その結果、所管の厚生常任委員会だけでなく議会全体で取り組む体制ができ、あとで振り返ると、これが全議員の問題意識の共有ができ、議会全体での合意形成が取りやすくなりました。
議会審議の中で印象的だったのは、保護者の町立保育所に対する強い信頼があったことでした。逆に言えば、保護者が町の保育行政を高く評価していたことなのです。
周りの町民も同じ気持ちがあったからこそ、お盆を挟んだ夏の暑い日々にもかかわらず1か月半という短い間に9000人を超える署名が集まり、保護者の気持ちをまとめた請願が提出されました。
議会も全議員で取り組むことによりその熱意に応えることができ、その後、別の形で特別委員会を作り、議会として提言書を箱田町長に提出することもできました。
そして今議会での「町立保育所建て替え工事請負契約締結についての議案提出となりました。
しかしながら今回7億8千3百万円もの経費をかけて町単独で建て替えを決断されるにはかなりの歳月、そして決断が入ったことでしょう。行政の皆さんの真摯な取り組みに心から敬意を表します。
中央保育所は支援を要する子どもも多く、0歳から5歳までの園児に通常の保育をしながらの敷地内での建て替え、園舎取り壊し、園庭、駐車場完成までに1年半かかり、工事費の落札率が99.1%と聞きましたが、これに対してはいろんな考え方があると思いますが、それだけ工事を請け負う側も慎重に安全対策に力を入れる心づもりがあるのでしょう。
この子育て支援の取り組みが町のさらなる発展につながることを祈念いたしまして、賛成討論といたします。
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6月4日に行った、くじゅう花公園のバラです。凛として咲いていました。
2022年
6月
14日
火
6月14日の議会最終日、中央保育所建替えに関しての議案「町立保育所工事請負契約締結に関して」において賛成討論をしました。そして議案は全員賛成で可決しました。
長い戦いが終わりました。
その戦いの芽生えは平成18年(2006年)に町がまとめた「粕屋町行財政改革大綱」から生まれました。国から地方への権限移譲の「三位一体の改革」により、行財政改革を最重要課題と位置付け、最小の経費で最大の効果を上げるとともに、健全財政を継続するために町は改革推進委員会を設置し、審議の結果の答申を受けて策定されたものです。
要は「民営化の嵐」、外部化(アウトソーシング)推進の到来です。筆頭に保育所が上げられ平成18年に選定委員会設置の議案が出ました。
最初から民営化ありきで、その業者を選ぶための委員会設置という、ゆがんだ形での提案でした。
総務常任委員会で審議となっていましたが、必死の覚悟で現場管轄の厚生常任委員会に移し、そこで審議をするよう求めました。議員になった翌年、女性議員一人の孤独な戦いが始まりました。
西保育所の民営化問題はこうして始まりましたが保護者の請願提出で多くの署名が集まり中止に。その後大川保育所はすんなり民営化、中央保育所の番になりました。
平成23年、西保育所と同様に強烈な保護者の反対にあい、新たな認可保育所(青葉保育園)誘致で民営化はひとまず中止に。
その後、再び5年前の平成28年に中央保育所、仲原保育所の2園同時の民営化計画が提案されました。
そして本日、保護者が求めた中央保育所の町立のままでの建て替え工事請負締結の議案が可決されました。効率の良い事業債は使いますがあくまでも町単独の費用、しかも物価高騰などにより工事費7億8千3百万円、落札率は99.1%でした。
次のページで賛成討論した内容をアップします。
2022年
6月
13日
月
6月12日に町外地域猫活動を推進している2つの団体さんにお目にかかりました。
動物愛護団体キーテイルのSさん、動物虐待撲滅代表のTさんのお二人です。二人ともこの6月議会で「地域猫活動支援」の一般質問したことから、是非会いたいという申し出があり、図書館横のせせらぎ公園の藤棚の下でお話を聞きました。
粕屋町にも問題の地域があって関心を寄せられていて、キーテイルさんは昨年10月に箱田町長にも会われたということでした。
虐待撲滅Assaultさんのお話はショックでした。粕屋町民からの通報で現場に赴き調査、解決の糸口を求めて何とか収まった様子を伺い、今回一般質問をしてよかったなと思いました。
昨年4月の選挙活動の時からの課題でした。何ができるのかわかりませんが、とにかく今日示された数か所の調査をしようと思っています。
その後、猫に関して地域で困っている方と役場、保護団体をつなぐ、そして猫自身がその生を全うできる、そんな世話人のような活動ができたらと考えています。
せせらぎ公園の鳩たちです。
2022年
6月
11日
土
6月6日の一般質問で私は3つの項目を上げました。その中の一つ、「小・中学校の増改築計画について」という項目を準備する段階で国の新たな動きを知りました。今、そのことをもとに問い質(ただ)す機会を得たことを感謝しています。
準備の段階での発見は2つ。
1つは文部科学省が平成16年以降手つかずそのままだった方針を改訂し、令和2年(2020)の12月に「学校施設のバリアフリー化の具体的な数値目標を示し、推進のために補助金を交付する」ことを発表していたことです。
私はその直前、令和2(2020)年9月に粕屋中学校のエレベーター設置についての一般質問をしています。その時の執行部の回答は粕屋中学校での設置が終わると残りは中央小学校と大川小学校でした。
ともに大改造計画時に設置するとの答弁でしたが、今回示された中央小学校の第2次から4次まで図面にはその設置の記載がなく、これはどういうことかと、早速問い質(ただ)すことにしたのです。
質問通告書を出す段階ではまだ文科省の新たな動きを知らず、計画を確実に実行してくださいとだけ述べるつもりでしたが、国の動向を調べるうちに、この国のバリアフリー化加速の動きを知り、これは粕屋町にとって大きな飛躍のステップになると感じたのです。
