4期目、「粕屋の里」への思い、議会改革などを綴ります

2019年

11月

17日

新しい扉

 今日成田からスカンジナビア航空でデンマークに行ってきます。往復2日間は飛行機、観光に2日間、残りの3日間はみっちり視察。長阿彌幹生先生のツアーで1日3件の訪問先が用意されています。

 

 何ができるか、どれくらい身につくのかわかりませんが、私にとっては70歳最後の事業です。新しい出発となるようしっかり学んできます。

 

 

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2019年

11月

12日

全員賛成で提言書改訂版を町長へ提出

 11月8日の全員協議会で議員全員の賛同を得て執行部へ町立保育所の建て替えに関する「提言書」を提出することになり、11日町長室へ。

 

 昨年の11月16日に提出したものを、1年かけて行政と審議を重ね、書き直す必要が出てきたので、改訂版を出すことにしました。

 

 本田は6月から新体制で委員長に就任。前委員長の鞭馬議長から引き継ぎ、行政からの報告を求め、委員会ごとに議員間の自由討議、調査研究ができるように努めました。

 

 以前のように国からの補助金が下りず、交付金という名目で様々な支援はあるというものの、その金額が明確でないし、要件が厳しいので執行部は建て替えに二の足を踏んでいますが、住民の皆さんの要望が強く、町長自身も公約に挙げておられるので、行政、議会とともに同方向を向いての審議を重ねています。

 

 中央保育所、仲原保育所の老朽化はひどく、一刻も早い建て替えが望まれます。今回の改訂版を出した大きな事案は建設場所の問題でした。

 

 昨年はある場所を提言していましたが諸条件により断念。結局以前から行政が提案してきた同敷地内での建設の提案、過去2度ほど執行部から出されていますが、民営化が条件でしたので、その都度反対が多く実現していません。今回適地が見つからないということで、議会も同敷地内での建て替えを推奨せざるを得ない状況となりました。

 

 依然と大きく違うのは町立で建て替えるということです。

 

 安全性、建設資金に関して問題が山積みですが、一つひとつ課題をクリアして、、子育て支援センターの機能を備えた「粕屋モデル」として、調査研究を進めます。

 

 昨年に引き続き、チーム議会としてまとまって行政に提案できたことは何よりでした。それだけ粕屋町が子育て支援に力を注いできた流れがあるからでしょう。大切にしていきたいものです。

 

 

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2019年

11月

10日

子ども中古衣料のバザー

 11月2日のわっしょいフェスタで、子どもの中古衣料のバザーを去年に引き続き行いました。主催は「粕屋町子ども・子育てフォーラム」で、中古衣料は昨年同様、町立保育所・幼稚園にお願いして譲っていただきました。今年は地域の子ども会にも声を掛けました。

 

 今回は回収の直前に大きな行事が重なったことで少し心配でしたが、何とかバザーできる品物は確保できました。その上、集める時も、販売するときも関わってくれた方々にとても喜ばれました。

 

 昨年は文化祭に合わせて2日間の開催でしたが、今年はわっしょいフェスタの日だけに絞り、小学校6年生のKくんも大人以上に、朝9時から4時近くまで有能なスタッフとして働いてくれました。売り上げは、1点100円、2時以降は50円にして15,750円でした。経費としてテント代1,000円を差し引いて、純益14,750円でした。

 

 昨年は障がい児保育の研修会の費用と決めていましたが、今年度はまだ未定です。できたら子ども全体で喜べる事業ができたらいいのかなとも話し合っています。

 

 赤ちゃんのものはあまり動きませんでしたが、小学校低学年用の要望が結構ありました。残った衣類はグリーンコープのファイバーリサイクルに持って行き、活かしていただきます。

 

 回収、販売を通して中古衣料の活かし方を皆さんに考えてもらうこと、そのことを通して仲間づくりができること、これはいま世界で注目を集めているSDGs(持続可能な開発目標、気候変動に対する対策)の活動につながると思います。

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2019年

11月

08日

近江八景 唐崎の松

 今回は気持ちに余裕がありましたので朝食前に近江八景の一つである唐崎日吉神社の松を見に行きました。琵琶湖の湖面も見たかったのです。幸い天気が良く、澄んだ空気、晴天の青空に映える松、水面には漁をしている船らしきものも見えました。

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2019年

11月

05日

今年2回目のJIAMの研修で大津市へ

 11月5,6日の2日間滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所(JIAM)で研修を受けてきました。

 

 テーマは「議会改革を考える」。全国から75人の自治体議員が集まっての研修でした。福岡県から福津市3人、そして私の4人でした。

 福津市はまだ議会基本条例ができていないので何とかしたいと、議会運営委員長さんである参加者のお一人が熱く語っておられました。粕屋町は平成24年にできましたけれど、運用の面でまだまだのところがありますので研修を受けたい常々思っていました。(研修費用は宿泊研修費7300円に交通費。政務活動費がないので自費です)

 

 また、早稲田大学名誉教授の北川正恭氏の講演がどうしても聞きたくて参加しました。その講演内容は「地方自治の現状と議会改革の動向」でした。

 

 切り口が面白く、世の中の動きの経済との動向に政治が絡む様々な内容にあっという間の90分でした。なぜ議会改革が必要なのか、実にわかりやすかったし、議会の持っている権限を見直さないといけないなと強く感じました。研修会のスケジュールです。

