粕屋町への思い、日々の暮らしなど、粕屋町花バラによせて綴ります

2023年

5月

25日

6月議会の一般質問①

 昨日の続きです。

 

 文章が出てこないと後悔、嘆いている一般質問通告書をアップします。全体で4問です。

 

1. こども基本法の粕屋町の取り組みについて

  1. 粕屋町での「こども基本法」の位置づけと今後の取り組みについて
  2. こども権利条例が必要と思われますが、条例策定の流れについて

Ⅱ. 不登校について

  1. 昨年度までの状況とその対応は
  2. 不登校の分析①欠席の日数別②不登校の要因は
  3. 今年度の対策は
  4. 自傷行為に対する指導は
  5. こどもの学びの多様性をどのように保障するのか
  6. 進路指導のポイントは
  7. フリースクールや外国籍の子どもに対する対応は

Ⅲ. こどもを危険から守る子ども自身のプログラムについて

  1. 子ども自身・子どもたち同士で身を守る方法の教育は
  2. 行政・教育関係者ができる有効なサポートは
  3. 保護者が学べる場は

Ⅳ. 健康センターの改修の進捗状況について

  1. 目的は
  2. 工事内容は
  3. 健康・子育てに関する情報コーナーの設置は

 

 以上、行政の答弁も含めて60分予定しています。

  次回から1問づつ取り上げ、その質問内容をお伝えします。

 

 

 

2023年

5月

24日

一般質問 提出後の後悔

 6月の一般質問の通告書を5月23日に提出しました。

 

 6月議会は6月2日から始まり、私の一般質問は11番目、多分7日になると思います。

 

 現在、内容と格闘中で、頭を抱えています。

 

 「えっ?」と思われるでしょうね。

 

 実は、通告書はまとめたもののその内容を説明する文章が出てこないのです。自分で提出しておきながら、いざ文章を書く段になって思いまどう自分を恨めしく思います。

 

 「なんでこんな、説明のしにくいことを何問も質問するのか!」と通告書に向かって叫びたい気持ちです。

 

 よく把握できていないのに、今しかないと、ひらめきで通告書を書くことが多いので、あとで文章をまとめるのに四苦八苦することが度々です。

 

 でも、思うのです。

 

 私の直観力は間違っていない、タイムリーなことも結構あるのだからと。

 

 今回の中心は「こどもの権利」をどこでどのようにこども自身が学べるのか、ということが中心テーマです。

 

 昨年6月に「こども基本法」ができ、こどもには「安心して生きる権利」、「自分らしく生きる権利」、「豊かに育つ権利」、「意見を表明する権利」という権利があることが明記されましたが、子ども自身がそのことを理解し、その権利を実際に行使できると思っているでしょうか。

 

 大人、行政や保護者は子育て支援と称して、子どものために、子どもを見守ることを中心に行動しますし、町の施策もそのことが中心です。

 

 でも実際、大人が良いと思っても、こどものニーズに合っていなければ子どもは黙り、距離を置きます。それがひいては不登校や虐待、危険なことへの遭遇になってしまいます。果たしてそれでいいのでしょうか、という問いから始めます

 

 そして文章を書き始めるのですが、、、、、

 文章が続かない。

 

 ここで頭を抱えている私。

 

  内容は次回アップします。皆さんも一緒に考えてくださいね。

 

先日、歯医者さんに行って見かけた花。

 

その名は「ちょんまげ市助(いちすけ)」。スカビオサ属だそうです。

 

花の上から葉っぱが出てるって、なんだか変。

 

でもそのチグハグさが可愛いいようで、人気があるのだそうです???

2023年

5月

21日

午前中で終わる体育祭

 5月21日は粕屋町中学校2校の体育祭、粕屋東中学校に出向きました。

 

 朝8時20分から始まり、12時30分には終わりました。午前中で終わるというのは良い流れだと思います。

 

 競技はほとんどがリレー、障害物競走、縄跳びです。組体操・ダンスはなくてブロック別の「よさこい」がメインの体育祭という感じで、それがまたとても良かったです。

 

 生徒の一人一人の踊りに込める熱情が伝わってきました。優勝を勝ち取るために日ごろからブロック別に自主的に練習を重ねたのでしょう。

 

 本番での気合の入り方は、今まで見たどの年度の場面よりすごかったように思います。多分、体育祭=よさこいという、1点集中で練習に励んできた成果ではないでしょうか。

 

 3年生がトップに出てきますが、その生徒たちの飛び出してきた時からの、手・足・表情どれをとっても全身隅々までエネルギーに溢れていて、「やるぞー」という気合に心打たれました。

 

 5分くらいの群舞にこんなにも真剣に燃えて踊る「よさこい」は多くの大人の心に残るものだったと思いますが、体育祭の終わりに体育委員長が「自分たち3年生の務めは果たした。あとは君たちの番です」と、1・2年生に語り掛けていたのが印象的で、スピーチが終わった後のそれに応えるかのような全員の拍手がこれまたすごかった。

 

 校長先生もその拍手のことに触れて、「鍛えて・ほめて・励ます」教育実践ができたことをとても喜んでおられました。

 

 また私が感動したのは最後の校歌斉唱。その歌声が、心を合わせた声が遠く、遠く大空の果てまで響き渡ったのではないかと思えるほどでした。

 

 ジーンときました。まさか最後の最後にこんなお土産をもらえるとは。

2023年

5月

15日

合同清掃、バラ祭り、そして実家に

 5月14日はいろんなことが重なりました。結局どれも中途半端になりましたが、それはそれで仕方がないことかなと思いました。無事終わって良かったです。

 

 合同清掃はコロナ禍の間中止でしたが、昨年から再開しています。日頃なかなか会えない方も会えるので貴重な安否確認の日となりました。少しづつ日常が戻ってきました。

 

 バラ祭りは途中からの参加でした。今年はバラ栽培講座の担当となり、仲間3人で行いました。鉢バラ栽培については自慢ではないですが20年のキャリアがあります。

20年かかって得たものは、鉢に入れる土の配合、水のやり方に注意すること。

 

福岡の気候は山陰によく似ていてシトシトジメジメ。関東、関西地方の育成家の本には出てない、福岡の特別な配合があることをある方から教えていただきました。中粒のボラ土を土の3割入れます。残りは中粒の赤玉土3、たい肥3、燻炭・パーライト1です。

 

 最初はびっくり、しかも水は鉢内にとどまらず、スーッと流れ落ちます。ところがこれが良いようです。水やりの目的は水の中の新鮮な酸素を土に送ること。

 

 少々の曇り、雨の日でも水やりをします。つまり水やりに迷いがないのです。

 

 そう思って3割ボラを配合した土に水やりをすると失敗なく丈夫な根ができ、花はしっかり咲き、茎は大きく育ちます。

 

 バラは育てるのが大変といわれるのですが、この基本を守ってさえいれば大丈夫です。多くの方にこのことをお伝えしたい。そして、粕屋町がたくさんのバラで溢れますように。

 午後3時30分には実家の母のところへ。97歳の弱った母を実家の弟家族が大切に面倒見てくれています。ただただ感謝しかありません。

 

