粕屋町への思い、日々の暮らしなど、粕屋町花バラによせて綴ります

2023年

10月

02日

4年ぶりの町民運動会

 10月1日に4年ぶりの町民運動会が開かれました。62回目だそうで、実はあまり期待していなくて、町会議員の務めと思って参加しました。

 ところが晴れ渡る秋空の下で、ゆったりといろんな方とお話が弾み、私自身思いのほか楽しむことができ、日ごろの疲れが吹っ飛びました。

 上の写真は分館対抗リレーです。高齢者の私たちは子どもの頑張る姿に、かって自分たちが頑張った姿がよみがえるような、転んだ子どもにはハラハラし、追い抜かれた子どもにはあーあと残念がり、テント中に応援の声が溢れていました。

 小学校の運動会で中止になっていた、来年小学1年生になる子どもの「旗取り」が行われました。分館ごとにテントの前で1年生になる子に旗が手渡されました。

 

 町旗をデザインした旗に色鉛筆がついている簡素なものでしたが、どの子もとても嬉しそう。

 帰り道、写真の親子はどんな話をしたでしょう。

 

 ゆったり時間が過ぎていきました。

2023年

9月

28日

お月さま こんばんは

夕方ふと空を見上げると、雲に隠れたお月さま。

そういえば明日は中秋の名月だとか。

 

明日うまく撮れるかどうかわからないので今日のうちに。

10分後のお月さま。

「お月さまこんばんは」の絵本の世界。

猫ちゃんは見当たらないけど

その後、少し暗くなりました。

 

月を取るのは難しい。

スマホをもってご近所をうろうろ。

どうしても電線が写ってしまう。街灯の明るさも、こういう時は邪魔です。

 

 

2023年

9月

25日

庭の彼岸花

今年の我が家の彼岸花はとても勢いがあります。

 

草ぼうぼうの奥に赤い花が咲き誇っているのは見事です。

 

バラと違って何の手入れもしていないのに、この秋のお彼岸時期に必ず顔を出す不思議な花。

 

 

2023年

9月

23日

ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害

 

 毎日新聞の記事がとても参考になりましたので紹介します。

9月19日付の「あした天気になあれ」小国綾子記者

要約

 ジャニー氏の性被害は「事務所の少年へのセクシャルハラスメント」として東京高裁(2003年)や最高裁(04年)で認定されていた。私は「男性の性被害」にあまりに鈍感ではなかったか。17年の刑法改正まで強制性交等罪は被害者を女性のみに限定した「強姦罪」で、「男性の性被害」は法からも疎外されていた。

 そのことを知っていた私もまた、女性の性被害と同じ重みや痛みをもって、男性の性被害の問題を考えてこなかったのだと思う。「男性が被害にあうわけがない」という偏見や「おとこらしくあれ」というジェンダー規範が、いかに被害者を追い詰めているか。男性優位の性差別的社会構造が男性の性被害を不可視化しているのでは。

 

 ある報道によれば、生前、ジャニー喜多川氏は以下の世界記録保持者だったという。

  • チャート1位を獲得した歌手を最も多くプロヂュースした人物
  • 最も多くのナンバーワン・シングルをプロヂュースした人物
  • 最も多くのコンサートをプロヂュースした人物

 

 国連人権理事会の調査報告書の公表を受け、ギネス・ワールドレコードは喜多川氏の業績を公式サイトから削除したと発表しとのこと。

 

 ジャニーズ事務所は創業60年、その長い間この性虐待を誰も止めることができなくて被害にあった男性は13歳前後の少年、数百人

 

 私は、少年が被害にあっていたということをもっと声を大きくすべきではないかと思います。子どもの権利条約を批准しておきながら、国内における権利条例制定がなかなか進まなかったこととどこか関連があるような気がします。

 

 どもの被害は女の子でも男の子でもわかりにくい。そこをつけ狙う大人がいることを多くの人は知る必要があると思います。

 

 日本という社会は、女性と子どもの人権に対してあまりにも無頓着ではないでしょうか。男性優位の性差別的社会構造をもっと紛糾しなければと思います。

 

 

 

 

2023年

9月

18日

久しぶりの敬老会

 4年ぶりに敬老会が開催されました。

 

 昭和23年以前の対象者340人のうち270名に招待状、実際の参加者は57名。コロナ以前より少しすくなめの参加者だったように思います。

 

 今年から私も対象者。来賓ではなくて一般の方と同じ席に座るのがこんなに心地よいものとは。しかも夫とともに参加。82歳と74歳ですが、こんな時が来るとは思ってもみませんでした。

 

 催し物でフランス仕込み(?!)のマジックショウがピカ一。あんなに笑ったことはここ数年ありませんでした。

 

 夫との写真を広報担当の係の方にが撮ってくださいました。よい記念になります。多くの方にスナップ写真をlineアプリで送っておられるようでした。来年同じような状態で参加できるとは限らないのですからとても良い思い出になりました。

 

 豪華なビール付きのおいしい弁当、お土産にチロリアンの袋詰め。区の役員の皆様、心から感謝いたします。ありがとうございました。

2023年

9月

15日

久しぶりのミートソース

 9月議会も開会より2週間過ぎて、議案の審査も終わり山場を越しました。あとは本議会で採決を残すのみです。今日は全員協議会が午前中で終わり、ちょっとホッとしています。

 

 久しぶりにミートソースを作りました。今夜の献立はスパゲッティミートソースとサラダです。

 

 セロリと赤ワインがあればと思ったのですが、ないのでレシピを検索すると、白ごはん.comにちょうどいいのがありましたので、その通りに作ってみました。

 

 和風味で、隠し味に醤油、カレー粉を入れるという作り方、煮込まないやり方のせいか意外にあっさり味でした。

 

 サラダのドレッシングは先週手に入れた「ぐらんぱ(長者原浪速商店街)」の玉ねぎドレッシング。紹介されて買ったのですが、これがまた格別、プロの味でほんとにおいしい。

 