 早稲田大学マニュフェスト研究所全国自治体議会改革度調査によるランキング1位の芽室町議会の前議長の広瀬重雄氏、同じく2位の大津市議会議会局次長の清水克士氏のお二人の内容は、二元代表制における議会のあり様をとことん突き詰めて考え実行された内容で、力溢れるものでした。

 

 副議長選同数獲得したもののくじ引きで敗れ、任期残り1年半で何ができるのか、少しあきらめの境地にもなっていましたが、議会力の奥深さに触れ、まだやれることがあると背中を押された感じがしています。

 

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2019年

11月

04日

私のブックリサイクル

 粕屋町立図書館では昨日(3日)ブックリサイクルがありました。文化祭と同時開催になったのを知り不思議な懐かしさを覚えました。

 

 20年前の図書館設立時に図書館応援団としてボランティア活動をしていた「図書館フレンズ粕屋」の活動資金を集めるために、私たちの会ではブックリサイクルを文化祭開催時に中央公民館の2階で行い、寄付金を募っていました。

 

 図書館ができてからは町立図書館が収集・無料配布を図書館まつりの一環として毎年10月第4週にしていて、フレンズの会では本の提供と整理ボランティアとしてお手伝いを続けています。私も一町民として本を持って行っていましたが、実は5年ほど前から別の形で古本を役立てています。

 

 収益金が東日本の大震災の復興に役立つ、古本を提供することでその収益金が陸前高田市の復興図書館の図書費になるということを知って、古本を送っています。

 

 今年は特に70歳の身辺整理をしましたので今までに2回、段ボールで6箱、約260冊の本を送り、6千円ほどの売上金を図書費に寄付したことになりました。陸前高田市の図書館から金額を明記したお礼状が届いています。

 

 陸前高田市立図書館は開館して2年、こうして集まった図書費は今まで4千7百万円以上になっているようで、今後も続くとのことでした。また図書館のFBに「いいね」を押すことで、細やかではありますが一つの復興支援として楽しんでやらせてもらっています。

 

 前回紹介した船橋村立図書館、また指定管理者がツタヤで有名な武雄市の図書館、そして粕屋町の図書館は2000年開館で今年ともに20周年になります。図書館設立にかかわって23年、私は図書館づくりを支援し、その活動を見守ることでまちづくりの奥深さ、楽しさを知り今日まで来ています。

 

 それぞれの図書館が今後どんな展開を見せ、地域の皆さんのまちづくりの拠点として発展していくのか楽しみにしています。

 

 参考までに陸前高田市立図書館のホームページを案内します。 → こちら

 

 古本を集める「夢のプロゼクト」の案内があり、その経過説明で図書館が震災からどのよう立ち直ってきたかがわかりますので是非クリックして見ていただきたい、また、見ていただけることも復興支援につながりのではと思います。

 

 昨年の10月に様子を見に行きました。とても素敵な図書館ができて嬉しかったのですが、かさ上げした市街地に立っていますが復興はなかなか進まず、昔の街の賑わいを取り戻すにはもう少し時間がかかるようです。 

 

 

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2019年

10月

31日

日本一貸出冊数の多い 船橋村立図書館

 人口3000人の小さな村には3つもの日本一がありました。そのひとつが図書館の貸し出し冊数です。人口は3,000人なのに登録者は19,000人。人口一人当たりの貸出冊数は34冊。

 船橋村の中心にある駅舎内の図書館1階は床暖房。2000年に建設された1,500㎢の図書館の方針がすごい。自治体の投資の見本のような気がしています。

舟橋村立図書館の経営方針

  1. 滞在型図書館
  2. 情報発信基地としての図書館
  3. 広域サービス
    村民ばかりでなく、地域鉄道沿線の自治体住民にも広く開放された図書館として運営し、利用者口語の交流を促進する。また同時に近隣図書館とのネットワークを整備し、資料の分担収集・保存などの相互協力を行い広域サービスの向上を図る。

 

,②はどこの図書館でもやっていることですが、③はなかなかできることではありません。結果としてそうなるなら拒めないので仕方がないとする図書館が多いなか、方針に基づいて、特に注目したのは、漫画を文化として認め親子で親子で語り合える評価の定まったものを収集する、また村民はもちろん他の自治体の住民も同じように利用できるようにし、地域コミュニケーションの「場」を提供するとしています。

 

 そのために住民から借地して広い敷地を用意し、無料で250台駐車できる駐車場を作りパーク・ライド方式としています。ちなみに粕屋町の図書館駐車場もパークライド型ですが、駐車台数は162台、しかも1時間以上は有料です。

 

 村の税収は3億9千万円、一般会計予算は30億円、図書館資料費は500万円です。粕屋町の場合は税収は63億38千万円、一般会計予算は143億円、図書資料費は1000万円です。

 

 舟橋村の運営で図書館の果たす役割の大きさに注目した首長の考えを実施に移した例で、その投資の的確さに驚いています。そしてそれが成功し、町民の誇りとなっているようです。

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2019年

10月

29日

付加価値をつけてのまちづくり構想の成功

富山市を一躍有名にしたのはLight Rail Transit(交通機関)への取り組みです。

 

LRTネットワーク」の取り組みがSDGsの評価となって全国的に有名となりましたが、あくまでもそれは結果であって、必要に駆られたまちづくりだったと思われます。

 