問いかけを「学校施設全体のバリアフリー化に向けての改築」へと発展させる質問内容にしました。
2つ目の発見はインクルーシブ教育にバリアフリー化が不可欠であるということが確認できたことです。理念だけではなくハード・ソフト面での設備、人的配置が必要なことが確認でき、この具体的な実践が粕屋町のインクルーシブ教育をより発展させるのではないかと思いました。
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インクルーシブ教育は2006年12月の国連総会で採択された「障害者の権利に関する条約」で示された理念。障がい者が社会において積極的に参加・貢献することができる「共生社会」を目指すために、障がいを理由に排除されることを生み出さず、学校生活の中に参加し、学習することを推進する教育を実践すること。この目的のためにインクルーシブ教育システムが必要である。
インクルーシブ教育システム
インクルーシブ教育を実践するためにはインクルーシブ教育システムが必要で、そのシステムとは以下の3つである。
①障がい者が一般的な教育制度から排除されないこと
②障がい者が生活している地域で初等・中等教育の機会が与えられること
③個々人に必要な合理的配慮が提供されること
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特に合理的配慮のハード面を進めるにあたって、国の新たなバリアフリー化の方針を実行できるチャンス到来。これは粕屋町にとって大きな追い風となると感じました。
今議会では仲原小学校と中央小学校の工事請負契約の締結についての議案が上程されています。
そこで私は今回の一般質問でエレベーターやその他の項目の数値目標についての問いかけをしました。
打ち合わせの段階で担当者が国の改定を把握していないことがわかり、空振りにならないよう念のために上記の国の指針による具体的な問いかけを事前に示して臨みました。
また、常任委員会の議案審査の際にも、改築での各項目での数値目標が現段階ではどうなのか、改築時にはどのようになるのか、また、その動きを加速するように求めました。
まだ道半ばという段階ですが、担当部署が意識して事業を行えば可能になる時が到来しているのです。目標到達に向けて頑張ってほしい、そして粕屋町のインクルーシブ教育がより発展することを心から望んでいます。
2022年
6月
05日
日
6月4日にバラサークルのバスツアーで「くじゅう花公園」に行ってきました。
「ようこそ風香る花の村へ」はくじゅう花公園パンフレットのキャッチコピーで、その名の通り素敵な場所でした。お天気に恵まれ、なにせ翌日の5日は一転して雨となりましたので本当に幸運でした。
はるか向こうに見える九重連山を借景に、バラだけではなくいろんな花が散りばめられて、おとぎの国に来たよう。もう少ししたらラベンダーの丘も楽しめそう!
2022年
6月
03日
金
6月3日より6月定例議会が始まります。私は今回一般質問通告書を早く出したので6日(月)の9時半より始めることになりました。インターネット中継をしますので是非ご覧ください。
項目は3つ
ポイント
①学校のトイレに生理用品配置について
昨年の6月議会で「生理の貧困」と題してトイレに生理用品を配置してはどうかと質問をしました。使用期限の近い備蓄品40袋を提供するということでしたがそれ以上の進展はありませんでした。
私は経済的な問題という側面だけでなく「生理」という事象が当たり前のこととして認知され、それが遅れている性教育の突破口になると思っているので、そのことを訴えるつもりです。
②学校の増改築について
粕屋町の子ども人口の伸びは鈍化しています。そのことを踏まえ、また特別支援学級数増加の対応の基本的な考え方、学校バリアフリー化が進んでいるかどうかの検証を行います。
③地域猫活動支援について
法律で殺処分を禁止したので、粕屋町は要綱を作って地域猫活動を支援する取り組みを今年から始めています。不妊去勢の手術費を県と町とで全額補助します。
ただ、地域猫活動は近隣住民の協力がないと進展しません。地域住民への理解を深めるための取組みとなっているかを問います。
2022年
5月
29日
日
5月28日は粕屋町の4つの小学校で運動会がありました。私は来賓として中央小学校の運動会に出席しました。
ブログラム3の校長先生の話。
突然に、「みなさーん、元気ですか?」。校長先生の呼びかけに子どもたち「はーい」。
運動場中に元気な声が響き渡りました。
不思議な始まりの中央小学校の校長先生のあいさつの言葉。「元気ですか?」と問われればよほどのことがない限り「はい」と応える。まして相手は児童。周りのみんなの元気な声が、ちょっと不安だった子にも伝わり、そう元気なんだ、自分も頑張ろうという気持ちになったのでは。
3年ぶりの運動会。様々な制約の中で先生方はコロナ対策よりも熱中症対策を重視しておられたようで、細かな配慮がなされていました。運動会を3段階に分け、保護者は自分の子の時だけ観覧。その後すぐに入れ替わり。それが休憩時間にもなり、何度も水分補給の案内。
締めの終わりのあいさつでも同じように校長先生は「元気ですか?」、子どもたち「はーい」。続いて「みんなの元気な姿に先生たちからお礼の拍手」パチパチパチ。私たち周りの大人、保護者も一斉にパチパチパチ・・・・・・・・・・・。
静かな感動に覆われて、青い空がまぶしかったけれどもすがすがしさが残る運動会。
なんという教育スキルであろうか。
子どもたちの精一杯の演舞にウクライナの子どもたちのことを思った。私たち大人はこの子どもたちの未来を奪ってはならない。今できる精一杯のことをして平和な世界を築きたい、築かねばならぬ。
先生方の教育に傾けるひたむきな姿を目の当たりにして、私も自分に課せられた仕事を頑張らねばと強く思わされました。
2022年
5月
25日
水
皆さんの地域に野良猫はいませんか?