 

 

2023年

5月

13日

母の日に寄せて ー脳の発達に及ぼす影響ー

 

 明日は母の日です。「母をこじらせて」という題のコラムが13日の毎日新聞朝刊に載っていました。「母の日は贈り物もいいが、一番必要なのは『母からの解放』かもしれないとし、最後は母を壊せ、そして母を喜べ」で終わっていました。

 

 強い言葉ですが、すごく共感しました。

 

 この日本の社会で何が一番つらいかというと、母であることの要求度が高いことです。「良妻賢母」という大きな壁が母である女性を苦しめます。

 

 家庭内で何か不都合なことが起きると、ほとんどの女性は自分を責め、さいなみます。言葉で責められなくても空気感でそう感じてしまいます。

 

 4年前にデンマークに行ったときにデンマークの女性がとてもうらやましくなりました。こどもは社会が育てるものとして教育の無償化、その成人した大学生には学べる環境整備のために生活費の支給さえあるのです。

 

 学びたいときに学ぶ制度も整い、いつでも学び直しができるので、18歳で無理やり大学に進学しないでもいいのです。

 

 子どもと親は別人格、特に母親にとってそれは大きな救いと思いました。こどもは自分の人生を国から保障されて、様々なことに挑戦、選択できるからです。一人の大人として見守っていればいいのです。

 

 なんという国でしょう。

 

 日本でも実現できないかと学び始めましたが、北欧の多くの国に同じような仕組みがあり、それはプロテスタント系キリスト教を土台にした文化の土壌と知り、日本でまねをしようにも土台無理な話と思い至り

、それ以後北欧について学ぶことを止めました。

 

 ところが再び毎日新聞の別の記事。11日の夕刊です。 

  性にとって不平等な環境が脳に悪影響を及ぼしている可能性がある」、性差別が脳の大脳皮質の厚みに影響しているとは、これって女性の心、体への影響は計り知れないほど大きいということになるのではないでしょうか。

 

 私が学ぶことを停止したままででは、次世代女性、娘たちの苦しみを容認、見過ごすことになるかもしれないと、今、痛烈に自己批判しているところです。

 

 北欧諸国の仕組みの学びを止めたらだめだ、日本の現状を何とかしなければ、と再び私の中で強く動き出すものが出てきています。

 

 いつの日か母であることを一人の人間として心から喜べますように。

 

 

2023年

5月

09日

2日間のお庭拝見

 粕屋町バラサークルは30人の会員がいます。

 

 毎年行っている「お庭拝見」。5月8・9日は町内外の12軒のお庭を見させていただきました。

 

 毎年の恒例行事ですが、私は議員活動で忙しいこともあってほとんど参加していませんでした。

 

 ところが、今年は会の中で「企画担当」の係。定例会の時に「〇月の手入れ」というコーナーを受け持ち、皆さんに具体的な鉢植えのアドバイスをするという羽目になりました。

 

 それで、会員の皆さんがどのように育ててあるのかを知りたくて参加しました。

 

 ところがどのお宅も工夫がなされていて、バラもよく育っていて私の出る幕はないのではと思わされた次第。ちょっとへこむなー。

 

 それでも、共に学ぶという姿勢があれば、有意義な時間を持てるのではと考え直しているところです。

 

 会員同士で切磋琢磨するっていいな。先日までの雨が嘘のように晴れ渡った拝見日和。

 

  バラだけではなく、会員宅訪問中の九大の留学生、お母様がバラが好きだとか、かわいい小さな草花、挿し木の鉢、会員ご主人作のブランコと椅子、除草対策のために飼っているやぎくんなど、いろんな登場人物と物。

 

 楽しい、刺激もたくさんいただいた交流でした。

2023年

5月

05日

粕屋町議会のユウチューブ、本田は・・・

粕屋町議会は議員の自己紹介をユウチューブで配信しています。

 

「粕屋町議会」と検索したらすぐに出てきます。

 

小池弘基議長をトップに今8人の議員の録画が配信されています。

 

本田も、と思っているのですが、何となく恥ずかしいやら、億劫やらで、できていません。

 

 そろそろ準備をと、ガレージのピエール・ロンサールを背に始めたのですが、棒読みの自己アピールはまったく面白くありません。

 

 また、原稿を読んでいるというのが目の動きですぐわかるのです。3分間の短いものをと考えているのですが、出来上がったのを見ると、とてもじゃないですがアップできそうにありません。

 

 自意識が強すぎるのかなーーー

 

 

2023年

5月

03日

憲法と議員活動、小さな声を大切に

 粕屋町議会の一員である私にとって日本国憲法、地方自治法、粕屋町議会基本条例は活動の中心的な指針となります、

 

 その大本の憲法が制定された日が76年前の5月3日です。

 

 憲法といえば9条を守るか改正するかの大きな議論を、毎年この時期にマスコミで取り上げられますが、去年から今年にかけてLGBTQに関する勉強の機会が多かったので、14条と24条に関しての学びを深めることができました。

 

 粕屋町は昨年4月より「パートナーシップ・ファミリーシップ制度」の導入を進めていますが、これは法的保障が整備されていない状況下において、できる限り便宜を図ろうというもので、基本的人権保障の立場からはまだまだ、という状況です。

 

 すべての国民は法の下に平等という14条の理念を生活の場で実現するには、まだいろんなハードルがあります。例えば今私は難聴の子どもさんが普通学級で学ぶにあたっての、聞こえに関する相談を受けています。

 

 先生の声については受信機を通して本人に直接伝わる「ロジャー」という機器があり、購入するのに補助制度がありますが、グループワークなどの時の友の声は機能上本人には届きません。

 

 もう一つマイクを用意すれば可能ですが、そのマイクを購入する際の補助制度はないのです。できたらそのマイクを学校の備品として備えていただけないかというお申し出です。

 

 私はそこまで配慮した制度があってこそ、初めて障がい者への合理的配慮がなされていると言えるのだと思いました。調べてみると実際に配慮されている近隣の自治体もあることがわかりました。

 

 現在関連する課で話し合いがなされているようですので朗報を待っています。

 

 今後も日常の「小さな声」に耳を傾け、その方たちの課題が少しでも解決できる糸口を見つけることに力を注げたらと思っています。

 

 そのためには憲法の理念に則った法律の勉強をもっともっとしなければと、心新たにしているところです。

昨年暮れにクレマチスを植えてみました。

 

慌ただしい時に購入したので、植え付けが遅れ、やや小ぶりです。

 

クレマチスとバラは本当に相性がいいですね。

 

クレマチスの優しい佇まいが、バラの美しさを際立てています。

2023年

4月

29日

夕暮れのバラに感謝

 27日の夕方、志免町の岩下多絵(かずえ)議員がお見えになりました。

 

 統一地方選での町会議員の選挙があり、私のハンドマイクをお貸ししていたのでそれを返しに見えたのでした。私も応援に行き、ご主人様と一緒に街宣もさせてもらいました。

 

 「当選おめでとうございます」

 