合併によって粕屋町の100倍近くにもなった市の面積(富山県の3分の1)、持ち家制度への志向が強く地価の安い郊外散らばった居住地域、自動車への過度の依存、その課題に対する応えが市内電車による交通網の整備でした。

 

 全国で最も低密度な市街地だった都市の再編を、もともとあった市内電車に特化した改革の成功例だと思いました

 今回の視察の目的はSDGsの取り組み主でしたが、粕屋町に参考になったのは、この公共交通を中心にした開発の推進です。粕屋町のJR6駅とふれあいバスを有機的に結びつける構想を何とか実現できないものかと思っています。

 

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2019年

10月

27日

職員の本気度

 10月24日、25日は北陸富山市と近郊の村、舟橋村の視察を建設常任委員会で行いました。

 

 印象は「職員の本気度」でした。まずプレゼンテーションの資料が違うのです。工夫の凝らし方に目を目を見張りました。そして自信にあふれ、どんな質問にも対応できる柔軟性を備えていて、国の省のトップ職員のような説明。

 

 つまり自分事から日本という国全体からの視点による資料を示し、それにどう取り組んでいるか。2つの自治体に共通していることは、人口減少。このまま進めば消滅、沈没。そんな不安要素に溢れていたところから見事に立ち直った自治体の事例でした。

 

 本気度が違う。けれども対応してくれた議会事務局の職員の対応は普通。これは何を物語るのか。説明してくれた職員は多分首長からその思いを叩き込まれ、その実現に向けての困難の壁の高さにおののき苦しんだ結果の、その発表を私たちに聞かせてくれたのでしょう。

 

 迫力あるプレゼンを聞いて私はとても幸せになりました。ダメだと、このままいけば日本全体が沈没するのではという、言葉にならない不安感、閉塞感を感じていた私は、ひょっとしてこれはデンマークの日本版ではないかと一気に思いが飛びました。

 

 困難、不安に本気で立ち向かえばある程度のことはできる、可能だ、如何に本気になるか、その見本を見せてもらったような視察でした。

 

 粕屋町は2つの事例から見ると無限の可能性を秘めています。ただそれを使いきれないだけ、気づかないだけ。差し迫った不安が感じられないのでしょう。

 

 人口の伸びしかり、税収の豊かさしかり、交通の利便性など。ただ私たちはそれを十分に活かしきっていない。15年間に町長が5人も変わり、議会がそれに対応できていない。

 

 粕屋町の弱点、強みの分析が徹底して足りない。多分分析などしなくても日常的にはこなせるからでしょう。ただそれでは町民の幸福度は上がらない、幸せ感は味わえない。

 

 「ないものはない」。それがなんだという気概を持って、あるものを徹底的に活かすまちづくりをしたい。今ならそれができる、本気でそう思えた視察でした。企画してくれた中野建設常任委員会委員長、ありがとう。

 

 

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2019年

10月

24日

幸福感を味わえるまちづくり

 なんて素敵なまちづくり目標でしょう!

 

 これは私が9月議会で一般質問「5万人のまちづくりについて」というテーマで質問したときの箱田町長の答えです。このような言葉は即座には言えないと思います。普段からどうしたら町民の幸せを実現できるるのか、深い思索あっての言葉だと思います。

 

 粕屋町では私が町会議員になって15年になりますが、町長が次々と替わり、箱田町長は5人目です。その5人目のリーダーのまちづくりの目標がこれで、私は心底嬉しく思っています。

 

 町長はご自分からこうですと、ご自分の思いをとうとうと述べられる方ではなく、こちらから問いかければ、的確で、しかも理にかなった答えがきちんと返ってきます。

 

 できないことはできないと、しかしながら「時」がほしいとそのようなニュアンスで話されます。そして確実に実行していただいていることが、言葉の端々に垣間見えます。

 

 私が今後町会議員としてどれだけのことができるのかわかりませんが、もう一度初心に帰ってこの町のために頑張りたいと思っています。

 

 今日と明日は富山市と船橋村への視察です。博多駅を7時50分の新幹線で大阪まで行き、それからサンダーバードに乗り換えです。

 

 SDGsの先進地富山市が主な視察地、日本の最先端を行く中核都市。合併により大きくなった市ですが、人口流失の激しかった自治体を今の森市長のリーダーシップのもとに変革。公共交通が、福祉、環境、市民交流とさまざまなところで好結果をもたらしたまちづくりの地です。

 

 粕屋町に何が取り入れられるか、建設常任委員会の仲間とともに学んできます。

 

 

 

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2019年

10月

23日

デンマーク、小さくて大きな国

 8月から月に1度のデンマーク研究会の読書会に参加しています。写真は今読書中の本です。

 

 デンマーク研究会の理事長の長阿彌幹生さんを中心にした集まりで、デンマークの様々なことを学びます。13日に参加したSDGs勉強会もその流れの一環です。

 

 このことがきっかけになって11月17~24日までデンマークに研修に行ってきます。

 

 国の面積は九州位、人口は550万人、国土はほとんど平地の小さな国が、労働時間の少なさはOECD38ケ国中2位、日本は16。一人当たりGDP名目(国の豊かさを測る指標)10位、日本は26

 