 

 

2023年

9月

11日

鉢バラの夏剪定

 11月4・5日にサンレイクで文化祭が開かれます。

 

 毎年会員の秋バラの鉢をサンレイクロビーに飾って、文化祭を盛り上げるお手伝いをしています。本年も役員会で参加が決まったので、今から出品の準備をするためにスケジュール表を作りました。

 

 今年度、本田はバラ栽培企画担当の係です。毎月、その月のお手入れと題してA4の用紙にまとめて会員に渡しています。

 

 その中に表を作り、咲かせたい日から逆算して55日前後に夏剪定を行うこととし、液肥や活性液の施肥他、私が気を付けていることを書き入れ、その記録を週ごとに書き込むようにしました。

 

 それによると文化祭から逆算すると9月10日が夏剪定の日となります。

 

 本日より30鉢の剪定を行います。今年は思いっきりコンパクトに仕立てようと、深く切り込んでいます。

 

 うまくいくかどうかわかりませんが、バラの様子を見て、ここぞと思うところに所に鋏を入れるのはそれなりの覚悟が入ります。

 

 今年は新しい鋏を手に入れることができました。よく切れる鋏の音は気持ちがよく、鋏の音以外は何も聞こえないこの緊張感のある一瞬が好きです。

 

 咲き始めたバラももったいないけれど切ってしまいます。いくつかの花瓶に挿して食堂のテーブルに飾りました。寄せてみるとそれなりに豪華です。

 

 

 

2023年

9月

09日

夏の終わりの草取りボランティア

 9月9日に、JR長者原駅ロータリーの花壇の草取りをバラサークルでしました。サークル活動は働いている人が多いので基本土曜日ですが、先週は金曜日にバラ園の夏剪定のお手伝いがあったために、連続してはできず、本日となりました。

 

 びっくりするほど背丈が伸び、こんなに繁茂しているのは初めてと、総勢17人が8時30分より、2時間奉仕してもまだ2割は残っている状態でした。

 

 草抜き後、埋もれていたリトルアーティストという可憐なバラが顔を出してきたのに全員ほっこり。お茶もとてもおいしかったです。

 

 

 

2023年

9月

05日

おもてなし

 先日宇美町の「しーず・宇美」という働く婦人の家で行われた講演会に参加した時に目にした、受付の左右に飾ってあったお花です。花の名前も添えてありました。ご自分の家の周りと、この施設の中で咲いていたお花だそうです。

 

 気がつけばトイレからいたるところに花だらけ。こんな気配りをされる職員さんに感動。敷物もこの方の手作りだろうと思いました。

 

 

2023年

9月

03日

不登校について

 宇美町社会協議会主催の令和5年度不登校講演会が「しーず・うみ」でありました。宇美町町議のFBからの情報です。

 

 「不登校」については、6月議会に引き続き9月議会でも一般質問に取り上げるので、主に情報集めに行ってきました。

 

 不登校に関してはとてもデリケートで、当事者の話を聞くことが困難なのですが、当事者ご自身がNPO法人まで立ち上げて活動されているというのです。

 

 粕屋町の現状打開(何の動きも見えていない)に何かしらヒントになるような内容がないか、という期待も少しありました。

 

 講演の内容は、NPO法人Kauhora(カウホラ)代表理事 上村ゆみ子さん

 講演テーマ「不登校の自立支援から見えてきたもの」

 

 活動内容はこちらのページです  Kauhora(ハワイ語で花が咲く)

 

 内容もとても良かったのですが、講演の後、輪になって参加者の現在の様子などの紹介や現状報告が一時間ほどあり、それが大いに参考になりました。

 

 参加者の半分はNPOを支援している方や宇美町の教員、地元の民生委員さんなどでしたが、残り半分の当事者の話が実際に聞けたのが良かったです。

 

 「なにも否定しないでありのままを受け入れる」ことを上村さんは何度も強調してありました。

 

 でもそこがどうしても中途半端になるようですね。親自身の考え方を根本から変えないといけないのですから。そのための親子の居場所が必要だなと思いました。

 

 ただそれが多少できても、将来が不安と感じておられる方もいらっしゃいます。

自立するための就労が課題だと思われました。

 

 少し糸口が見えてきました。リアルの話がきけたのはとても良かったです。今日の話で、一般質問の内容に膨らみがでれば・・・・

 

 それは私の課題です。

 

 

 

2023年

9月

02日

9月議会一般質問

  9月1日より粕屋町議会定例会が始まりました。

 

 開会前に、18年間議員として地域に貢献したと糟屋郡の町村議長会から表彰を受けたので、挨拶をしました。

 

 今からはできるだけスピーチは原稿なしでと決めていたので、議場で皆さんの顔を見ながらお話しました。何とかクリアしたと思ったら、ハンドマイクのスウィッチの入れ方が悪く、地声だったようです。インターネット中継は3日後に放映。どんなふうに映っているかしら?!

 

 9月議会は令和4年度の歳入・歳出の決算審査が中心です。

 

 一般質問登壇者は7人です。 通告書はこちら 

 

 本田の内容は

 1. パブリックコメントの運用について

 2. 子育て支援センター機能併設の運用について

 3. 不登校について

  の3問です。

 

詳細は

1.パブリックコメントの運用に関して
 7月12日に素案「町立幼稚園・保育所未来プロジェクト提言書」についてホームページのパブリックコメント欄に内容が掲載された。ところがそのことはホームページのトップのお知らせ欄にはなく、また他の場所での閲覧の提示もなく、一般の町民の方がどの程度その内容にアクセスできたのか疑問に感じている。運用の在り方を問う。

 

2.子育て支援センター機能併設の構築について

建て替え後の中央保育所に、議会が出した提言を取り入れて運営を行うことについてはまだ説明あっていない。今後の方向性を問う。

 

3.不登校について

 6月議会に引き続き行います。不登校児童・生徒がコロナ禍後さらに増えているとの報告が出ている。粕屋町教育委員会の分析・対策を問いながら粕屋町の今後の方向性を問う。

 

 以上です。18年間一度も休んだことがないので今回は75回目です。9月5日水曜日、2番目10時頃行います。傍聴に来てくださったら嬉しいです。インターネット中継でも放映しますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

2023年

8月

27日

阿恵遺跡現地説明会

 8月26日、阿恵遺跡説明会が九大農場跡地で行われました。

 

 古代の建物群発見!