昨年の選挙活動でいろんな地域を回っていましたら、野良猫についての多くの苦情が寄せられました。皆さんの思いはわかるのですが、我が家はずーっと犬を飼っていて、夫が猫は苦手としていたので、どう対応してよいかわからずに、そのままになっていました。
ところが昨年秋、我が家の愛犬トイプードルが天寿を全う、というより15歳で、舌癌で死にました。病名がわかってもどうすることもできずに、夫の献身的な介護にもかかわらず、あっけない最後を迎えました。
八木山霊園に我が家の愛犬4匹が眠っています。
そんなこんなで私も猫問題に向き合うことができるようになりました。
殺処分の多さが引き金となって行政も変わりつつあり、国が法律を改正しました。粕屋町でも取り組むようになり、広報かすや5月号に掲載されました。「地域猫活動を支援します」という記事でしたが、皆さんお気づきになられたでしょうか?
野良猫を地域住民が責任を持って見守り、地域猫にすれば不妊去勢手術の費用を全額行政が持つというものです。
神戸市に「人と猫との共生に関する条例」というのができて、全市民で野良猫と向き合う活動をしていることをネットで知り、5月の連休旅行を利用して、市役所に視察に行ってきました。
20年近くの市民活動から生まれた野良猫支援。議員提案で条例ができたとのことでした。動物共生センターでの猫舎、行ってみてびっくり。猫は室内で飼えるということでした。猫の穏やかな表情に癒されました。
神戸市の取組みを参考に、粕屋町の現状、今後の方向性を探るために6月の一般質問に取り上げることにしました。
2022年
5月
21日
土
5月21日、粕屋東中学校の体育祭に来賓として出席しました。3年ぶりの体育祭。いい天気に恵まれ素晴らしい演舞を見せてくれました。
生徒たちの動きがきびきびとして好感が持てました。先生方も体操服からマスクまでブロックの色を纏い、生徒もブロックごとにマスクをそろえたり。演出も細かいところまで手が込んでいて、観客を飽きさせませんでした。
印象に残っているのは白ブロックの大縄跳び。最初はうまくいったのですが2回目、3回目がうまくいかず、その後も何度もひっかりカウントできず。それでも最後まであきらめず、リーダーが何度も何度もぎりぎりまで大縄を回したことでした。
総合第2位、白組のリーダーに大きな拍手を送りました。
よさこいはとても全体を盛り上げてくれました。東中のすべての生徒が昼休み、放課後と3週間かけて練習。
体を動かことや集団行動がに慣れていないことで、とまどいが多かったでしょうに、校長先生がおっしゃっていた「2年間のブランクを経て、これからが新しい東中学校のはじまりです」の言葉通りの、のびやかな姿に感動しました。
2022年
5月
18日
水
5月17日の総会で、福岡県女性議員ネットワークの会長に就任しました。写真は力をつけようとマスクを外して「エイエイオー!」と掛け声をかけての撮影。
福岡県には国会議員から町村議員まで159人の女性議員がいますが、そのうちの65名で組織している超党派の議員の集まりです。来春は統一地方選挙の年で、粕屋町はちょうど中間での選挙、すでに昨年終わっているのでお引き受けしました。
自治体議会の中でたった一人の女性議員、かって私もそうでしたが、しかも無所属では思うように活動できないことも多く、そんな悩みを抱えている女性議員の学びの場でもあります。年会費3000円の財源で運営、行政職員や大学の先生などに講師に来てもらい研修を重ねています。
福岡県の女性議員159人は全体のおよそ10%。まだまだ少ない女性議員。仲間を増やすことが最大の課題です。来年の統一選に向けて、今年は私たち自身の思いを深め、力をつける年にしたいと願っています。
2022年
5月
15日
日
先日の夕暮れ時に駕与丁公園を散歩していた時の写真です。帰ってパソコンに取り込みましたら、雨の雫がバラの涙のように見えました。
5月14日にフィンランドの大統領はロシアのプーチン大統領に電話し、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を数日以内に申請する方針を伝えたと報道がありました。
ロシアのウクライナ侵攻から2か月半、政局は新たな局面を迎えることになりそうです。フィンランドは西欧とロシアの間で伝統的に中立路線を維持してきましたがロシアのウクライナ侵攻を受け、政策転換をしました。
承認され、フィンランドが攻撃を受ければ、NATOが動かざるを得ない、全面戦争への火種を作ることになります。
先日のマリン首相(フィンランド)の訪日はそうしたフィンランド外交の流れで、日本にも支援を求めるというもののようでした。
そして、今日は沖縄本土復帰の記念日。ところが。島民の期待もむなしく米軍基地はなくなるどころか、中国の動きに呼応して軍事基地としての強化策が活発に進んでいるようです。
写真のバラはピースという名のバラです。第2次世界大戦中にフランスで生まれ、ひっそりとアメリカに持ち出され、無事に生き残った名花で、その由来から「ピース」と名付けられました。
駕与丁公園のあずまやのすぐそばに咲いています。
大好きな北欧のフィンランドが戦争に巻き込まれませんように、ロシアがウクライナから撤退し、一日も早く平穏な日が来ますように、そして沖縄からアメリカ軍が撤退し基地なき島になりますように、ピースという名のバラに祈ります。
2022年
5月
12日
木
駕与丁公園のバラ園のライトアップ。
少し時間が早いのか恋人たちはまだいない。たくさんの恋が実るといいな。
5月8日のバラ祭りはボランティア活動が忙しくてゆっくり鑑賞できませんでした。雨上がりの、夫とのデートです。
2022年
5月
09日
月
3年ぶりに開かれたバラ祭り。たくさんの入場者がありました。最後まで残った人に町からの特典。母の日を記念して1輪のバラが直接町長から手渡されたのです。私はオレンジを選びました。いつものことですが、やはり嬉しい。
今年は、バラサークルのテントでバラ栽培ミニ講座の司会進行役で午前・午後2時間担当しましたので、ほとんどテントに張り付いていました。
毎年お隣は福祉関連の団体の出店がいくつも並ぶのですが、今年は1店だけだったようで、ちょっと寂しく思いました。コロナ禍の中での開催ということで自粛されたのでしょうか。
3年ぶりでどれだけの入場者があるのか心配でしたが、完全復活だったかな?