 岩下議員は2期目となり、意欲満々で力強い抱負を述べられました。私もたくさんの刺激をいただき、当選を共に喜び合いました。

 

 庭に案内し、バラはまだ5分咲きぐらいですが、見てもらいました。

 

 夕飯を食べようとしていたところで、薄暗くなっていますが、白いつるバラのアイスバーグ、手前のザ・マッカトニーのピンクが岩下さんのお顔を一層美しく引き立てていました。

 

 

2023年

4月

25日

統一地方選が終わって

 統一地方選が23日の投開票を終了して、当落の結果、投票率の低迷など様々な話題を残して終わりました。

 

 今日25日の毎日新聞朝刊に「多様な議会 私から」と題して東京・北区議選で告示後出産 トップ当選された日本維新の会新人の佐藤古都氏(35)のことが記事に載っていました。

 

 区議選に立候補しようと決めたのは2023年1月。すでに次女を身ごもっておられたとのこと。それまで2回北区の選挙区から出馬し落選していました。

 

 今回も悩まれたようですが、「少子化と言われているのに議会には子育て世代の視点が欠けている。当事者が何を求めているのかを議員になって届けたいと思った」と。

 

 告示翌日に入院し次女を出産。出産後は街頭に出て有権者に語り掛けることができず、家族やボランティアスタッフがマイクを握ったとのこと。

 

 一方で医師とも相談しながらネット交流サービス(SNS)で頻繁に政策や状況を発信されたようです。

 

 55人の候補者中最多での9000票を獲得。

 

 妊娠、育児に限らず、様々な立場におかれた人に開かれた政治であってほしいと記事は終わり「多様性のある議会が各地で誕生するために私の経験を伝えていきたい」と佐藤古都氏の言葉で締めくくられていました。

 

 その下には「宝塚市議会が女性議員が過半数を占める」という記事がありました。定数26人に足して女性議員は14人になったそうです。

 

 今回隣の篠栗町でも注目すべきことが起こりました。定数12人に14人の立候補者、その内5人が女性でした。トップと2位に若い女性候補が得票を伸ばし、結局4人の女性議員の誕生です。前回は1人だったので、一気に飛躍。

北区議会議員になられた佐藤古都氏

 

2回落選して今回見事トップ当選。

多分本気度が評価されたのかな。

 

広告代理店勤務ということで、巧みなSNSの使い方でアピールされたのでしょう、おめでとうございます

これも毎日新聞から。4月6日の記事です。

「どんな人でも首相になることができる」。1月に義認を表明し、4月5日に15年の議員生活を締めくくったニュージーランドのアーダン前首相。

「母親でもそうでなくとも泣き虫でもなんでもここに(議会)にいることができる。それだけでなく国を率いることだってできる、そう、私みたいに」。

 世の中は確実に変わってきていることを実感した今回の統一地方選でした。

 

 

2023年

4月

23日

バラによって来る虫たち

 統一地方選後半の議会議員選挙の応援に忙しくしていたら、バラが大分咲き始めていました。

 

 虫たちが見逃すはずもなく、早々とおいしいそうに蜜を吸っています。

 

 一重のピンクのバラ、デンティ・ベスが一番に開花しました。香りのいいバラなので何種類かの虫が寄ってきました。ノイバラにはクマンバチ。ブゥーン、ブゥーンと羽音を立ててせわしなく。

 

 ローズゼラニウムにはベニシジミ、写真には取れなかったのですが、アゲハ蝶も飛んでいました。

 

 消毒は夫が担当。新芽を狙っている虫たちには4月2日に液を薄めて、そして今日、2回目は虫や黒星病対策のために消毒を行いました。

 

 

2023年

4月

21日

女性候補の応援

 先週からずーっと市議会、町議会の女性候補の応援に各地を回っています。福岡県女性議員ネットワークの仲間や今回初めて立候補される方などの選挙区にです。

 

 もともと選挙は苦手で、演説もうまくなく、勢いだけでやっているようなところがあるので、他の人の応援などもってのほかという感じでした。

 

 それが今回は女性議員ネットワークの役員仲間との交わりが深まる中、その方たちの政治姿勢に学ぶところが多く、一層彼女たちのことを知りたいというところから応援に入りました。

 

 3月の事務所開きに出席したり、出発式(出陣式)で激励のメッセージなどを行う交わりの中で、候補者本人の政治に対する思いの深さに触れ、とてもたくさんの刺激を頂いています。面白いのです。

 

 本当に様々なタイプの候補者がいて、みんなとても素敵です。

 

 限られた日数、限られた方法の中で自分を精一杯アピールする、真剣勝負で後に引けない、そして知恵の見せ所ですね。さすがに賢い方が多い。

 

 今回特にお隣の篠栗町に注目しています。定数12名に、立候補者14名。なんとそのうちに5人の女性候補がいて、ひょっとしたら、いきなり5名の女性議員の誕生になるかもしれないのです。

 

 篠栗町の女性議員は前々回は0、前回は1名でしたので、どんな結果にしろ大躍進です。

 

 粕屋町にもこのような風を起こしたい。人口3万1千人の篠栗町が5人であれば、人口4万9千人の粕屋町なら6人?!

 

 「かすや・女性議員を増やす会」という会を作りたいと考えています。

 

 

 

2023年

4月

15日

長者原駅前シェルター完成

JR長者原駅前整備が終わり、シェルターとバス停の設置が完了しました。

 

令和4年度予算での工事費は4800万円。

ちょっと高いかなと思いましたが、後付けでがっちりしたデザインなので、この金額は仕方がないのかなと納得。

 

JR長者原駅は地図上からも路線的にも粕屋町の中心ですが、商店街や幹線道路に面していないことでにぎあいに欠け、今一のところがありましたが、整備された駅前広場の風格は堂々たるもの。

 

町のグランドデザインとしてはかなりいい線いっているのでは。

 

 雨天時と酷暑対策、そして交流広場にも。近くの美容室の方の話では、バス停内の椅子に掛けてお話が弾んでいる方をよく見かけるということでした。これでロータリーのバラが満開になれば、さらに愛でる楽しみも!

 

 

2023年

4月

14日

政治分野における男女共同参画の推進は

 4月の選挙は、2018年5月に「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」ができて初めての統一地方選挙となりました。

 

 前半戦が終了し、16日より後半戦が始まります。

 

 投票率は全体的に低く、今のところ女性議員の占める割合は増えたといってもやっと2割。諸外国には遠く及ばないようです。下の表は4年前の統計です。

 

 女性議員の割合は、北欧での割合が高くスウェーデンは43.6%、日本は10.1%で、158位です。

 統一選が終わる今月末には統計が出ると思いますが、劇的な変化は望めないような気がしています。

 

 今回糟屋郡の県議選は無投票でしたので投票率は出ませんでしたが、福岡県議選の全体は前回比7.82%減の35.50%で過去最低りなり、初めて40%を下回ったようです。

 

 女性の候補者が多数出ていれば選挙戦ももっと活気を帯びたのかもしれませんが、女性が立候補することは、法律ができたのにもかかわらず、とても難しい状況にあります。

 

 粕屋町の町議選は2年後です。女性議員を増やしたいと願っているだけではだめで、何とか具体的な行動を、と考えています。

 

2023年

4月

11日

2枚のポスター

 図書館で素敵なポスターを見つけました。子どもの読書週間についてです。

 

 ピンク色が際立っています。このおでこの描き方に真っ先に目が行きました。

 

 実は私のおでこも超出っ張り、前に突き出ています。欠点だと思っていましたが、こうしてポスターを見るとまんざらでもないなと思えます。

 

こちらは文部科学省のポスターです。

 

上は民間団体「財団法人 読書推進運動協議会」のものです。

 

皆さんはどちらがポスターとして評価が高いと思われますか?