 

 九州大学農学部付属農場の移転に伴い、現在、確認調査を実施している阿恵遺跡において、飛鳥時代から奈良時代とみられる建物群跡(竪穴建物1軒、掘立柱建物8軒)などが発見されました。

 

 令和2年3月10日に国指定史跡に指定された阿恵官が遺跡の古代道路挟んだ北側にあります。多分政庁で働いていた人々が使っていた建物、倉庫跡ではないか考えられるとのこと。

 

 柱跡地の黒ずんだ焦土が生々しかったです。

2023年

8月

24日

「夢見る校長先生」という映画

 8月21日に「夢見る校長先生」という映画を見てきました。映画館はキノシネマ天神。初めて行ったのでちょっとドキドキ。映画館での映画鑑賞も久しぶり。警固1丁目の新しいビルの中の3階でした。

 

 びっくりするほど楽しい映画でした。映画が終わったら観客席からどーっと拍手。こんな光景も初めて。

 

 映画の中で何度も出てくる言葉、「校長は大統領と同じ。学校を大きく変えられる権限がある。文科省も認めている」。

 

 公立小・中学校での夢見る見る校長先生の改革項目

  • 子ども同士が成績を比べないように通知表廃止
  • 意味のない校則を減らしたら校則ゼロ
  • 過剰な忖度をしなければ学校でのマスクは不要
  • 毎日の授業や夏休みでも宿題ゼロ
  • 60年間通知表や時間割がない
  • 校長はいつでも機嫌がいい、悪いのは「犯罪」

 裏面です。

 

 

私たちはこんなことは許されないだろうと、かってに忖度しているのではとつくづく考えさせられました。できることはたくさんあるようです。映画の中で教育評論家の尾木ママは、3人いれば変えられるとおっしゃっていました。

 

 どの子もいきいき、校長先生方の笑顔が素敵でしょう。こんな大人になりたいな。全国で放映中で、キノシネマでは好評により上映が1週間伸びました。27日、29日、31日各1日1回です。上映スケジュール  公式サイト

 

 あの6人の校長先生の笑顔と子ども達にまた会いたい。

 

 

2023年

8月

22日

思春期とデジタル社会

 8月19・20日に開催されたNPO法人子どもとメディア主催のフォーラム2日目の報告です。

 

 基調講演は島根大学の人間科学部教授、島根大学こころとそだちの相談センター長、岩宮恵子さんでした。

 島根大学の相談センターは年間7000件以上(国内トップ)の相談があるそうで、臨床心理士でもある岩宮さんの存在が大きいのではとの印象を受けました。

 

2日目の基調講演

 島根大学人間科学部教授 岩宮恵子さんによる
 「思春期とデジタル社会~ネット社会の中の思春期の子どもの心~」

 

【メッセージ】

 思春期の問題は、そのまま人間として捉えられます。ネットなしでは生活できない状況と、思春期の心の性質である「思春期心性」の関係についてお話できればと思います。

 

お話の中から:

 仮面というのは個性を消す、SNSでは「匿名」ということ。指先殺人、SNSのパワーは人を殺す力を持っている。

 ・呪詛…いやな目に合う

 ・祝福…いやな目に合わない

 

 わからないことが多く、理解ができない未消化の部分もありましたが、「異界」へのアプローチは確実にできました。

 

 岩宮さんの高校生向けの本です。当日会場で買い、今読んでいるところです。

 

 序章に機動戦士ガンダムの作者富野由悠季による「海のトリトン」という作品が出て来ます。その作品に思春期の頃、衝撃を受けられたようです。

 

 アニメを通して、思春期の心の不安を解説し、大人のかかわりを俯瞰し乗り越えていく様子を書いてあります。

 

 その示唆がとても分かりやすく的確で、宮崎駿氏のアニメがこんなにも深い作品だったのかと驚くばかりです。

 

 本の中で紹介されている作品は

  • となりのトトロ
  • 千と千尋の神隠し
  • もののけ姫
  • 魔女の宅急便
  • ハウルの動く城

 岩宮さんはとても雰囲気のある方で「銀河999」に出てくるメーテルのようでした。全身真っ黒の装い、長いストレートの髪型、靴も厚底のサンダル。話し方も、元漫画家志望らしく落ち着いた柔らかい雰囲気。

 

 2日間のフォーラム、現代社会の影の部分の見方、奥深いファンタジーなど学びの多い2日間のフォーラムでした。衝撃的な内容もありましたが、人とのかかわりの基本をしっかりしていれば乗り越えられそう、という希望も感じました。

 

 

2023年

8月

20日

デジタル社会の影

 8月19・20日に開催されたNPO法人 子どもとメディアの全国フォーラムに参加しました。場所は高宮のアミカス。会場には100人、オンラインで100人の参加者がありました。

 

 今年は11回目、私は会員なので当初は毎年参加していましたが、最近足が遠のいていました。

 デジタル社会の弊害は気になっていましたが、基本的にはデジタル機器があることで議員活動が可能になっているので、弊害はある程度仕方がないと思っていました。ただ子どもの育ち、特に乳幼児に対する悪影響は心配だったので悶々としたものがありました。

 今年の全国フォーラムのテーマは「デジタル社会の奔流の中で~いま 子どもの育ちをどう守るか~」

1日目の基調講演

国際ジャーナリストの堤未果さんによる
「AIにない3つの力 ~デジタル時代の子ども達に手渡したい宝~」

 