ミニ講座は呼び込みをしなければブースまで入っていただけず、かなり呼び込みをしました。それでも用意していた資料50部は配布できましたよ。
今回の講座担当は私にとっては初めての経験でちょっと緊張しました。参加者の質問はかなり具体的で来年はもっと良いものを、と宿題ができました。
バラサークル会員として20年。鉢栽培の楽しさを広げたいと思っていましたので、再びこうやって多くの方と楽しみを共有できるチャンスに恵まれたことを感謝しています。
病害虫防除の講座とバラサークル会員のバラ18鉢です。私はデンティ・バス他3鉢出すことができました。
2022年
5月
05日
木
5月1~4日まで娘と神戸旅行をしました。私は「地域猫活動」の先進地事例視察、娘は子どもの3年ぶりの文化祭を見に行くための旅でした。
以前から興味のあった北野異人館を訪問。まずはデンマーク館。そして英国館へ。今回の神戸観光で特に印象に残ったのはこの英国館のイングリッシュガーデンです。そんなに広くないのですが勾配を生かしたデザインでした。
横浜ガーデンのコンサルタント、河合伸志さんの作品ということでしたが、コンパニオンプランツの使い方、大きな木とバラの組み合わせ、庭全体を4つの部門に分け、関連した配置が抜群という印象。
バックに英国館があるから映えるのかなとも思いましたが、バラがあるからこその館の庭。やはり素晴らしい。
2022年
5月
02日
月
昨年の選挙活動の中で最も要望の多かったのは飼い主のいない猫による糞や尿にの被害でした。今でも時々電話がありますのでその対策を常々と思っていました。
広報かすや5月号に「地域猫活動の支援を開始しています」とあります。今回の着目点は飼い主のいない猫に対する不妊去勢手術費用の全額を町が負担するというものです。
画期的です。
しかしながら、地域猫の不妊にはまず「地域猫活動グループ」を組織しないといけない仕組みです。
猫の捕獲、えさの管理や糞尿の後始末を行うために地域猫グループを立ち上げ、地域猫として登録したものに対する手術の費用などに対する補助を行政がするもので、その後はそのグループが責任をもって管理をしなければならないようです。
これはこれでかなり大変。グループを立ち上げてくださる町民がいるだろうか?
今回はまず国、そして県の流れがありますのでその辺も含めて調べたいと思い、インターネットで検索すると「神戸市の人と猫との共生に関する条例」に出合いました。
人との共生という言葉が心に残り、さっそく調べようと問い合わせ、神戸市役所、共生推進協議会に連絡を取り、5月2日に行政視察をすることにしました。
報告は次に回します。
2022年
4月
29日
金
2022年
4月
28日
木
庭の草取りをして、日陰でコーヒーブレイク。甘味はチロリアン、おいしかったですよ。
バラの花が一気に咲きだし、雑草が目立つようになり、久しぶりに三角鎌を握りました。草は取っても取っても追いつかず、鎌で掘り起こすと土の中は根だらけ。すぐに生えてくるはずです。でもこれも命の源、いとおしいですね。
2022年
4月
25日
月
20数年近く乾癬という皮膚病に悩まされてきました。少し収まっていたのですが、最近急に悪化し体中にかゆみがあります。毎週通院して光線治療を受け、家では朝夕薬を塗っています。
かゆみが原因なのか、夜なかなか寝付けなく、睡眠不足が続いています。眠れないと何となく不安になりますね。年を取るとはこういうことなのか・・・・。
自分が高齢者なのだと自覚せざるを得ない日が私にもついに来たようです。
パンフレットからの乾癬の説明です。様々な外的・内的要因がありはっきりとしたことはわからないようです。日本には現在40万人という患者さんがいるとのことです。
長患いをしないのが取柄でしたが、少し状況が変わってきました。元気でなくて当たり前。「老い」を受け入れ、「老い」を乗り越えなくっちゃとあがいています。
今年は寒い日が続いたせいかバラの開花が1週間ぐらい遅いような気がします。元気な早咲きのバラを紹介します。去年、鉢から植え替えした生垣のモッコウバラと蜜を求めてハナアブが飛び交っていたノイバラ。
バラから元気をもらいましょう。
2022年
4月
21日
木
4月17日18時よりさくらホールで「箱田あきら町政報告会」がありました。内容、進行は期待以上であっという間の80分でした。
箱田町長はとても慎重な方です。町政報告会についてもっと早く開催されたらどうですかと、お話したことがあります。1年ほど前の話です。その後様子をうかがっていましたが・・・・。
そして、今回の案内。喜び勇んで行きました。