世界幸福度調査1位(2016)2位(2019)3位(2018)、日本は58。汚職の少なさ1位、日本は16。公的教育費対GDP比4、日本は107位。

 

 小さな国の大きな力。その原動力、根幹をなすものが知りたくて事前学習中です。

 

 図書館でデンマークに関する本を司書の方に検索して出してもらいました。このうちの5冊を借りて今勉強しています。

 

 昨日はデンマークツアーの説明会でした。参加者は10名程度。5日間同じホテルに滞在して、様々な施設、学校を訪問します。

 

 学び始めではとても日本の参考にならないと思っていましたが、福祉、教育、環境とそのいずれもが魅力的で興味深い施策がいっぱいです。一つひとつの内容が明快で分かりやすく、取り組みも身近なことばかり。ひょっとしたら粕屋町でも何かできるのでは、と思い始めたから不思議です。

 

 

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2019年

10月

21日

モヤっとする?!

 10月20日付のブログのコメント(ブログの最後にコメント欄があります)の私の感想を述べます。

 

 内容は粕屋町のホームページへの日ごろの思いを綴ってあります。また、参考になる先進自治体例の記述もありました。

 

 実は私も2018年7月の豪雨の時からこの方がおっしゃるようにモヤっと感が続いています。それまでホームページの全体的なつくりにもの足りなさを感じてはいましたが、この時ほど危機感を抱いたことはありません。

 

 その時以来、災害で自宅待機の時は家のパソコンの前で粕屋町の防災情報、また同じような状況にある近隣の自治体情報をを見比べるのが仕事になりました。

※コメントでは神奈川県の大磯町のホームページを推奨してありましたが、実は近隣に同じようなフォームをしている自治体があるのです。

 

 災害で何を大事とするか、それは1にも2にも情報の提供の仕方と思います。残念ながら粕屋町のHPには町民から見た情報提供のあり方へのサービスが不足しています。官製のものに終始しています。

 

 公的機関がきちんと情報を出さないと、多くの人は不確定な情報に翻弄され、正確な判断ができずに命を失う、ということもあるのではないでしょうか。一般町民への動きが誘導できる、減災への取り組みの視点が欠けています。

 

 日頃から災害時にどう行動するか、何を優先するか、判断の基準は?としたとき、今私たちは優れた電子機器を個人が持っているので、ホームページでの伝達がとても重要になってくると思うのですが、その利用を本気で考えないといけない時期に来ています。

 

 災害時には役場の職員、消防団員の手助けは当てにはできないのです。自分の身は自分で守る、台風19号の気象予報士の「少しでも命が助かる可能性の高い行動を」という発言が耳に残っています。もはや命を守る時代ではなく、どうやったら助かるのかそれを個人レベルで考えないといけない時代となりました。

 

 今策定中でいろんな先進例を参考にしていると担当者は述べていましたが、粕屋町のホームページが災害時に町民の羅針盤になるように提言していきたいと思っています。

 

 

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2019年

10月

20日

停電対策とホームページリニュアル

 協働のまちづくり課で聞き取り調査をしてきました。

  • 九州電力の停電が長引いた場合どのような対応策があるのか
  • 災害時におけるホームページの活用について
 最近は停電という言葉が死語になるくらい停電しない。技術の進歩によるものでしょう。今回のいろんな報道を見て、日頃の備えの重要性を感じました。
 
 また、自宅待機中に周辺自治体のホームページの防災情報の扱い方を比較しました。粕屋町は今年1200万円をかけてホームページをリニューアルします。その改変に向けて町民はどのように意見を出せるのか、ということを聞いてみました。
 停電の場合
 粕屋町役場には発電機は設置しています。軽油を投入できれば長期使用は可能です。ほかには福祉センターにあります。共にあるガソリンスタンドとの提携をしているということでした。
 各避難所への対応はできていません。それで、たとえば小学校の体育館に設置についてはどのように考えるか尋ねてみますと、小型発電機購入の予算化を検討しているということでした。
 
 金額はどの程度かと尋ねてみると、自動車購入費ぐらいということでしたので、それでは是非にと強調してきました。全小中学校に設置できれば別ですが、予算が限られている中、機動性のある方が粕屋町としてはベターですね。
 ホームページに関して
 近隣で3自治体とも同じ会社が作成にかかわった事例があるのですが、フォームが似ていてもその情報提供のあり様が違っています。情報提供に差があるのです。
 なぜそういうことが起きるのか、粕屋町のHPが使いやすくなるようにするにはという問いに対して、金額で違うという、非常にあっさりした応えが返ってきました。金額、業者が決まって現在策定中なのでいろんな意見を取り入れるのは難しいということでした
 仕様書を出す段階、予算の金額を決める段階ならいいのかなと思った次第ですが、使うのは町民。その町民の意見にその都度対応できるシステムにしなければと思うのですが、そうなると専従の職員配置ということになり、現状では無理なのだろうか、と思ってしまいました。
 私はすべての職員がホームページを扱えるくらいに研修を重ねてほしいと思っています。粕屋町は電子自治体構築と銘打って、毎年その推進に1億円くらい使っています。
 役所の中での電子機器の占める度合いはどのくらいでしょうか。その機器を十分に使いこなせないようでは取り残されてしまう、世界に、と思っているのです。