 

読書推進運動協議会には

「ひらいてとじた 笑顔がふえた」という標語付きです。

2023年

4月

05日

電子図書館スタート

 4月1日に粕屋町の電子図書館がスタートしました。

 

 「しあわせ電子図書館」という名前で、大野城市、志免町、新宮町、粕屋町の4自治体共同での開設です。

 

 粕屋町単独での場合は、4500タイトルの電子図書館の導入費は1808万円かかりますが、4自治体での導入の場合、人口比で粕屋町は393万円で済みました。

 

 2019年6月に読書バリアフリー法が成立して、障害の有無にかかわらずすべての人が読書による文字・活字文化の恩恵を受けられるように、様々な人が利用しやすい形で本の内容にアクセスできるようにすることを目指しています。

 

 IDは粕屋のkに図書館の利用カード番号パスワード西暦の誕生日を入力すれば簡単に開くことができます。

 

 実際に操作してみました。

 

 予想以上に使いやすいく、24時間いつでも自宅のパソコンやスマートフォンで貸出、返却ができます。音声機能がついているものもあって、字の大きさも自由自在、背景と文字の色も変えて読みやすくできます。

 

 使用料は図書資料と同じく無料、ただし通信費は自前だそうです。わからないことがあればいつでも図書館員に尋ねることができます。

 

 障害者にとって使いやすいということは、すべての人に使いやすいということです。遠隔地で図書館に来づらかった人、老眼が進み読書しづらくなった人、いろんな方に恩恵がありそうです。

 

 まずはアクセスしてその便利さを享受してみてください。「しあわせ電子図書館」で検索すればすぐに開けます。税金がこういう形で使われるはとてもいいことだと感じました。

 

 春です。新年度が始まりました。さあ、みんなで一緒にチャレンジしてみませんか?

 

 わからないことがあったら本田にいつでも問い合わせてください。私にも勉強になります。

 

 

2023年

4月

04日

花見の時に見つけた珍しい花と木

 

シャガ。

 

4月2日に御野立所に花見に行った際、忠霊塔の脇の藪の中にひっそりと咲いていました。

 

自生しているものと思われます。

 

昔、若杉山でもよく見かけました。

 

ユリノキ。

 

4月3日に駕与丁公園に花見に行った際、交流広場で見つけた木です。

 

はじめて気がつきました。幹の表面に固い筋が一杯あって、ふと上を見上げたら、枯れた花びらのようなものがありました。

 

大きくなる木で街路樹に使われるとか。

 

アメリカからの木で大正天皇が命名されたとか。

 

 

 行政区の花見と孫が来たので駕与丁公園に行っての花見と、私には珍しく2日続けての花見でした。良い天気に恵まれて、美しい花を多くの方と愛でることができました。

 

 桜の花は散り際に風情がありますね。

 

2023年

3月

31日

3月30日の駕与丁公園

 

3月30日、満開の桜を見に駕与丁公園に行ってきました。

 

9時前の朝日を浴びた、でもちょっと霞がかった駕与丁公園。

 

まだ人通りはまばら。行きかう人々と和やかに挨拶。

 

どの方も表情が柔和。素敵でした。

 

カモの群れです。なぜか流線形。

 

それぞれにリーダーが仕切っているのかな。

 

ついでにバラ公園まで。

 

勢い良く伸びたバラの新枝。

 

つぼみもかなりついていました。

 

バラのハートのモニュメントの前で夫に撮ってもらいました。

 

令和5年度もよろしくお願いします。

2023年

3月

25日

久しぶりのお話会

 図書館で久しぶりにお話会のボランティアをしました。2人で担当、私が読んだ本は「おひさまとおつきさまのけんか」と「わらべうたであそびましょ」でした。

 せなけいこ作のちぎりえ絵本です。

 

はじまりはささいなことだった、でけんかが始まり、おひさまが熱い息で、おつきさまが冷たい息ですべてのものをなくしてしまい、ちいさな動物がないていた。わたしたちの地球ではこんなことないよね。まさか、まさかねーーー。

 

で終わっています。ほんの少しウクライナとロシアのことを話しました。

さいとうしのぶ作の絵本です。

わらべうたがミュージカル風に入れこまれている歌遊びの本です。

 

鏡の前で子どもがにらめっこしているうちに、いろんな動物が、鏡の中から飛び出してきて、一緒に遊びます。

①あがりめ②だるまさん だるまさん③一本橋④げんこつやまの たぬきさん⑤なべなべ⑥かごめ かごめ⑦さよなら あんころもち

と7つも入っています。

 

歌は久しぶりなのでユーチューブから引っ張り出してきて練習しました。

 

 子どもたちはいつの間にか隣のお母さんやお父さんと一緒になって口ずさみ、手も動かし始めました。

 

 わらべうたは日本の素晴らしい伝承文化。親子遊びに取り入れたら、子どもたちと楽しい時間がシェアできます。少しでも参考になればと選んでみました。

 

 せせらぎ公園の桜は7分咲き。やや薄曇りの中で、親子連れが2組、花びらを水に流して遊んでいました。

 

 図書館では貸出コーナーには列ができていました。春休みでこれからたくさんの子どもたちが図書館に来館することでしょう。ちょっと嬉しい土曜日でした。

 

 

2023年

3月

23日

春の統一選に間に合いました

 昨年7月参議院選挙の時のFBの記事から、「選挙の投票における障がい者への合理的配慮について」というテーマを9月議会、12月議会で一般質問しました。質問内容は

  1. 障がい者が投票に行く場合のサポートは
  2. そのサポートの周知は
  3. 担当職員のマニュアルは
  4. 投票所のバリアフリー化は
  5. 投票所に行く場合の交通手段や同行サポートは

 

 今春の統一地方選は23日より前半戦の告示がなされスタートしました。粕屋町では4月9日が福岡県会議員の投票日となっています。

 

 ホームページに投票日の案内が21日から出ています。 選挙の執行のページに行くと内容がかなり改善されいてました。昨年からの問いかけが間に合い、ほっとしています。 

 

 私の一般質問の項目でのバリアフリー化とか交通手段、トイレなどの問題は役場で期日前投票することでかなり解決できると思いますが、課題は投票所でのサポート体制でした。

 

 もちろん十分な態勢は取ってあるとは思っていましたが、障がいを持っている方が気兼ねなく、投票しやすい態勢かどうかに焦点を当てて質問したところ、今回新たに「選挙支援カード」というものを作ってくれました。

 

 力作だと思います。

 

 前もって書き込んでおけば、投票場でどぎまぎしないでいいようになっています。職員自らの作でイラスト入りの支援カードは、障害を持っている人だけでなく、いろんな方への手助けになると思います。

 

 

 また、「投票所において介助が必要な場合」というわかりやすい項目が、必要と思われる個所に必ずアップされていました。「選挙」のページでは調べてみると3か所ありました。

 

 誰でも気軽に投票に行けるように、イオンでの期日前投票を金曜日から日曜日に変更し、今回の場合は4月1日(土)、2日(日)(11時~18時)にも行けるようになりました。

 

 どうぞ、投票率がアップされますように!