 【メッセージ】

チャットGPTにディープフェイク、スマホ脳・・・・・
ますます校則でデジタル化する世界で、私たちはどうやって真実を見つけたらよいのでしょう?子ども達が自分を見失わず、未来を選び取る自由を持ち続けるには?
私たち大人が手渡せる宝物は、案外近くにあるかもしれません

ちなみに話の中で、AIにない3つの力とは

  • 想像力
  • 待つ力
  • 問う力

とおっしゃっていました。

私の感想:

国際ジャーナリストとしての観点から地球規模の話でした。ご本人が堤未果の話は夏にしか聞けないと言われると苦笑しながらおっしゃっていました。ジャーナリストの切り口で影の部分に警鐘を鳴らす意味で、怖くなるゾッとする話が多いのですが、最後に希望として「地方分権一括法」の話をされました。

 

小さな自治体、地域での取り組みがやがて社会を変えることになる、その観点からのAIにない3つの力でした。旬のものを食べる、絵本の読み聞かせ、アクティブラーニングの話など、実行できそうなことをあげられてちょっとホッとしました。明石市の元市長泉房穂氏の「政治に背を向けてはならない」という言葉も添えて。

2023年

8月

15日

戦争をさせない平和外交を

 本日8月15日は敗戦記念日。新聞によると78年前の15日は35度の猛暑日だったようです。そして韓国では独立記念日となっています。

 

 最近気になっているのは積極的平和という言葉。日本社会における、軍事力を背景にした平和の維持という流れの台頭です。

 

 78年前の日本では武力によらない平和が念頭に置かれ、戦争放棄を謳った平和憲法が作られました。日本が希求すべき国家像は再び戦争をせず、他国にもさせない世界平和を目指すことではないでしょうか。

 

 そのために何ができるか。

 

 私が今思っているのは英語力、コミュニケーション力のアップ。

 

 小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力テストの結果を文部科学省が公表。今年は4年ぶりに中3で英語が実施されたそうですがその結果が思わしくないようです。

 

 「話す」での平均回答率は12.4%にとどまり6割超の生徒が一問も正答できなかったとのこと。その子供たちが大人になった将来、どんな困難が待ち受けているか、世界の中で孤立します。

 

 武力によらない平和構築は国際社会の中で他国とのコミュニケーションをとりながら平和を希求するというのが基本です。

 

 それなのに英語で説明できない、となるとどうなるか。そう、せっかく勝ち得た国際社会での信用も失墜する恐れがあります。

 

 これからの子どもたちへの実践的な英語教育の充実、国際標準における教育力のアップ。平和外交の旗手を育てたいですね。 

 ピースという名のバラの花です。連日の悪天候にもめげずに咲いてくれています。

 

 

2023年

8月

13日

初盆参り

 篠栗町と飯塚市の境に住んでいるバラサークル元会員の初盆参りに行ってきました。南蔵院から山道に入り、急ではないのですが坂道が続きます。

 

 残った妻のトシ子さんは車の運転ができるので何とか暮らせると思うのですが、冬の雪の降る日は大変だろうなと感じつつ進んでいきました。

 

 会員みんなからお母さんと呼ばれ慕われているトシ子さんは包容力のある素敵な方で、お話しているととても癒され、元気が出て来ます。

 

 彼女は俳句の同人雑誌に毎月投稿しています。その中から一句、

 

 バラの香に 包まれはげむ 庭仕事

 

 先日、写真の撮り方をバラサークルで習いましたが、以前からひそかに思っていた写真俳句を始めようかな、そんなことを思いながら山道を下りました。

 

 写真は庭先のブッドレア、今では珍しい夏の花カンナ、お土産のアジウリ。

 

 

2023年

8月

05日

ちょっとしたコツ

 役場の職員で広報担当していた平松雄介さんからスマホの写真撮影の講習を受けました。テーマは「ちょっとしたコツで、綺麗なバラを取りましょう」

 

まず①写真の撮り方②実演(外でバラを撮影)③質問などを受け付けという内容で60分間でまとめていただきました。

 

 講座の内容を初心者向きといわれましたが、その通りでとてもシンプル、その上まとまっていてわかりやすく、これからどんどん写真を撮ろうと、意欲的になれる講習会でした。

 

 役場主催の出前講座とかではなく、まるっきりのボランティア。頭が下がります。 

 

撮影で一番大事なことは「写真を楽しむ気持ち」だそうです。その思いが写真に反映されるとか。

 

 

 

続いて、サンレイクの駐車場で実際にバラを前に構図のお勉強。

 

 

 「主役を決め、角度をつけて撮影しましょう」という実技。

 

 説明を受けて、研修室に戻り、撮ったものをプロジェクターで投影。写真編集機能を使ってのアレンジ。バラへの愛がそうさせるのか呑み込みが早く、ちょっとしたコツによる、勢いのある素敵な構図のバラの写真がたくさん並びました。

 

 

 みんな大満足で、早くも続講を期待。また、よろしくお願いしまーす!

 

 

2023年

8月

03日

原鶴温泉宿での研修

 福岡県女性議員ネットワークの総会が無事終わり、有志の役員5人で8月1日から一泊合宿研修を行いました。

 

 ベテランの中核市議員歴21年、元女性町長の県会議員の2人に超活発な2期目の議員2人と私。

 

 泊まった宿に会議室があり、ベテラン議員が自分の活動実績を中心に自治体議員としてどうあったらよいかをパワーポイントにまとめて参加してくれたので、その話を軸にそれどれの思いを夜更けまで語り合いました。

 

 朝倉市は母と夫のふるさと。知ってはいたつもりですが、想像以上に心休まる風景と宿のおもてなしで癒されました。

 

 すぐそばの筑後川の朝の景色に大自然の美しさを堪能しましたが、行きかえりの水害の爪痕を見ると美しさばかりに酔えない現実がありました。

 