 SDGs。持続可能な開発目標を世界中が取り組んでいます。特にこの気候変動が激しく、地球市民が生き残れるかどうかの時代に粕屋町はどう対応できるのか、次世代に何が残せるのか、勉強、勉強です。
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2019年

10月

15日

SDGsの勉強会

 10月13日やっとSDGsの勉強が本格的にできるようになりました。しかも今回の案内人は教育文化研究所の長阿彌幹生さんでした。結果としては、やる気満々。内容の紹介をします。

 

 主催者挨拶 13:00~

   NGO福岡ネットワーク 代表理事 二ノ坂保喜

 プログラム

  • 基調講演 13:15~14:15

   「デンマークの土台をなす”質の高い教育”とは」教育文化研究所 長阿彌幹生 氏

  •  ワークショップ1 14:25~15:05「私のSDGs」
  •   発表者①川崎英彦(春日市市議会議員)
  •   発表者②山田英行(NGO福岡ネットワーク事務局スタッフ)
  •   コーディネイト:長阿彌 幹生 氏
  •  ワークショップ2 15:20~16:20私も今日から”SDGs”」
  •   グループワーク
  •  まとめ・振り返り 教育文化研究所 代表 長阿彌 幹生 氏 16:20~16:50

 (※ スマホで見る時に「行」が安定しないので、番号なしのリスト形式で書きました。

「・」が余分にあります。削除できないので気にせずに読んでいただけたらと思います)

 

 台風で中止になった分さらに頑張っているというよさこい・商工祭りが気になるのですがあえて無視、福岡市中央区のボランティアセンター「あすみん」に13時より17時まで参加してきました。途中2度の短い休憩をはさみ、みっちり鍛えられましたよ。

 

 私は近頃講演会で90分一方的に話を聞くのがつらくなりました。何にもしゃべらず、動かずただひたすら講師の一方的な考えを聞くのに抵抗があるのです。参加者と一体になった研修会にといつも思っていましたが、今回はまさにそれでした。

 

 基調講演は30分。ワークショップは2回でしたが、途中テーブルを変わる流れでしたのでテーブルは3回移動、発表者2名の発言とグループ4名の発言を2回で10名、そして私の発言とそれだけでも多彩な内容となりました。各自名刺交換しながら、自分の日ごろの活動、思いを聞き合い、意見交換ができました。

 

 基調講演者の長阿彌幹生氏はデンマーク研究会の理事長でもあり、10年近くデンマークツアーを企画、多くの方にデンマークを紹介をされています。今回デンマークの取り組みが基本の学びでしたが、面積も人口も少なく、小さな国の、地球全体に対する潜在的な力、深い思い、すばらしい国ということがよくわかりました。

 

 私もSDGs 頑張ります!

  

 

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2019年

10月

12日

災害時における通信機器の活用

 台風19号の被害は今後も増え続けるようですね。大変なことになりました。12日・13日はニュースの報道がある度にチェックしました。そして粕屋町のホームページと他の自治体のホームページの、防災・災害に対する自治体情報発信を見比べていました。

 

 行事が中止となって時間ができたこと、またはいろんな情報が溢れているので比較するのにちょうどよい機会なのです。また実際被害に自分自身が遭った場合を想定し、どう動くのが最も「命が助かる可能性のある行動」になるのかを考える良いチャンスと思ったからです。

 

 まず千葉県に住んでいる娘と妹に、まちづくり支援団体[ニコニコかすやプロジェクト」ぼうさいかすやカフェによる「災害用伝言ダイヤルの活用(NTT)」を提案し、2人に実行してもらいました。これで電話が通じないときには10円さえ持っていれば公衆電話からでもお互いの状況を確認し合うことができます。

 

 次は粕屋町のホームページの点検。近隣の自治体の防災情報提供の在り方と比較するのにちょうどいい機会でした。

 

 粕屋町のホームページでの防災情報の発信について皆さんはどう思われますか?

 

 私は昨年7月の豪雨災害の時から何度となく比較を続けているのですが、はっきり言ってよくない。普段からの備えがとても大事と思うのですが、まず、一町民としてホームページを開いてもどこにアクセスしたらよいのかわからない、と思われるのではないでしょうか?

 

 まず自分がどこに避難したらよいか(行政区主催の自主防災訓練に未参加の場合)を調べてみました。

 

 くらしのガイドに防災の記事があり、防災マップのページ、避難所の一覧などはあるのですが、そのことに気づく町民がどれだけいるのかということが疑問です。

 

 次の疑問は自分が被害にあったら何が情報として必要なのか、どう動いたら良いのか、具体的な取り組みが欠けている。行動に移せない情報、つまり町民サイドの視点ではない編集のように思われます。

 

 今年ホームページのリニューアルを1421万円かけてする予定です。当初予算書には「利用者ニーズやインターネットの技術革新に柔軟に対応できるシステムにするために」と書かれています。

 

 議員として今まで本議会で何度かホームページの在り方を指摘し、今回の再編につながっているとは思いますが、町民の皆さんも気がついたことがあればその思いを直接役場に伝えてほしい。

 

 さて、では実際に自分が一町民として役場職員にその意見をどう伝えることができるか。

  

 今思い浮かぶのは役場においてあるアンケート調査票に記入すること、ファイスブックの協働のまちづくり課、町長にアクセスして記入する、直接役場の共同のまちづくり課に電話をすること、其の3つ。それ以外にどんな方法があるか、うーん、ちょっと思い浮かばない。調べてみます。