 

 下の図は選挙支援カードです。ホームページで誰にでも手に入れることができます。記載例のページもありましたよ。インターネット環境にない方への配慮もお願いしました。

2023年

3月

21日

春日市 コミュニティバス

 3月19日に春日市のふれあい文化センターで開催された「春のバラ講座」に行ってきました。

 

 行きは夫の車で、帰りは春日市のコミュニティバスを利用しました。

 

 15人乗りの小ぶりなバスに車いす対応で、バス停はおよそ2~3分間隔にありました。7路線で逆回りもあります。

 

 乗ったバスには高齢者4人、買い物に行く雰囲気の女性2人、狭いけれども通路はゆったりでした。

 

 私が乗った場所、バスセンター(始点・終点)はふれあい文化センター(図書館、体育館近く)に隣接していて、春日市のちょうど真ん中にありました。

 

 バスセンターに咲いていたコブシの花に春のおとずれを感じました。

 

 粕屋町でぜひ実現したいコミュニティバス。令和5年度に「コミュニティバス導入調査委託料」として1千万円の予算がついていました。

 

 今後が楽しみです。

 

 

 

 

2023年

3月

15日

春よ来い

 2月24日から始まった3月定例会が明日で終わります。

 

 頭が重く、しんどいです。

 

 今議会は令和5年度の当初予算審査が主です。3月8日より13日まで、5日間の審査。その前に補正予算審査が2日間、その前は一般質問でした。

 

 年4回の定例会における審査でこの3月定例会の予算審査が最も重要です。職員は秋ぐらいから準備を進め、執行部は11月に予算編成方針を出します。

 

 その後各課のヒヤリング、最終的に1月末に町長査定を受け、最後の調整で2月に予算案成立です。

 

 4カ月以上かけ、練りに練った予算案を議会は5日間で審査することになり、これは到底無理、と手をあげたくなります。

 

 でもだからこそ役場のすべてのエスプリが詰まっているようなもの、読んでも読んでも読み込みが足りません。頭が痛いのも当然かもしれません。

 

 町長の施政方針にある様々な施策が予算案にどう生かされているのか、それに対して議会はどう向き合い、それぞれの立場でどのように意見を述べるのか。

 

 明日の最終議会に向けて最後のあがきをしています。

 

 我が家の庭の可憐な花たちを紹介します。①②スズラン水仙③ヒマラヤ雪ノ下

④シャクヤクの新芽⑤雪柳⑥土佐水木です。

2023年

3月

12日

保育所卒園式

  3月11日は中央保育所の卒園式でした。議会から来賓として出席しました。

 

 工事中での保育を行った園児たちの卒園式にはぜひ出たいと、強く希望しての参列でした。園児たちは名前を呼ばれてみんな元気に返事ができました。それを聴けただけで嬉しかったです。

 

 思い出として、たくさんのスライド発表があり、その様子に感激。園庭閉鎖で保育行事が大幅に制限されたでしょうに。先生方の細やかな配慮のもとに、どの写真にも笑顔いっぱい。

 

 粕屋町の町立保育所が保護者に熱く信頼されているのはこの細やかさ、幼児が喜ぶことを最優先できる柔軟性なんだと、この保育が継続できることに感謝します。

 

 建替え工事真っ最中。建設会社の方の配慮で保育室から工事現場が見れる窓を2か所作ってありました。毎日の工事の様子が一目でわかります。

 

 幼い心に新しい自分たちの園ができていく過程を知ることはと、この教育的配慮にも頭が下がります。

 

 4枚目の写真は卒業記念制作の壁絵。手前に2022年度卒園生の名前が刻まれていました。多分壊されてなくなるかもしれませんが、子どもたちの希望が強かったのでしょう、ちょっと切ないですが。

 

 工事現場、行政、保育所の関係者の温かいまなざしが子どもの成長に大きく作用して、元気な園児たちが巣立ち、4月には小学生になります。

 

 新しいへ園の引っ越しは7月、その後園庭整備、竣工式は12月と聞いています。

楽しみですね。

 

 

2023年

3月

10日

中学校卒業式ーマスクと校則改定ー

 今日は福岡県全体で中学校の卒業式があっているようです。コロナ禍で来賓としては人数制限で行くことができませんでした。卒業生の皆さんはどんな思いで卒業式を迎えたのでしょうか。

 

 入学式もないままの中学校生活、3年間マスクを通しての学校生活、かろうじて体育祭や修学旅行、合唱コンクールはできたようですが、今日はどんな気持ちだったでしょうね。

 

  これからも想定外のことが起きると思います。そんな世の中を大人は作ってしまいました。その社会を誰一人取り残すことなく生きやすい世の中にしていくためにともに頑張りましょう!

 

 3月の一般質問で校則の見直しについて教育委員会にお尋ねしました。4月に公表予定の新しい校則は、学校教育課の答えでは皆さんの思いも反映されているようですよ。

 

 男女の区別を最小限に、女子中学生にもスラックスの着用は認められ、今後の見直しのために「校則検討委員会」も設置されるようです。

 

 一歩も二歩も前進です。

 

 時代は変わらないようで、変わる時には一気に変わります。今回は昨年12月に「生徒指導提要改訂版」が出たのが大きいですね。

 

この冊子は300ページもあります。

 

学校の生活において児童や生徒の皆さんを指導するときの手引書です。

 

今の時代に合わないルールを学校からなくすため、子どもたちの意見をしっかり聞いて校則を積極的に見直しよう求めた点が特に注目されているようです。

 

性的少数者についての説明も初めて加わりました。

 

着替える時に保健室や多目的トイレを使うことを認めるといった具体的な配慮の仕方も紹介。

 

 

kizi 西日本新聞の子どもタイムズ3月8日号に掲載された記事の抜粋です。校則の見直しは今始まったばかりです。今後の動向を、皆さんの代わりに議会が注目して教育委員会に提言なども行いたいと思っています。

 

 皆さんの存在が世の中を少しずつ変えていっていますよ。今日は本当におめでとう!