 1年4カ月の重荷がやっと取れ、この合宿で再確認した「議員としての覚悟、心構え」を胸に粕屋町のまちづくり、女性議員を増やすことなど残りの1年半の任期を頑張りたいと強く思いました。

2023年

7月

30日

30周年度の会長職

 昨年5月に福岡県女性議員ネットワークの会長職を受けました。統一地方選が控えている議員が多いので、そうではない私にお鉢が回ってきました。

 

 無所属の議員である私は特に、この会の交流や学びで助けられたので、2回目ですがお受けしました。

 

 この会は超党派で、国、県、市町村の女性議員が互いの資質を高めるために学びます。今のところ県下の女性議員は153名、その内の73名が会員です。

 

 通常は5月に総会があって次の方との交代になるのですが、4月に統一地方選があったので、7月末に総会はずれ込み、いつもより長い任期となりました。

 

 気持ちを持ちこたえるのにかなりエネルギーを使いましたが、30年もなるとマンネリ化したり、役員が1~2年で交代するし、4年ごとの選挙でメンバーが変わるという事情もあって、今までの経験を活かして少しテコ入れをしました。

 

 といっても私は声掛け、提案をするだけで、残りの9人のメンバーが自分事として会の運営を担ってくれ、会員数も大幅に伸びました。

 

 リーダーの在り様を学ぶいい経験になりました。また私の議員としての自覚も高まったように思います。志を持った若い方、経験豊富なベテランさんのそんな10人の仲間が、主にオンライン会議で運営を語り合いました。

 

 総会資料の作り方を丁寧に、県への要望の出し方をスムーズに、今必要としていてすぐに役立つ研修会企画など盛りだくさんの仕事ができて、ちょっとホッとしているところです。

 

総会後に設立当時の元議員だった4人の方にパネラーになってその当時の思いを話していただきました。

 

下の2枚は総会の時、その後の研修会の集合写真です。

2023年

7月

24日

女性議員を増やさなければならない理由

7月22日に上智大学教授の三浦まりさんの講演会がありました。主催は「福岡・女性議員を増やす会」です。

 

2022年度の日本のジェンダーギャップ指数は125位。政治・経済の分野が足を引っ張っているということでした。

 

ジェンダーギャップ・レポート2022では日本の国会議員(衆参両議院)713名中女性議員は110名で15.4%。

 

割合の高い国はメキシコ50%、ニュージーランド49.2%、フィンランド45.5%など・・・・・・・

 

国会議員の数が増えないことには順位は上がらないそうです。

 

地方議会は今年の統一選で議員数は増えていますが、世界標準にはまだまだのようです。

 

 何が遅れさせているのか、世界の中ではどんな要因で数値が高くなっているという分析から講演が始まりました。

 

 三浦まりさんによるとデータ的には2006年の頃は韓国、フランス、ドイツなどとそう変わらないのですが、この17年間に大きく開き、というより日本が停滞していて、他の国は躍進しているということのようです。

 

  データの説明で分かったことは法整備が極端に遅れていることでした。様々な課題に向き合い、法整備を進めるには女性議員の数が必要です。

 

  経済も落ち込んでいますが、日本はこの20年の間いつの間にか世界の潮流の中でおいてけぼりの状態になっているようです。リーダーにつくという女性がこれも極端に少ない。

 

 

 私が議員になって19年、この間、世界では大きく変革の波が押し寄せ、日本はおきざりということが、三浦まりさんの講演で痛いほどよくわかりました。

 

 日本の停滞の原因が知りたくて早速帰りに丸善に寄って、今年の1月に上梓されたという著書を買って読んでいます。

本の表題は「さらば男性政治」。

 

目次を紹介すると

  • 男性ばかりの政治
  • 20年の停滞がもたらしたもの
  • 女性に待ち受ける困難
  • ミソジニーとどう闘うか
  • なぜクオターが必要か
  • ジェンダー平等で多様性のある政治に向けて 

 

議員である間に何とか行動を起こしたいです。字が小さく専門用語が多いですが、頑張って読みます

2023年

7月

21日

庭の手入れ あれこれ

 今日21日から夏休み。これから楽しい夏の行事が続きます。

 

 議会では議会だよりの編集が9部通り終わり、あとは来週26日に最終チェック。発行は配達日の都合で8月7日になります。読んでいただけたら嬉しいです。

 昨年5月からの「福岡県女性議員ネットワーク会員73名)の会長職は7月28日の総会で役目終了となります。今までその準備に追われる毎日でしたが、それも来週には終わります。

 いろんなことに大方の目途が立ち、ここ数日は庭の手入れにいそしんでいます。

 

 といっても早朝1時間ほどの草取りです。日中はとても暑く作業はできませんが、蝉の声に追い立てられながら三角ガマで土を掘り起こしての草抜き。それなりに楽しい作業で、4枚の写真を紹介します。

草むしり ダンゴムシに はなしかけ

 

毎日新聞の毎日俳壇の優秀作品として掲載されていた、吉田忠正さんの俳句。

 

日常的な言葉に今の私の気持ちにピッタリで、俳句の面白さ再発見。

 

夏井いつき先生に弟子入りしたくなりました。

 

昨年植えた茗荷。今年も順調に育っています。

 

そうめんつゆやカツオのたたきなど、夏の風物詩に欠かせない薬味。

 

庭で採れるというのに感動しています。

 

一才イチジク。昨年から実がつき始め、小さいのですが甘みは抜群。

 

今年も楽しみにしていましたが、葉が黄変し出し、実にも黒い斑点が。

 

どうやら何かの菌にやられたようです。

 

ちょっと残念。

 

 

雑草退治にコーヒーかすのポリフェノールが効くと聞き、早速ためておいてまいてみました。

 

といっても、雑草退治に効くのは今年1年だけ、来年はむしろ土の養分となり、草花の生育を助けるとか。

 

ということは来年は雑草の養分にもなるってこと?!