 

  先日ファイスブックの記事で古賀市の花見小学校に蓄電池の設置があるのを知りました。災害時の避難場所に最も必要な設備と思い教育委員会に行って調査すると書いたのですが、15日に早速この件も併せて問い合わせします。

 

 

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2019年

10月

10日

町民運動会と防災のまちづくり

 10月6日に町民運動会が秋晴れの中開催され、多くの町民が粕屋東中学のグラウンドに集まりました。近隣の自治体では取りやめたところも多いなか、粕屋町は58回にもなっている、また、やめた自治体も再開しようという動きもみられる、ということを町長はあいさつの中で述べられました。

 

 台風19号の動きが気になります。

 

 プログラムの最初は消防団員による、日頃の訓練の様子を紹介しながら各分団対抗の障害物競争となっています。災害時に人が集まり、その運営に関して、日頃から経験や訓練が必要ということで、町民運動会はその練習の場として、気負わず楽しくやれるという利点が見直されたのではないでしょうか。

 

 防災訓練としての町民運動会、新たな視点で伝統行事は続きます。

 

 参考までに運動会のプログラムを紹介します。

 

 

 

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2019年

10月

07日

粕屋の栗で炊いた栗ご飯

 

 9月30日の、なのみの里閉店間際に買った栗で栗ご飯を炊きました。もち米と小豆を入れて3合のお米で炊いたので、冷凍パックに入れて冷凍、少しずつ味わっています。今日もお昼に食べました。

 

 粕屋町の生産者の、多分家の、あるいは田んぼか所有の山地に栗の木があって自宅用で食されていた余りを出荷されていたのではないかと勝手に想像して食べています。大きくて見事な栗でした。

 

 今が旬のシークヮーサーも生産者名義の土地で実ったものを出荷されていたと知り合いに聞きました。そんな、市場には出せない細やかな農産物を、直販施設という場所で気軽に手に入れることができていた幸せに気がつかなかったなー、と今更ながらとても残念な気持ちになっています。

 

  

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2019年

10月

03日

決算に対する指摘

 9月議会が9月30日に終わりました。9月議会は決算審査の議会です。議案59号の平成30年度粕屋町一般会計の認定について審査の結果、健全な財政運営が行われているので私は認定することに賛成しました。ただその賛成討論の中に指摘事項を1つ加えました。

 

 賛成討論の中に指摘を入れているので賛成討論としてはいかがなものか、という意見があるのは重々承知していますが、大枠で賛成の場合、決算審査の監査機能を議会が果たすためにはこの手段しかないと思っています。

 

 指摘の内容は「農産物直販施設による地場産物の消費拡大」という事業に関してです。

 

 昨年まであった報告が今年は見当たらず。資料請求をしますと、役場がしている事業ではないからという理由で今年は省いたとの応対があり、資料は特別委員会の後で個別に頂きました。その対応に疑問があるのです。

 

 その後、この農産物直販施設「なのみの里」は閉店の張り紙がしてあったという声を聞いたので、早速なのみの里に駆けつけてみると、9月30日までで閉店しますという張り紙がありました。(写真、その経過はこのブログの9月25日に掲載)

 

 この事業は直販施設「なのみの里」開設の経緯、施設貸付料を掲載。また、近年3年間の動向として年間来場者、年間売り上げ高、生産者数を表をしていました。指摘事項として下記の3点を挙げました。

  • この事業は施設建設に関して町が関与し平成38年度までの事業で県より補助金をもらっている。当初の事業内容を継続しないと、県への補助金返還ともなりかねない。
  • 組合員、従業員の方にも突然のことだったと聞いている。生産者の中にはすでに作付けも終わっている人もあり、レジの従業員も不安そうだった。その対応は。
  • 関係者、消費者への突然の閉店による混乱はないのか
  
 この報告削除にはもう一つの視点が欠けています。それはこの事業報告が第5次総合計画の進行管理の指標として重要な役割を担っているというところです。総合計画書の65ページをアップします。

 平成32年度の目標値として1億5000万円としていましたが、なのみの里自体がなくなるのでこの目標値は宙ぶらりんです。

 

  毎年事業費の予算を組むときに行政評価制度を採り入れ、この指標は重要なカギとなります。町が実質的な事業展開していなくとも、協働の展開として地元農産物の販路拡大をするために施策を推進するのに総合計画では次の3つ①農業基盤の整備②農産物生産の促進③地産地消の推進を展開するとしています。

 

 今後の手立ては?