 心からお祝いいたします。

 

 

2023年

3月

04日

飯塚市での男女共同参画講演会にミモザの花を

  飯塚市で行われた男女共同参画ネットワーク主催の講演会に行ってきました。飯塚市議の金子加代さんおすすめの講演会。講師の三井マリ子さんは女性政策研究家で、女性議員を増やそうと全国を飛び回っておられます。

 

 金子加代さんは4年前に飯塚市議選に立候補。トップ当選で女性ゼロ議会の汚名返上された方です。とても明るく、福岡県女性議員ネットワークの事務局長として活動、私が会長の役ができるのも彼女の働きによります。

 

 講演はノルウェーの男女平等社会の歴史を紹介しながら、日本の現状を訴え、何とか女性議員が増えるあり方を模索、その思いを語ってくれました。

 

 女性の社会進出が、特に政治の分野で遅れている日本の現状を変えるにはクオータ制の導入しかないようです。

 

 政策決定の場の構成員に女性の比率を最低40%とする、比例代表名簿での順位を男女交互に、そうすれば確実に女性議員は増えるとのことですが、日本での実現はどうでしょうか。

 

 難しい問題です。

 

 ただ、私は最近本気で、女性議員を粕屋町でももっと増やしたいと考えるようになりました。今宮崎広子議員と2人ですが、半数の8人となると後6人。そこまでは無理でしょうがせめてもう2人、計4人だと存在感に重みが増すように思います。

 

 2年後の粕屋町の選挙に4名以上の候補者がでるように頑張りたい、その場に私がいるのかどうかわかりません。今後の2年間の活動を皆さんに見ていただいて、私自身の気力、体力が続くようであれば是非挑戦したいですね。

 

 友人の家からミモザの花をもらってきて、会場に飾ってもらいました。とても喜んでいただきました。

 

 ミモザは国際女性でーの花ですが、黄色が春を待つ心にとてもフィットします。

 

 

2023年

3月

02日

72回目の一般質問

 3月議会定例会での一般質問が終わりました。

 

 直後に同僚議員から「よかった」「勉強になりました」という感想をもらいました。仲間である同僚議員からのこういう感想が一番の励みになります。

 

 傍聴席にいたボランティア仲間も喜んでくれました。質問のまとめに、「ブックスタート」を町の子育て支援のど真ん中に、としたのが受けたようです。

 

 今回で通算72回目の一般質問は完璧には程遠いけれど、答弁も手ごたえありで、それなりの進展はあるようで嬉しいです。

 

 内容は

1⃣校則のガイドラインについて

  1. ガイドラインの策定の進捗状況は
  2. 各中学校の取組と支援は
  3. 生徒の意見の反映は
  4. 性の多様性の観点は

2⃣伴走型子育て支援について

  1. 国からの給付金の在り方
  2. 妊娠8か月の面談の希望者を増やす具体的な方策は
  3. 保護者の孤立や不安に対する町の支援は

3⃣未就学児の心の発達について

  1. ブックスタート事業に対する町の考えは
  2. 健康づくり課、こども未来課、図書館3者の連携は
  3. 未就学時の保育に対する教育委員会の考えは

 以上です。結果については次のページで報告します。

 

 

2023年

2月

25日

女の子の節句

図書館のお話会でのパネルシアターです。

 

あかりをつけましょ ぼんぼりに

おはなをあげましょ もものはな・・・

と歌いながら、人形のパネルを貼り付けます。

 

この出し物は図書館ボランティア メルヘンフレンズの十八番で、この季節になるといろんな場所で演じていました。

 

コロナ禍で、久しぶりのパネルの登場です。密を避けているので、図書館クラフトルームでは15人の親子。

 

 今日は当番ができなく、でも見たくて、参加していた役員会を途中で抜け出して慌てて駆け付けました。

 

 ゆったりとした時の流れ、外は小雨でした。

 

 私はおひなさま行事については苦い思い出があります。根が男の子に近い性分で、好みは無地の殺風景のものが多く、したがって娘にもあまり女の子らしい服装やプレゼントをしていませんでした。

 

 娘にはそれが不満でしたが、言い出せずにいました。子育て中は彼女の思いを尋ねることなく、また想像だにせず、良かれと思って一方的に与えていました。

 

 母が買ってくれたおひなさまも、何となく飾るだけ。今ではそれさえもしまい込んだままです。

 

 70過ぎての今なら彼女の気持ちは理解できますが、優しい、どちらかといえばちょっと寂しいおひなさまの歌は、そんな苦い思いがよみがえります。

 

 演じてくれた仲間と楽しそうに歌っている親子の様子は、そんな私の思いを吹き飛ばしてくれました。

 

この写真は娘が作った紙粘土のおひなさまです。

 

気に入って1年中食堂に飾っているのですが、贖罪の気持ちがあるのかもしれません。

2023年

2月

24日

ウクライナ侵攻 1年

 ロシアの突然のウクライナ侵攻から早1年。紛争は終わる兆しを見せていない国際情勢の中で、私たちはどうすればいいのだろう。

 

 二つの新聞記事の抜粋を紹介します。

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2月24日毎日新聞「試される私たちの覚悟」毎日新聞外信部長 古元陽荘氏

 前略ーこの戦争でロシアの「力による現状変更」を実質的に認めるような形になれば、国際秩序への負の影響は計り知れない軍事力を背景に侵略行為に及ぶ国家が後に続く可能性が高まる。次の戦場は東アジアかもしれない。

 

 私たちがこの戦争への関心を失い、ウクライナへの支援を緩めた時、ほほえむのはプーチン氏だ。「力による現状変更」を絶対に容認してはならないという思いを、いつまでも胸に刻み続けることができるだろうか。私たちの覚悟もプーチン氏の挑戦を受けている。

 

2月19日しんぶん紅旗日曜版 「日本に足りていないのは戦争を回避する戦略構想力」日本総合研究所会長 寺島実郎氏

 前略ーここで考えてほしいのは台湾には米軍基地は一つもないことです。台湾をめぐる衝突に介入する米軍は、沖縄から出撃するのです。提案したいのは。東南アジア諸国連合(ASEAN)をはじめ世界各国を巻き込み、軍縮を軸とする「国連アジア太平洋本部」を設立し、沖縄に誘致することです。沖縄を戦争に巻き込んではいけないという空気を醸成しようとすることです。アジア諸国が日本に期待しているのは、対米過剰依存から脱皮し、アジアをどうしたいのか、その構想を示し、国際社会で役割を果たそうとする日本の行動ではないでしょうか。

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 何にもできないと手をこまねいているのではなく、国際社会の中での日本の役割を真剣に考え、行動できる人材を育てることはるか遠い道乗りのようですがそれが私たちにできる仕事ではないかと、思い至りました。

 

 今日は3月定例会の議会初日。箱田町長の施政方針がありました。

 3月1日に一般質問をします。議会の仕事を丁寧に励むこと、これが今の私に与えられた平和への道かなと考えています。

 

 

2023年

2月

20日

菜の花

 

 今日は月に一度の交通立ち番の日でした。

 

 少し冷え込みはありましたが、おひさまが照っていたので、子どもたちの表情も幾分明るく感じました。

 

 春が近いのでしょうか、菜の花がとてもきれいでした。

 

2023年

2月

15日

3月定例会一般質問、 校則見直しについて

 3月定例会の一般質問の提出は昨日の午前中が締め切りでした。10人中9番目に質問します。日時は3月1日9時半の予定です。

 