2023年

7月

14日

性交同意年齢が13歳から16歳未満へ

 性交同意年齢が13歳から16歳未満へ引き上げられ、7月13日より施行となりました。

 

 刑法の名前も強制性交等罪から、明確に不同意性交罪となり、わいせつ目的での16歳未満の者への面会要求、また性的な画像を撮影して送信すること要求することも犯罪になります。

 

 子どもたちへの被害が少しでも減りますように!

2023年

7月

13日

線状降水帯の真下近く

 今日は13日。やっと雨は収まったようで、朝日がさしています。昨日まで、雨、雷が続き、10日未明から3日目にしてちょっと一息。

 

 粕屋郡は幸いにして被害はなかったようですが、久留米市や唐津市では痛ましい事故がありました。心からご冥福を祈ります。

 

 10日の1時過ぎ、凄まじい雨音と雷で目が覚めました。そのあと1時間ぐらい続いたでしょうか、眠れず起きて雷の影響が出るかなとパソコンをシャットダウンしました。

 

 ところがその後起動せず、メーカーに電話して修理に出しました。戻ってくるのに10日以上かかるとのこと。落ち着きません。パソコン一つでそうなのですから、被災された方は本当に大変でしょう。

 

 7月1日もまた夜中に雷の音で目がさめました。昨日の友の話では友の家の近くに落ちたとのこと。天を裂くような音で目が覚める日が続いています。大自然の恐ろしさに、予報も何もなかった時代の人々の暮らしはいかばかりだったでしょう。

 

 報道によると、線状降水帯の予測は困難で、避難指示の遅れによる事故もあったようです。予想の2倍以上の400ミリを超える雨量や降雨のピークの予測のむずかしさが突き付けられたとのこと。

 

 自治体の避難指示の発令は午前7時前後、ところが私も遭遇した雨は午前1時から猛烈な勢いで降っていたようです。「外が暗い時間の避難は危険が伴うため、明るくなるのを待って指示を出した」とのこと、雨量の勢いがこんなにすごくなるとはだれも予想できなかったのでしょう。

 

 自治体の職員の皆さんのご苦労を思うと、「自分の命は自分でまもる、命の危険が及ばない行動を」というメディアから発せられる言葉が改めて身に沁みました。

 

 下の図は10日の粕屋町ホームページの防災緊急版です。一日中アップしていました。とても便利で参考になります。粕屋町の災害新着情報はもちろんのこと、福岡全域の気象・災害情報、交通情報、ライフライン情報など、とりあえず必要なことはアップされ、頼りになるツールとなっています。

2023年

7月

05日

ウクライナはどうなるのでしょう

 ロシアの内部闘争なのでしょうか。ワグネル代表プリゴジンの反乱。こんな人たちと戦っているウクライナはいったいどうなるのでしょう。

 

 このページであまり外国のことは書きたくないのですが、昨年の2月24日からのロシアとウクライナの戦い、終わりが見えないので、心底心配です。世界平和の灯はどこへ?

 

 日本を含めた西欧諸国はウクライナを応援。軍事物資などを次から次に送り続けています。アメリカはロシアの力を弱めるためにウクライナを支援しているとの話もあります。

 

 終わりの見えないロシアとウクライナの戦争。その間に、国会は軍事費を5年以内にGDP(国内総生産)比2%に引き上げる財源を確保する法案を可決しました。

 

 平和憲法がなし崩し的にボロボロになるのでは。

 

 世界の平和が維持されなければ日本の平和はありません。資源のない、小さな島国の日本が、平和憲法で生き残るには外交戦略しかないと思われます。が、慌ただしく日常に押し流されている私には無力感が。

 

 これからを生きる子どもたちに平和な未来を約束したい。どうする芳枝、何ができる芳枝?!

 

 明日から私は英語を学び直す決心をしました。多くのウクライナ人が普通に英語を話し世界に発信している様子にとても刺激を受けました。

 

 小学校から英語を教科として学ぶことにあまり賛成はできなかったのですが、軍事費増強より戦争に巻き込まれるリスクは一段と高くなりました。

 

 これからの未来を生きる子どもたちにコミュニケーション能力を身に着けてほしい。その手助けをするための学び直しです。

 

 

2023年

7月

04日

梅雨時の楽しみ方

連日の大雨のために気がつかなかったこともありますが、きゅうりのおばけができました。

 

長さ50cmもありました。夫の作った野菜、頑張って調理します。

夫が4本の苗を同じ時期に植えたので、連日きゅうりがたくさんなります。


生で食べるのに飽きて、3種類の保存食を作り、梅雨時の保存食作りとしゃれてみました。

 

本とパソコンの記事が先生です。名前は同じ用でも漬け方が全然違いました。

 

左のパリパリ漬けは塩で下漬けし、ザラメと酢で漬けます。緑色が残るのが不思議でなんと半年も持つそうです。

 

中央はパリパリ甘辛漬け。沸騰したお湯につけ4時間放置したものを刻んで絞り、千切り生姜に唐辛子、醤油や砂糖、酢で作ります。こちらは2週間の保存期間。

 

 右は五分漬け。醤油と砂糖に昆布を刻んだものがアクセント、見た目ほど醤油臭さはありません。

 

 眺めるだけでも面白い。

 

 

車の運転ができない私は雨の日でも自転車で通勤。

 

梅雨時期の土砂降りはちょっと困るのですが、濡れてもすぐに乾きます。

 

カッパも何種類か買ってみて、今のが一番気に入っています。腕カバーが指先まで続き、ハンドル持っても濡れません。

 

そのおかげで自転車の乗り心地は良く、雨に打たれての運転は案外爽快です。

 

 

2023年

6月

26日

保育・教育における子ども憲章⑤

大池けいあい保育園で研修を受けた時に辻広明園長が教えてくださった、保育・教育における子ども憲章の中の一番重要と言って説明をしてくれたのが憲章の⑤でした。

 