 

 町としての今後の取り組みを早急に対応しなければならないのではないかと思っています。

 

 

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2019年

9月

29日

ニューヨーク図書館エクスリブリス

 夫と二人で西鉄ホールであった「ニューヨーク図書館エクスリブリス」という映画を観てきました。一日だけの上映で、午前・午後・夜の3回で、会議があったので夜の部を鑑賞。

 

 夜の部でも100名以上の観客があり、終了後は熱気が漂っていました。3時間以上の上映時間で、司会も解説者もなく、いきなりその場面に遭遇してその場の一員になるような臨場感あふれる制作の仕方で、まずびっくり。図書館は人である、図書館は民主主義の柱であるという理念が伝わってくる内容でした。

 全国的にも評判の高い作品で、図書館のことがこれだけ注目されるのは、夫とともに「図書館フレンズ粕屋」の会員である身としては嬉しい限りです。

 いろんな説明をするより下記の内容が、ニューヨーク図書館・映画のことがよくわかると思うのでアップします。 → こちら 

 

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2019年

9月

26日

台風の爪痕

 粕屋町では台風15号の被害は大きな被害はなく、管理している公園の樹木が8本倒れたという報告がありました。一般の部では扇橋付近、扇開館の前のモチの木の枝が折れ、須恵川に落下したということです。役場では処理できないので須恵川の管理をしている県と協議してという報告に好奇心がむらむらと湧き、早速出向きました。

 

 二股に分かれていた一方の幹が風邪の強さで折れた、というより想像ではこの部分で風が舞ったのではないかと思われます。落ちた幹の枝はもぎ取られた形で枝の先っぽは折れて全部流されていました。自然の破壊力に圧倒されました。

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2019年

9月

25日

なのみの里 売上高 減少…閉店へ

 決算特別委員会において毎年報告のあった農産物直販施設「なのみの里」の販売実績がなかったので資料請求しました。

 

 実は毎年この報告を見て、粕屋町における農業振興について考える手立てとしていました。毎年報告していたものを今年になってやめるというのはそれなりの理由が必要だと思うのですが、視点の相違というところでしょうか。理由をきちんと述べてほしいと指摘しています。

 

 直販施設は町が補助金申請をして建物を立てましたので、貸付料を年間764,640円受け取っています。運営主体は、粕屋町農協なのみの里利用組合です。

 

 実績を見ると来場者数、売上高がかなり減少しています。生産者数に変わりはないので、消費者の動向が変わったのか、消費そのものが減ったのか、理由は様々何でしょうね。

 粕屋町の農業は農業者だけの問題ではなく、今検討している「粕屋町都市計画マスタープラン」の内容にも、土地利用という面で深く関わってきます。

 

 粕屋町にとっては環境的にも、地域活性化においても農業の果たす役割はとても大きいものがあると考えています。大都市近郊農業の生きる道を探りたいですね。

 

 地域振興課がそういう面で旗振り役になってほしいのですが、現実はかなり難しいようです。

 

 今日、議会で気になるうわさを聞いたので、帰宅後早速確かめに行ってきました。

 こういうことだったのかと唖然としました。また、なんだか腑に落ちない気分です。

 

 県からの補助金を受けるのに町が関わっているわけですから、期間(平成38年度まで)までは申請を受けた内容で事業展開しなければならないし、適正に運用されているかどうか、それを見守るのが町の仕事ではないでしょうか。そのための報告でもあったと思うのです。

 

 これだけが農業振興事業ではないし、この貸付業務も直接農業振興に関するものではないのですが、地域の農産物の納入先の一つが消えるのは本当に寂しい。

 

 

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2019年

9月

22日

非正規雇用職員の処遇

 9月議会に「粕屋町会計年度任用職員の給与及び費用弁償にかかる条例」という議案が出ています。

 

 対象は役場内における非正規雇用の職員305名の処遇の在り方です。非正規雇用は平成12年から人件費を抑える手立てとして増えてきました。

 

 平成12年の人口35,250人、人件費18億3400万円

 平成30年の人口47,200人、人件費17億9400万円

 

 職員の数は定数がありその範囲で推移しているので変わりません。平成30年3月では正規雇用の職員は221名です。人件費は上がらず、むしろ減っていますね。

 

 ところが人口は1万2千人ほど増えています。その多くなった業務を305名の非正規雇用の職員でカバーしていることになります。

 

 職員全体では非正規雇用の割合は56.75その方たちの報酬は人件費ではなくて物件費の中の賃金となりますのでその数字は表に現れず、統計にも出てきません。私はこの数字を資料請求しようと思いましたが、役場の対応は統計は出していないということでしたので自分で作るしかないようです。

 

 町財政的には人件費を抑えているので、評価をされていますが、粕屋町には優秀な非正規雇用職員が多くいて、そのスキルは粕屋町にはなくてはならぬ戦力となっています。

 

 課題は現状より何が良くなるのか、というところが不透明、不確実な点です。半年雇用は無くなり、全員1年雇用。給与体系ができ、少しずつ上がり退職金もでるということですが、なにせその会計年度だけの雇用。続けての雇用は明記されていないので保証はないのです。

 

 また会計年度任用制に移行を希望しない現行の臨時職員は別途、民間会社に転籍してもらい、そこから派遣されてくる形を執るようです。

 

 自治体非正規雇用職員の処遇をどうするか。国が勧めている制度ですので町は如何にそれを活用するか、今その瀬戸際。ですが、社会全体でも大きな問題になっていなくて町としてもその範囲の中で最善を尽くすというやり方をとるしかなく、議会もそのことにどう向き合うのか、向き合えるのか、というのが正直なところです。

 

 

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2019年

9月

20日

最良のもの

 今、私が心の支えにしている言葉です。

 

 毎年友が書いてくれる手作りのカレンダーの9月の言葉として掲げてあるのですが、とても心にマッチして毎日唱えています。

 

 議会では30年度の決算審査が終わりました。委員会審査では全員賛成です。

 

 一般質問に続き5日間の決算審査。1年の総決算を各課が報告します。全部で157の事務事業、それに人事案件他などを加えた内容を町民の立場に立って見直します。

 