 今回は3問用意しました。そのうちの1問目は、12月定例会で質問した中学校の校則についての再質問です。以下その内容です。

 

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  昨年12月定例議会において「中学校の校則」について質問ところ、現在見直し中との答弁がありました。その後の進捗状況について質問します。

 

(1)中学校校則に関して粕屋町

教育委員会の考えは。

 

(2)改訂のための粕屋町ガイド

ライン策定の進捗状況は。

 

(3)その周知の在り方は。

 

(4)各中学校への取り組みの

現状と支援は。

 

(5)各生徒の意見の反映は。

 

(6)性の多様性の観点は。

 

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 校則は中学校以上なので、粕屋町の場合は粕屋中学校、東中学校の2校が該当します。文部科学省の方針により全国で見直しが行われています。

 

 見直しをするにはその基準となる粕屋町の方針が必要だと考え、ガイドラインの必要性を前回訴えました。明快な回答をいただけていないので、今回再度お尋ねすることにしました。

 

 残りの2問は子育て支援についてですが、後日掲載します。

 

2023年

2月

12日

冬の大仕事 鉢替え

 前回紹介した「クリスチィアン・ディオール」を鉢から取り外した写真です。

 

 しっかり根が張っていました。

 

毎年私がこの作業を続けるのは、バラの根の張り方、育ち方がわかるからです。

 

 そのバラ特有の性質、気候変動でそれぞれの育ち方の違いがあり、それがとても興味深いのです。

 

 以前は土を全部取り除き、水できれいに洗い、新しい土に植え替えていましたが、土の量が半端なく、花壇に足す場所もなくなり、年齢的なものもあり、断念して、少し楽なやり方に変えています。

 鉢を横にひっくり返し、そこから5センチほど鎌で削ります。側面も同じようにして2~3センチ削っていたら、がん腫病(バラの癌)が見つかりました。根が弱ってしまうので急いでねじり釜でこそげ取りました。

 

 その後、上部にも小さい根がたくさんはびこっているので削除。底5センチ、周りと上部2~3センチを削り取り。

 

 結果的に鉢全体の半分位の土を取り除き、その分新しい土を入れています。用土は赤玉中粒3、ボラ土3、腐葉土3、有機質1の割合で作ります。

 

 新しい土を足したバラの鉢。

 

 すっきりしました。水をやると気持ちよさそうです。

 

 私は用土を布団だと思っています。

 

 毎年この時期に30鉢分の用土替えをしていますが、綿打ちなおした布団にくるむとふかふかでとても気持ちがいいように、バラもきっと喜んでくれると思います。

 

 昨年春の開花時のクリスチャン・ディオールの写真です。

 

 バラの栽培を始めた当初は、覚えやすいように固有名詞のついたバラを選んでいました。フランスの知る人ぞ知るデザイナーの名前。

 

赤は赤でもワインがかった赤で好きな色です。

 

 

2023年

2月

11日

より大胆に

 バラの鉢替えの季節になりました。

 

 私のバラも高齢になりました。今日はこの小さな鉢で20年も生き続けている「クリスチャン・ディオール」の古株の枝をのこぎりでバッサリ。

 

 若い枝と世代交代するために、まだ枯れていない、新芽を出すエネルギーを持っている枝ですが、意を決して断行。

 こうすることで次の元気なシュートが出てくるのを促します。今年は他の鉢にも同じように、30㎝の高さを基準にいつもより大胆に、低く剪定します。

 

 ダメになる株もあるかもしれませんが、増えすぎた鉢を整理する目的もあります。

 

 バラの生きる力を信じてメスを入れるのですが、寒い冬の、この緊張感がとても好きです。

 

 

2023年

2月

05日

人生のネタ探しとはっちゃん

 2月3日節分の日に、不思議な方の講演を聞きました。

 

 粕屋町サンレイクさくらホールでの飲酒運転根絶フォーラム2023で、「ゼロにするまで私たちにできること」という内容で講演された岩本初恵さんこと、はっちゃんです。

 

 漁師だったお父さんの8千万円という借金を苦に、お兄さんがアルコール依存症にになられその闘病を支えられたこと、ご自身はお父さんからの教えを守って、一代で100億円企業を築かれたことなどを、勢いの良い佐賀弁交じりの言葉で話されました。

 

 一時間があっという間でした。

 

 原稿なしで最初から1時間、トーンが変わりませんでした。

 

 ユウチューブでも発信されているというので見てみましたが、同じ口調でした。

 

 そのどの内容を見ても、父の教えを守って明るく前向きに生きるという、信念に溢れた言葉の数々。ご自分は3度結婚し3度離婚されたという普通はあり得ない話。

 

 この方の会社は女性社員への福利厚生が進んでいると評判で、そのことが企業成績を上げている大きな要因だとおっしゃっておられました。

 

 飲酒運転根絶フォーラムでは、寛太君の友達だった方がアナウンサーとなり、司会を担当、博多高校の生徒会の皆さんの発表もありました。

 

 事故から12年経ち、何度も押しつぶされそうになりながらも皆さんの支えで何とかここまでこれたと、NPO法人はぁとスペース代表の山本美也子さんの感謝の言葉。

 

 この山本さんも素敵な女性です。母としての悲しみをどうやって運動の原動力とされたのか不思議な気がしますが、講師の岩本さんの言葉に「人生はネタづくりと思って楽しんで生きてきました」という言葉と合致するのかな。

 

 何事も感謝、苦を楽しんで生きれば、そこには必ず花が咲く、そんなお話でした。

 

 

2023年

1月

29日

地べたの民主主義と女性議員を増やす会

 1月28日の夕方6時よりオンラインで上記の講演がありました。主催は「福岡・女性議員を増やす会」です。

 

 187票の差で昨年6月現職を破り東京杉並区の区長になられた方で、年齢的には私の子ども世代、1974年生まれ。

 

 「私がつかんだコモンと民主主義」という著書を読んでいましたので、とても寒い夕暮れでしたが、JRと西鉄電車に乗り継いで、アミカスまで行ってきました。

 

 肩書は公共政策研究者。2003年からオランダ、ベルギーで国際政策シンクタンクNGO[トランスナショナル研究所」の研究員として世界各地の公共サービスの民営化の実態や、公共サービスを住民の手に取り戻す「再公営化」などについて調査・研究してきました。

 

 一連の流れを地べたの民主主義と唱え、地域自治中心主義を前面に出されています。

 

 今回の選挙は児童館などの廃止を打ち立てた現職への対立候補として担ぎ出した草の根市民活動団体の見事な勝利でした。

 

 今日のオンライン講演会の主催者団体は、2018年から福岡で女性の政治スクールを運営していて現在5期終了。その間、福岡県議会議員2人、市議会議員7人、町村議会2人の計11人が誕生。

 

 2年後の粕屋町でも町会議員の選挙があります。この「増やす会」に入って粕屋町でも女性議員の数を増やす手助けをしたいと考えています。

 

 

2023年

1月

28日

バラの接ぎ木

 1月28日、サンレイククラフトルームでバラサークル毎年恒例の「バラの接ぎ木」講座がありました。講師は田主丸、井上農園の井上謙二さん。参加者は会員外の、初めての方も含めて28名。