というのも私は、先の町長選挙の際、政策協定を結び箱田候補を応援。そしてずっと支持してきました。彼の一般質問に対する姿勢は特に見事です。議員一人ひとりの一問一問に丁寧に対応、まず自分の思い、そしてそれから担当者に振りますが、3日間およそ毎日6時間近く、すべての質問に懇切丁寧。言葉もわかりやすく適切です。
議会中いろんなことがあると推測するのですが、いつも同じスタイル。できそうでこれはなかなかできないと思っています。タフなのだろうか、楽天家なのだろうか。
それにしては多くの方が抱く慎重派とは重ならない、精力的でパワフルな対応。
2022年度の一般会計の予算額が、粕屋町制史上はじめて200億円の大台を超えました。予算案を見た時にびっくり。そして施政方針を聞いたときにさらにびっくり。粕屋町のまちづくりの課題をすべて手掛け、解決しようとする意気込みの数字です。
粕屋町政の舵取りに対する強固な思いがなければとても描けない予算書案。「うーん」と、うなりました。
そして本日の町政報告会のパワーポイントを駆使しての説明。圧倒されました。実は箱田町長がこれほどITを「使える」方だとは思っていなかったのです。ごめんなさい。
しかも内容・進行が一般質問の延長線上のよう。まず課題を挙げ、そして現状報告、それに対するご自分の対応策。
脱帽です。と同時に、私は議員としてのやる気が益々湧いてきました。
たった一つの課題点、ただ箱田町長自身よくわかっておいでだと感じております。
それは4万8659人と5万人まであと一歩と人口は増えていますが、家族単位で増えるのではなく、単身者が多いのです。粕屋町の土地がら、物流の拠点となっていますが、福岡市に隣接している交通の要所で、しかも宅地への変更可能の土地が多く点在しているとなれば、大手の建設会社がほっておくはずもなく、単身者用のアパート建設が多くなっています。
その結果、単身者の転入・転出の傾向大で、数字が安定していないのです。
また、今住んでる若い世代が家を購入しようとしても土地が高く、手が出せないという事情もあります。そんな中、教育に力を入れて若い世代を呼び込もうといくつかの政策を挙げられています。
粕屋町が多くの若い世代にとって魅力的な街になるように、その結果の、市制実現かなと感じました。長くなりますので今日はこの辺で。
2022年
4月
19日
火
庭に咲いていた白い花。日陰で目立たず、ひっそりとしたたたずまい。
調べてみるとカラスウリの花でした。
アルバムに納め、それを他の花と一緒に2020年の行政区主催の「趣味の工芸展」に出品しました。
烏瓜(カラスウリ)とこの花が結びつかないことと、白く繊細な野の花のたたずまいに魅了されている方が多くいらっしゃいました。
そのうちのお一人がちぎり絵を学んでおられ、題材に使いたいとおっしゃられました。お役に立つならばとすぐに快諾。
早速制作に取り掛かられ、2021年度の糟屋地区美術展に出品され、糟屋地区社会教育振興賞を獲得されました。
そして今年、2022年4月17・8日の文化協会30周年の芸術祭に展示。案内をいただきすぐに飛んでいきました。
「凛として」という題で見事な作品に仕上がっていました。
何気なく撮った写真1枚がこのような形で発展したことに驚いています。
2022年
4月
15日
金
14日の西日本新聞に掲載されていた、村上祥子さんによるきょうの一品「サバ缶の茶わん蒸し」を作ってみました。
作り方のところに、「サバ缶は筋肉や骨量を減らさないために必要なたんぱく質やカルシウム、ビタミンDが飛び抜けて多く、骨密度を挙げてくれます。」とあったからです。
私は65歳、70歳の健診で受けた骨密度検査で要注意という診断を受けました。その後、浜の町病院で年に1度定期的に骨密度の検査を受けて、薬を処方してもらっています。
薬を飲み始めて4年になりますがなかなか改善しません。
現状維持という感じですが、本来加齢に伴って低くなるものが現状維持ということはいいことなんですよ、と慰めにも似た励ましの言葉をいただいたりもしています。
そんな私にとって「骨密度を挙げる」とは聞き捨てならぬ言葉、即実行!
しかしながら、サバの缶詰はかなり味が濃い食材で上品な茶わん蒸しに合うのかしらと半信半疑でした。
料理はとても簡単。
2人前で、缶詰半分のサバ、あとはだし汁100㏄と卵1個、調味料は小さじ1/2の薄口しょうゆとみりんだけです。新聞には電子レンジを使ってありましたが、私は蒸し器で調理。強火で5分、その後弱火で5分。
素材に味がついているので、卵に火が通るだけ。
見栄えをよくするために、かまぼこを足し、庭からとってきた木の芽を載せ、季節感を出してみました。
おいしかったです。
2022年
4月
12日
火
定期健診の予約は、皆さんはどうされましたか?