憲章⑤

夢中で好きなことをする時間や失敗をする経験は、私を大きくしてくれる大切な時間です。つまらないことだと思わずに、興味をもって見守ってください。

これを裏面で次のように解説してあります。

解説5

子どもには「今を楽しく充実して生きる」ために全力を注ぐ時間が必要です。

 

 それは、大人から見ると意味がなく無駄に思われる、つまらないことかもしれません。失敗を繰り返しても好きなことに夢中になる経験は、興味関心を持続させる原動力となり、生きる力につながっていきます。

 

 夢中になって遊ぶ子どもを信じて、興味深く見守ってください。

 

解説引用先:子どもの権利条約第31条(休息・余暇・遊び)第21条(教育の目的)

 

 このように解説がついているので、この憲章の条文を理解することによって、子どもの権利条約や、こども基本法のことがよくわかり、どのように活かしたらよいかも一目瞭然です。とても勉強になります。

 

 辻園長は保育士として久留米市の職員になり、保育所・児童館などを経験し、その分野では全国的な場で事例発表されるなど活躍しておられました。

 

 九州大谷短期大学出身で、そこの山田真理子先生の教え子。

 

 山田先生を深く尊敬し、なんでも相談されるようで、先生の著書の「機微を見つめる」がこの保育園のバイブルだとおっしゃっておられました。

 

 

 山田真理子氏は「こどもとメディア」の理事もされている有名な方で、今回の憲章作りの中心的存在です。私も2004年にこの本に出合い、ボランティア活動に活かしています。

 3年前にできた大池けいあい保育園、野間大池近くの小高い丘の上にありました。民家の跡地に建設、辻園長が手掛けた3園目の建設で定員80名、いたるところに工夫のある園舎でした。

 

 感覚統合の遊具。ブランコのように体を揺らすステンレレスバーがお遊戯室の広場に4本、上からするすると下がってきました。こどもは自由にぶら下がります。マットも園内に2つ立てかけ、必要な時にはいつでも飛び回れるようにしているそうで、子どもが自分を取り戻してクールダウンできる、有効なツールのようです。

 

 全室吸音の壁・天井、聴覚過敏な子への配慮、壁面構成・子どもの絵などは視覚過敏な子どものためにほとんどなく、その奥深い配慮に考えさせられました。

 

 このような画期的な試みを実際に行っている園があること、また園長先生のマネージメント力に深い感銘を受けました。

 

 

2023年

6月

18日

中央保育所民営化計画発表から6年

 6月17日に中央保育所の運動会が粕屋中央小学校の体育館で催されました。3・4・5歳児さんのかけっこ、表現遊びを来賓として見せていただきました。

 

 4・5歳児さんはリハーサルをこの体育館でされたとのことで、落ち着いて日頃の成果が出たようですが、3歳児さんはいきなり本番で、距離感がつかめなかったのでしょう、ちょっと緊張したり戸惑ったり、これも発達の過程と興味深く拝見させてもらいました。

 

 子どもたちの運動着から伸びている足を見ると、3歳と4・5歳は大きく骨格・筋肉が違いました。体の発達と心の発達は連動しているので、その差が見れてとても参考になりました。

 

 かけっこも表現遊びもその年齢らしくのびのび。最後に金メダルを授与されるのですが、かかっていた音楽がゆずの「栄光の架橋」。

 

 ぐーっと熱いものがこみ上げてきて、6年前の民営化計画に保護者が署名運動で1か月ちょっとの間に9,000名分以上も集められ、覆(くつがえ)ったことを思い出し、胸が熱くなりました。

 議会中に中央保育所の建設現場を視察しました。予想以上にがっちりした作りで、いろんな用途に使える多目的室、絵本コーナーも完備。給食室が結構広く取ってありました。

 

 米飯給食も始まります。7月14日に落成式、7月末には引っ越しができるとのことでした。

2023年

6月

15日

傷つき梅の利用法

 

我が家には母が植えて40年近くなる豊後梅の木があります。

毎年きれいな花が咲き、鶯も寄ってきます。ところが実は普通の梅より大きくて梅干しには不向き。塩分が強くなりすぎ。

今年は夫が塩分8%、砂糖入りで漬けましたが、うまくいくでしょうか?

多くはシロップやジャムにして食べていましたが、新しいやり方をユーチューブで発見。


傷ついた梅を24時間以上冷凍。解凍したものを何も入れずに加熱。

 

溶け出すと種は自然に離れ取り出せます。それに75%の砂糖を入れて煮詰めました。

 解凍から煮込みまで1時間かかりませんでした。しかも味は想像以上。あんずジャムの味に似ています。

 皆さんもぜひお試しあれ!

 

 

2023年

6月

15日

3つの法律への対応を問う

 昨日6月定例議会の一般質問に、国の3つの法律を入れて質問をしたことを報告しました。

 

 その3つとは

  1. こども基本法 (2022年6月)
  2. 義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律 不登校対策に関する通知(2016年)
  3. 自殺総合対策大綱(SOSの出し方に関する教育)(2017年)

 

 ①は昨年できた法律で今年4月よりこども家庭庁が創設されましたが、中心となる計画、こども大綱はまだできていません。

 

 粕屋町における今後の位置づけに対する私の問いに、箱田町長は国や県の計画ができてからと粕屋町も対応する答弁されました。

 

 続けて、今までの施策にこどもの意見の反映などを今回初めて盛り込むのにどうするのか今からの準備が必要ではと問い、こども権利条例の作成を提案しましたが、そこまで踏み込んで考えておられないようです。

 

②、③とも今回質問するにあたって調べた結果、このような法律があり、それに関する通知が出て、各市町村レベルでも取り組まなければならないことを私自身が初めて知りました。

 

 行政からの説明不足もありますが、私の情報収集不足、学びが足りないことも反省しました。そんなこんなでやっと不登校や、危険回避SOSの出し方などを学べ、それを一般質問という公の場で皆さんと共有できました。

 

 今回はあくまでも粕屋町の現状について、広く周知できればという思いもあって「質す(ただす)」というところまで踏み込んでいません。共により良い方策・施策を考えたいというスタンスで一般質問に向き合いました。