 

 古くなった株の更新として、古株の枝の形成層と台木の形成層と合わせテープで固定します。それに井上さんは毎年新しい品種の穂木を用意してくださるので、その枝で接ぎ木を。

 

 成功率は人によって違いますが、私は昨年から参加で今年2年目。成功率は人によって様々ですが、昨年の私の成績は50%、2本の苗が無事に育っています。

 

 バラの育成栽培において、また別の楽しみができました。昨年成功したバラは大きく育ち、今年のバラ祭りに出品できそうです。

2023年

1月

25日

金柑の甘煮

 10年に一度の寒波到来ということで、閉じこもりの2日間でしたが、皆さんはいかがお過ごしでしたか。

 

 雪が降る前に鉢植えの金柑を摘み取っていましたので、金柑の甘煮を作りました。金柑の木は寄せ植えで使ったものを植え直しました。

 

 2鉢で900グラムもの金柑が取れたんですよ。

 

 金柑は風邪で傷んだ喉や花の回復をサポートし、粘膜を強くする栄養が豊富だとか。今の時期にぴったりの甘煮ですね。

 

 

2023年

1月

24日

実家よりも実家「じじっか」という拠点

 1月20日の福岡県女性議員ネットワーク研修会の第2部は「じじっか」訪問でした。テーマは「支援対象児童等見守り強化事業~じじっかの取組み~」。

 

 講師は「一般社団法人umau,(ウマウ)」副代表 中村路子さん

 2014年12月にママを一人にしない母子家庭団体が発足し、その後、合同会社nmaruとなり、そして2021年3月に一般社団法人化しました。

 

 じじっかとはひとり親を中心に「貧困家庭の脱出」、「「地域子育ての実現」を目指して一般社団法人umauが運営する拠点です。広い倉庫を改修して「じじっかパーク」ができました。私たちネットワークの議員はそこで研修を受けました。

 

 実家よりも実家にということをキャッチフレーズに、講演では、血縁のない200以上の世帯がお互いに助け合って、支援される側がいつのまにか支援する方に回っているという、不思議な現象が起きている暖かい循環がありました。

 

 登録会員であれば、いつでも「ただいま」とドアを開けれるし、金、土、日の3日間はみんなと一緒に食卓を囲める子ども食堂を運営しています。

 

 じじっかパークの一角にお店のようなギフトルームがあります。

 必要なものをもらえればお金は節約できる。だからといって、段ボールの中に雑然と入れられた状態から持ち帰るのと、きれいに陳列されて「店で買い物」するように選ぶのとでは全く違うとおっしゃっていました。

 

 運営メンバーが大切にしている「みんなの心をデザインする」ということがこのギフトルームに表れているようです。

 中央の方が中村路子さん。41歳という私の子どものような年齢の、細い体に、どこにそんなエネルギーがあふれているのかと不思議に思えるほど、様々な活動を続けておられます。

 

 自分たちの力で貧困からの脱出をデザインしておられるように見受けました。

 

 単なる補助団体ではなく、様々な企画を提案し「ラッキーループを巻き起こせ」という新しいムーブメントを久留米で起こしています。大いに感化されました。

 

2023年

1月

22日

全国初、久留米市のZEB化の取り組み

 1月20日に久留米市で福岡県女性議員ネットワークの視察・研修を行いました。

 

 内容は「全国初、既存公共建築物のZEB化工事」で、講師は環境部環境政策課、都市建設部設備課、同じく営繕課の3人の職員でした。

 

ポイントは

  • 改修をZEB化で可能(既存技術の組み合わせ)
  • 改修をトータルで考える
  • 部局間連携の重要さ

 

2019年にZEB化可能性調査を4施設行い、ZEBランキングを確定。環境部庁舎において環境省補助事業の採択、2021年度に施工。以下スライドより説明します。

 

 

  ZEB化とは(Net Zero Energy Building)の略で、定義としては快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物。

 

 今回の取り組みを図で表せば下のようになります。

 

 ここで注目すべきはすべてにおいて、地場の事業者さんで施工が可能ということだそうです。

 

 特別の技術は不要で、工事費を低く抑えられ、そのノウハウを地域に広げることができ、地場産業の育成につながるということで、なるほどと、その職員、ZEB化チームの姿勢を参加した全議員が高く評価しました。

 

 その職員集団は、彼ら曰く「あきらめの悪い職員で、粘り強く」、つまりやる気のある職員が集結し、しつこく活動したとのことでした。

 

 実際にされたことは以下のとおりです。

 

 

 結果として、2021年2月より電気購入費が下がり、昨年の夏は8割以上の削減があったそうです。

 

 

 

 キーワードは「空調機器の改修」。それをトータルで考えるということだそうです。

 

 粕屋町役場庁舎も2年後にその空調機改修の全面的な工事を予定しています。

ぜひ職員の知恵とやる気で既存の技術を使っての挑戦をしてほしいな、そしてその応援をしたいなと心より思いました。

 

 

2023年

1月

15日

柔らかくなったボタ柿とヒヨドリ

 庭に柿の木があります。富有柿です。

 

 今年は、消毒のタイミングが悪くてカメムシに喰われ、ぼたぼたに柔らかくなった柿がたくさんできました。それをめがけていろんな小鳥たちが集まり、柿の木が小鳥の餌場になりました。

 

 ヒヨドリ、ツグミ、メジロ、スズメ、他にも名前の知らない鳥が飛んできて、毎朝大賑わい。

 

 上の写真は大事にとっておいた最後のボタ柿で、ベランダの椅子に乗せてみたところ、メジロが一番に来ましたが、ヒヨドリに追い払われてしまいました。

 

 我が家の食堂から見えるので、鳥たちの朝の争奪戦が夫の楽しみになっていましたが、それも今日で終わりです。

 昨年、まだ数個残っている時、そして昨年12月23日の大雪の日のヒヨドリです。

 

 

2023年

1月

13日

行政を動かす質問の極意とは

 1月12日に町村議会研修会が、石城町の国際会議場でありました。

 

 タイトルは「市長経験者が明かす!行政を動かす質問の極意」でした。新年を迎え、議員活動への取組をさらにパワーアップしたいとしている私には良いタイミングで、思いを深めることのできる内容でした。

 

 昨年末にコロナにかかった時に、猛烈な鬱になり、今後どうやって議員活動を続けていけるのかとても悩みました。その時に思ったのは広げすぎた活動を整理し、自分の力量に見合った活動を、ということで、お正月休みにはいろんなものを整理しました。

 

 コロナが快復したこと、身辺整理ができたことで、今は不思議にやる気が出てきました。断捨離の効果でしょうか。

 とても印象に残ったことは

「議会がチェック機能を果たす最大の武器は、責任ある批判として議案を修正・否決すること。そのことが町長と議会の緊張関係をもたらし、活性化する」と述べられたことです。

 予算修正案を提案しても同僚議員の賛成がいるので、日頃からいろんな議員との政策討論が必要です。残り2年の任期の中で、できる限り頑張ってみたいと気持ちを新たにしました。