今年は5月18日8時30分に予約できました。粕屋町の国保特定健診の受診率は令和2年度は41.5%。60%を目指しています。ぜひ、多くの皆さんに受診してほしいなと思っています。
健診予約の案内は、毎年広報かすや4月号の成人向け保険事業の一つとして掲載されているので、私は年中行事としてとらえています。電話の予約も以前に比べると、しやすくなりました。
健診の際には血中濃度を測るために朝食を抜きますので、早い時間に予約します。昨年は、体重増加と血圧上昇の要注意項目が2点あるということで保健指導を受けました。今年はそういうことのないように努めてはいるのですが・・・・。
血圧は落ち着いています。
体重は微妙です。
4年前が理想の体重です。その後3年間増えっぱなしで数値が上がっています。増えた体重を減らすのはかなり難しいですね。タニタの体重計を買い、毎朝計っています。
それ以外にもいろんなことを試みたのですが長続きしない。今は食事の量を少し減らし、ラジオ体操を心がけています。今日ら1か月間、心新たに短期集中で一生懸命に励みます。目標は体重昨年比1.5キログラム減!
さあ、どうなるでしょうか?
本日、郵便で健診案内の封筒が届きました。
とても分かりやすい健診の流れと、金額。そして医療機関との関連。12ページ綴りのしおりとなっています。
その中に耳寄りな話が。
受診された方には、粕屋町ゴミ袋小2枚のプレゼントがあるそうですよ。
粕屋町の健診率が上がりますように。
2022年
4月
08日
金
写真の本にあるように「1時間パン」のやり方でパン焼きに挑戦。
今日は3回目。時間はまだ不慣れなこともあって、6時15分から用意し始め7時45分に仕上がりました。1時間30分かかりましたが何とか朝食にセーフ、出来立てを食べることができました。
結構おいしい。
素朴なパンです。材料は
まな板の上で手ごね、発酵に30分、焼く時間は190度で13分。
特別な道具もいらず、時間もかからず、材料さえ整えておけば、ご飯を炊く感覚で1時間で焼けます。そのうえコスパがとてもいい! 1個当たり25円でできました。
我が家の朝食はゆで卵とサラダにこのパン1個とホットミルク。
とてもシンプルで、高齢者の食卓にはちょうどいい。
2022年
4月
03日
日
4月3日粕屋中央小学校の運動場で、晴れ渡る春空の下、粕屋町消防団の入退団式がありました。
コロナ禍で2年間来賓の出席要請はありませんでしたので、本当に久しぶりに消防団員の勇姿を拝見し、感激しています。
新団長はあいさつの中で、今回25名の方が退団、14名の方が入団、現在の団員数は164名と報告されました。
そして、これは本来の団員数の7割ということだそうですが、それを8割まで増やしたいという意気込みを述べられました。
いろんな条件が重なって入団希望者が少なくなってきている現状がありますが、地域を守る消防団の役割は今後ますます重要になりますので、何とか団員数を増やす試みが成功することを願っています。
7年前から広報・啓発班の女性消防団の活動、そして今年もまた最新式の消防自動車が加わり、チームとしての粕屋町消防団のパワーアップした活躍を期待しています。
2022年
4月
01日
金
3月30日に福岡地方裁判所で判決が裁判長から言い渡されました。
主文:
1原告らの請求をいずれも棄却する。
2訴訟費用は原告らの負担とし、補助
参加費用は補助参加人らの負担とする。
理由:
原告らの請求はいずれも理由がないからこれを棄却することとし、主文の通り判決する。
原告の住民の皆さんが4年間闘ってきた結果が「棄却」、そして理由なし。
給食センター建設の件については議会でもさんざん議論してきましたから、原告住民の皆さんの主張、行政の立場、司法の捉え方などその主張や判断基準、経過などが知りたくて裁判の傍聴をできる限りしてきました。
今回の判決には驚いています。
正直言ってあまりにもあっけない結果となりました。
給食センター建設には様々なことがありました。国が勧める新しい取り組み、PFI方式での建設において、建設場所が旧給食センターの敷地に隣接していることから安易に考え、敷地に関しての準備を怠ったり、その上、行政のミスが重なったと、私は捉えています。
司法は、行政にミスがあるとしたら裁量権の範囲と考えたのかもしれません。
ただその解釈が正しいかどうかはわかりません。判決内容を記した書類がありますので、情報公開条例にて文書開示を請求し、その内容を精査してみたいと考えています。
※今までの経過
2018年10月 工事遅延損害金の6300万円の返還を求める住民訴訟を提訴。
2022年
3月
28日
月
2022年
3月
25日
金
2022年
3月
20日
日
3月議会の一般質問が終わった週末、8日からやっとバラの鉢替えに取り掛かり、20日に終了しました。
いつもより1ヵ月近く遅れた植え替え、気になっていましたが、いろんなことが重なり、今日まで延びたのでした。
やっと終わり、ちょうど雨も降り、気候も少しずつですが緩み始め、これで春のガーデニングに気持ちよく取り掛かれます。まずは草取りから。
地続きの隣の庭の水仙とヒヤシンス。
青と黄色のウクライナの国旗を思い浮かべながら作業をしています。ウクライナの人の国を思う気持ち、若い指導者。毎日の戦争の悲惨さの画像。
多くの子どもが犠牲になっていますが、誰が撮っているのか、どうやって配信されてくるのか不思議でしたが、これもITを駆使したウクライナ側の戦略のよう。弱小国と強国との対決。こんなやり方もあるんですね。
世界中に送られる戦場の画像。そして各国の議場でのゼレンスキー大統領の演説。日本にも打診があっているような。
各国が具体的に動けない中、世界中の人々への訴えが世論を動かしています。武力では絶対に勝ちそうにない国のギリギリの闘い。どうか一日も早い停戦を!