 

 今後の課題が明確になったので、これからが本番です。質問や提案、お叱りなどがありましたらこちら

   

お問い合わせ本田よしえのかすや通信 (hondayoshie.c までお寄せください。 

 

 

2023年

6月

14日

一般質問の報告

 6月7日に行われた本田芳枝の一般質問の報告をします。

 

 持ち時間60分(質問と答弁併せて)なのに、今回も質問項目を4つも入れてしまいました。国の法律に対する粕屋町の対応を尋ねるのが3問。どれをとっても一筋縄ではいかない問題なのに、3つも入れ込むとは。

 

 ちっとも学び直せない性癖の再確認。前日は後悔の嵐、当日は頭が空中分解しそうで痛く重かったです。

 

 その後も後悔の念でクヨクヨ、疲れのせいかブログも中休み、書けませんでした。

 

 それやこれやで議会のインターネット中継の録画を見るのは嫌だったのですが、議会だよりの原稿を書かないといけないので、意を決して向き合いました。

 

 ところが、ところがです。

 

  意外や意外!

 

 きちんというべきことは主張し、しかも穏やかに話すことができていました。

なんとか時間内に収まっています。

 

 よかったら、粕屋町議会インターネット中継録画を見てください。

  粕屋町議会インターネット中継-録画中継再生 (jfit.co.jp)

 

 議会だよりには2点掲載します。

 

  1. こども基本法の粕屋町における 

   取組について

 2.不登校について

 

 

 

 

 

 

 

2023年

6月

05日

粕屋町議会ユーチューブチャンネル

 粕屋町議会では4月からユーチューブ配信をしています。広報委員会の新しい試みで、委員長の杉野議員が推進役です。

 

 まずは議員の自己紹介からということで、小池議長から順番に、本田は10番目にアップしました。

 

 議長室で、議場で、応接室で、自宅でとそれぞれですが、私は5月5日のブログで紹介した通りガレージのつるバラ、ピエール・ド・ロンサールを背景に自撮りしました。

 

 それをパソコンの中村晶子先生に見てもらいzoomで一緒に編集作業。

 

 本田芳枝議員紹介 → (9) 議員紹介その10 本田議員 - YouTube

 

  アクセス数が出ます。数字をあげたいのでアクセスをよろしくお願いします。また、合格だと思われる方は「いいね」ボタンを。

 

 ちょっと図々しいかな?!

 最初は動画の画面だけでしたが、しゃべっているのを見て聴くだけでは単調かなと、いろんな配信されたものを参考にして「説明文字」を入れました。

 

 動画を作るのは結構面白かったです。副産物として私自身も自分のプロフィールに20年前の自分の「原点」を思い出し、議員力アップ! 力が湧きました。

 

 ほかに、今は6月議会の紹介もアップされています。

 

 6月議会日程、一般質問など → (9) 令和5年第2回 6月議会 始まりました‼ - YouTube  

                                   

 チャンネル登録お願いします。コメントも書いてくださると励みになります。

 

 

2023年

6月

05日

一般質問②こども基本法への取り組み

 5月25日のブログに書いている、6月議会の一般質問の原稿が思うようにはかどりません。

 

 議場において私の質問内容と執行部の答弁がかみ合わなければ意味がないのですが、子ども基本法成立後の町の取り組みがどのくらい進んでいるのか見当がつかないので、一般質問が空中分解するのではと案じています。

 

 この1問めのこども基本法においての粕屋町の取り組みの大きな焦点は、こども施策に こどもの意見を反映させることなんですが、今までこのような観点で町は子育て支援、教育施策を取り組んでいないので、そのノウハウがあるとは思えないのです。

 

 今まで経験がないということを分かった上で取り組みをしなければならないという困難さを、町執行部がどのくらい把握しているのか、また、そのことを理解してもらうにはどうしたらよいか、そこに未だに留まっているので、質問内容を深めることができていないのです。

 

 こどもは安心感がないと本音は出しません。親にさえ心を開かないことが多いのです。そんなこどもに「意見を言ってもいいよ。あなたの考えを聞かせてほしい、施策に反映させるから」というだけでは意見は出ないのです。

 

 一人一人のこどもには「生きる権利」、「育つ権利」、「守られる権利」、「参加する権利」があり、それぞれの権利は私たち大人が保障します、と心から伝えないと自分の本音は出さないでしょう。

 

 その権利を誰がどのようにして教えるのでしょうか。その道筋がたっていないのです。こども基本法は成立していても、です。

 

 国や県からの指示待ちかもしれない、明確な答えをもらえないかもしれない、そんな思いがちらちらとしているのです。

 

  2番目の不登校や、3番目のSOSの出し方を子ども自身が学ぶという問いはあくまでもこども基本法に対する理解を深めてもらうための例題としての質問としています。

 

 何とか前向きな答えを引き出したい、とにかく頑張らなきゃと思います。

 

 

2023年

6月

01日

晴れのち雨

 今日は6月1日。 

 午前中は晴れたので、バラの手入れをしました。1月に接ぎ木をしたバラ苗が2本元気がありません。蒸し暑く、びっしょり汗ばみながらの庭の手入れ。

 

  葉の色がちょっと薄く、黄緑がかっているので肥料が足りてないのではと、追肥をし、経過がわかるように玄関に鉢を移動しました。

 

 その他のバラも、下枝を切って風通しを良くしたり、他の草花の入れ替えをするために土のリサイクルなどをしました。

 

 

 

 午後からは梅雨らしい雨が降り、シトシト・・・・・

 

 外出できないので、パンを焼きながら、一般質問の準備をしました。

 

 パンは夫が好きで、最近は機械でこねて手作りしています。

 

 

 今日は干しブドウ入りのバターロール。ちょっと大きめにして毎朝1個、18個焼けましたので9日分です。

 

 久しぶりに家に家事に専念できた1日でした。