2022年
3月
19日
土
昨日3月18日に令和4年度の3月議会が終わりました。
私は一般会計予算案の賛成討論を用意して挑みました。途中、力みすぎて息が切れそうになり、マスクを少しずらしました。
粕屋町始まって以来の208億8800万円の大型予算案でしたが、反対討論もなく全員賛成で可決しました。
討論には2つの事柄を入れ、賛成としました。1つは昨年11月に発表された「粕屋町中期財政見通し」、2つ目は中央保育所建て替え事業予算についてです。2点ともここ数年来訴え続けたことだからです。
箱田町政だからこそ実現したんだと確信しています。職員の皆さん本当にありがとうございます。
2022年
3月
12日
土
3月11日14時46分に議会から黙祷を捧げました。
11年前のこの時間も3月議会中でとにかく信じられないことばかり。目の前のことではなくマスコミの報道なので、現実のこととは思えなかったのです。
その後、総務常任委員会で行政視察。タクシーの運転手さんが本当は禁じられているのですがと言いながら、原子力発電所の塔の見える浜辺まで連れて行ってくれました。
私自身のペースで動きたかったので4年前に、陸前高田市、宮城県の亘理町をひとりで訪れました。九州からはとても遠い。特に陸前高田市は新幹線から何度も乗り換え、最後はバスでたどり着きました。
主な目的は古本寄付・売却による費用を全国から募って資料費に充てている陸前高田市の図書館視察でした。1人では些細な金額ですが、図書館開館後、定期的に報告があっていますので現状が知りたかったのです。
移転先一帯は新しい建物が多く建てられていましたが、復興には程遠く、住民の皆さんの不安感を強く感じました。
そして今年の3月6日にサンレイクで上映された映画「LIFE-生きてゆくー」を観ました。原発事故がなければと無念がる消防士の6年にわたるドキュメンタリー映画でした。
福島県南相馬市萱浜(かいはま)地区で両親と子ども2人を津波にさらわれ、必死の思いで捜索を続けていました。が、福島第一原発爆発後、自衛隊や公的支援の捜索活動が中断。その後現地に残り単独で浜辺を探索し続け、再起を願い一面に菜の花の種をまく、消防士の家族への思いを綴った映画でした。
コロナ禍の中で粕屋町の防災啓蒙活動は止まっています。こんな時代に何をすればよいのか、昨日はウクライナ侵攻への思いもあってただただ平安を祈るのみでした。
下記の写真は、2018年に訪れた陸前高田市の資料館からの写真を中心にお届けします。亘理町の防災林に関しては別の機会に掲載します。
2022年
3月
09日
水
3月8日は国際女性デーでした。
昨年はミモザの花をもって参加しましたが、今年は天神で行われているスタンディングには参加できませんでした。
本日の予算特別委員会で協働のまちづくり課の男女共同参画事業についての審査がありました。予算額は審議会の回数減で昨年より少し減額されています。
昨年は苦情処理制度創設などの事業がありましたが、令和4年度は特に目立った事業予定はないようです。
ジェンダー平等を掲げながら、これといった活動ができていないふがいなさを自分自身に感じています。現状に甘んじているのでしょうか。
写真は近所のミモザの木。自分を鼓舞するために我が家にもとミモザの苗を買いました。そしてミモザサラダ、ブロッコリーとゆで卵のマヨネーズ和え。来年はもう少し前向きな内容をアップしたいなー。
2022年
3月
05日
土
駕与丁公園にキッチンカーが4台出店しました。かすや広報に予告されていたので、同僚議員と取材に行きました。
議会だよりの表紙の写真と最後のページの交流広場に関連の記事をアップできないかということで、です。子ども連れの方が数人OKしてくれたので表情豊かな写真を撮ることができました。天気の良い日は心も弾みますね。
3月5日(土)と6日(日)
12日(土)と13日(日)の計4日間、全部で8台のキッチンカーが集合する予定です。クレープ、焼きそば、唐揚げと子どもたちの好きなものばかり。
場所はかすやドームの駐車場とバラ園前です。皆さんも一度お出かけになりませんか?
お昼用にやきそばを買いました。ソースに香辛料が効いておいしかったです。私の感覚では全般的にちょっと高めです。お父さんが娘さん2人にクレープを買ってあげていました。自分の小遣いだとか、かなりの出費では?!
2022年
3月
04日
金
3月4日の本会議で粕屋町議会は全会一致で「ロシア軍のコロナ侵略に強く抗議し、恒久平和を求める決議」を採択ししました。
決議文を紹介します。
粕屋町も抗議声明を箱田町長より発表されました。こちら→
軍事侵攻に、決議文や抗議声明を発表することはどんな力があるのかわかりませんが、今はとにかく強い抗議の気持ちを表すことで、国際社会が団結することが大事。そのことがウクライナ国民、進攻を反対してデモを続けているロシアの人々への連帯につながると思います。
2022年
3月
03日
木
通算68回目の一般質問が終わりました。
今回の質問は「粕屋町中期財政見通し、令和4年度の予算編成について」、今まで何度も取り上げてきた財政の健全化をメインテーマとしました。
箱田町長が町長に就任された翌年の12月から、単年度ではではなく中長期財政計画の見通しに立った予算編成をしてくださいと政策提言を行い、その後、予算決算審査の時期には5万人のまちづくりをどう進めるかという視点も含めて財政計画の必要性を問い、作成・公表してほしいと要望を重ねてきました。
一般的な家庭ではライフサイクルに沿ったライフイベントの準備のために貯蓄、投資(住宅取得・教育費など)、そして返済の流れを作り家計簿記帳をしますが、自治体財政ではなかなかできないというのが現状のようです。
人口動態、国の動き、景気の動向、どれをとっても予測しがたく、ということからのようです。
ところが、この3年間の町政運営の実績からでしょうか、繰り返し要望し続けたからでしょうか、箱田町長は全国の自治体でもまれな「粕屋町中期財政見通し」を昨年11月に公表しました。第5次総合計画に合わせて期間を令和4年度から令和7年度としています。
その見通しで最も注目すべきは粕屋町が抱えている様々な課題解決のための事業をすべて財政計画に入れ込んだことです。健全化対策とするには財源の裏付けが必要ですが、大幅な財源確保は見込めず町債(借金)に頼らざるを得ない。
今後4年間にこれだけの借金をして事業を行いますとし、歳出抑制、歳入確保の計画を立ててありますが、はっきり言って先行き不透明。
無理を承知で公表されたということの影響の大きさを思うと、逆に、責任を果たす覚悟ができているということでしょうか。箱田町長の町政運営への意気込み、並々ならぬ覚悟を強く感じた次第です。
中央保育所の建替え、清掃センター除去、仲原川の改修工事、朝日団地建替えなど、平成4年度の予算では、普通建設事業費は一般会計208億円のなかで47億円となっています。
粕屋町は平成9年に120億円の一般会計の半分の61億円の投資的経費、普通建設事業費を予算化し、それから7年ほど駕与丁公園整備、かすやドーム、かすやフォーラム、サンレイクなどを建設するにあたって町債を増やしてきました。
また、大型の公共工事として水害の発生を抑えるために役場、フォーラムの駐車場の地下に調整池、大池公園の整備なども重ねてきました。
下記の写真はバラ園展望広場から見た駕与丁公園、かすやドーム、サンレイクです。実に美しい光景です。
28年経った現在、借金の返済は順調で、町民一人当たりの町債残高は福岡都市圏10市7町(2021年3月)の比較では最も低くなっています。
生涯学習の諸施設、水害回避のための調整池、水路改修などは町民の今の生活を豊かに潤すのに大いに役立っています。
順調な町税の伸び、行政評価を含めた、総合計画とも連動した町政運営の在り方などに努力を重ね、今では福岡都市圏10市7町の中では最も安定した、潜在的な力を持つ自治体になりました。
次世代のためのインフラ整備や、今まで目を背け、先送りしてきた負の遺産にも真正面から取り込もうとする箱田町政にエールを送ります。もちろんチェックは怠りません。
来週月曜日の7日から始まる予算特別委員会での担当者の説明を楽しみにしています。
2022年
2月
24日
木
2月23日(水)に3つのオンラインによる会議、勉強会に参加しました。合計6時間でした。家にいても学べることの多さに、今の時代を生きる醍醐味を感じました。
内容
ボランティア活動、パソコン講習、そして議員としての研鑽を積む勉強会などの内容ですが、新型コロナウイルス感染拡大で行動制限を受けていても工夫すれば1日にこれだけの学び、交流が可能でした。
もちろん対面に勝るものはないと思いますが、やれないとあきらめるよりも、やれるやり方でやるというスタンスで行動を起こすほうが前向きです。
移動がないだけデメリットよりもメリットのほうが多いかもしれません。臨場感もあります。
新型コロナウイルス感染拡大第6波の勢いはまだ収まりそうにもありません。チャレンジは続きます。
昨年「頑張って」と励ましにいただいた胡蝶蘭。年を越して花が開き始めました。夫の手入れの賜物です。これも1つのチャレンジでしょうか?!
2022年
2月
22日
火
2月21日12時半からの接種でやっと3回目の新型コロナワクチンの接種が終わりました。
今回は人数が少ないのかな、とてもスムーズで受付から待機まで30分で終了でした。これで3月議会の出席も一般質問の登壇も可能になり、ちょっとホッとしています。
2月初旬の一般質問の受付前から体調の厳重管理。もし発熱したら役場に行けないし、受付もしてもらえない。受付をしてもらえなかったら、当たり前ですが一般質問の68回目の登壇もできない。
親戚の看取りを身近でしたので、いろんなことが不安でしたが、しなければならないときは何はさておきやらなければならない。本当にお世話になった故人でした。92歳の、全力で生き切った生涯でした。
2月13日告別式での53年間の友情を語った友の弔辞が深く心に響きました。
就学前の児童施設、小・中学校の学級閉鎖、多くの方に支えられてこの時期を粕屋町は過ごしています。
どうか皆様の健康が守られますように、また、感染されたとしても軽症で終わりますように、心からお祈りいたします。