 職員の知恵と汗がにじんだ成果表の報告ですから、審査する方も大変です。大体において職員はよく頑張っていますが質疑、指摘に対する回答にめげることもあります。が、それを来年の予算案につなげていくのが私たち議員の大事な仕事。

 

 折れずに頑張ろうと思う時に心の支えになるのが、上のマザーテレサの言葉です。今では日常生活のあらゆる場にこの言葉が浮かんできます。

 

 70歳、議員歴14年、もう大体この辺でと妥協したくなる時がありますがそれを戒める言葉。最良のものとは「惜しむな、あらゆる手を尽くせ」ということでしょうね。頑張ります。

 

 

 

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2019年

9月

15日

バラの秋剪定

 

 バラの秋剪定を昨日から始めました。

 

 本来は9月初旬なのですが、11月の文化祭に鉢植えのバラをバラサークルとして展示するので、その時に開花するように逆算して剪定をします。

 

 バラの開花は剪定後4~50日。計算上はそうでも、その年の気候変動によって開花速度は大きく変わります。

 

 想定はとても難しい。

 

 昨日から始めましたが、この夏の暑さにバラの鉢がどの位持ちこたえ、耐えているのかわかりません。弱っている鉢も多く、また私自身も忙しく、残念ながら思いの中心がバラにあったとは言えない状態です。

 

 不安を感じながらの剪定ですが、2000年も前から生き延びるているバラの花、の底力を信じて様子を見守り、ケアに力を入れましょう。

 

 

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2019年

9月

12日

一日の命

 原町駅のプラットホームで見つけた烏瓜の花が、我が家の庭にも咲いています。

 

 当初はその名前さえ知らず、フェイスブックで教えていただきました。鳥が運んでくれた「カラスウリ」の花。

 

 ツルバラの支えのために鉄線を夫が張っているのですが、それに伝わって道の真ん中に進出。いくつもの花を咲かせるのですが、なぜかすぐにしぼみます。

 

 調べてみたら、夜光虫(蛾)による受粉のために夜開き、朝方にはしぼむという1日咲の花でした。一夜だけで、次世代への命をつぐむ花。そのことを知ると一層この白さが際立ち、レースを裂いたような花弁の姿が怪しく、美しく迫まります。

 

 秋にはカラスウリがいくつなるのでしょう。株は1つで雄花、雌花とあり、雌花だけに実がなるとのこと。不思議な花です。

 

 その下を毎朝自転車で通り役場に行きます。11日で一般質問が終わりました。今日から決算特別委員会で、30年度の決算の審査が始まります。

 

 10日に行った私の一般質問では、温厚な町長の顔が少し気色ばみました。私も覚悟を決めた発言をしたのですから、言いっぱなしにしないで責任を持って見守ります。

 

 長年の調査の結果の結論で、いったん言葉にすると私自身は気が軽くなりました。詳しくは後日報告をします。

 

 

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2019年

9月

09日

学校公開日

 9月7日は粕屋町の学校公開日で小中学校6校のすべての学校が、保護者・地域に公開されました。

 

 以前から特別支援教育に興味がありましたので、私の地域の子どもが通う中央小学校、東中学校、そして今最も注目されてる西小学校に行くつもりでいました。ところが中央小学校での展開が面白く、結局8時45分から12時までの3時間近く中央小学校にいたことになります。

 

 町立図書館が開設された2000年頃から最近の5年くらい前まで中央小学校の特別支援学級で、最初は一人で、その後グループでお話し会をさせていただいていました。その縁で議員になる前は学校評議員を3期務めました。

 

 私の特別支援学級の印象はそのころのものが中心なのですが、今回久しぶりにじっくり児童の様子、また、お話を先生方から聞く機会を得て、特別支援学級全体が量・質ともに進化しているなと感じました。

 

 環境整備が整っていること、先生方の各子どもへの配慮が行き届いていること、全体に明るくやわらかな雰囲気で子どもたちが落ち着いて授業を受けていること、けれどもキャパ的には受け入れ態勢はギリギリであること、などを感じています。

 

 通級のクラスの先生からもお話を聞く機会があって、特別支援学級とは違った形の支援を受けている子どもの様子なども知ることができました。

 

 8月25日に「インクルーシブってなあに?」という研修会を企画しました。また福岡県の平成30年度の特別支援学級教育の資料では、粕屋町の特別支援学級の児童生徒の在籍数が、県内において飛び抜けて多いことなどを知り、今後の方向性を探りたいと思って、明日一般質問で教育長に問題提起を致します。

 

 

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2019年

9月

07日

会計年度任用職員制度 導入の条例案

 6日より9月議会が始まりました。議案の説明が執行部からあり、質疑をしました。

内容は議案46号「粕屋町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例」についてです。

 

 条例の趣旨は給与と費用弁償に関してですが、導入にあたっての環境整備の説明が一切なく、待遇と同じくらい制度導入にあたっての現在の雇用、そして先行きの懸念があるので次の3点の質問をしました。

  1. 対象の職員
    平成31年度3月時点での粕屋町の職員は以下の通りです。
    正規雇用 224名
    嘱託   103名
    臨時   182名
    合計   509名
    嘱託、臨時採用の職員全員が対象なのかという点について
  2. 移行措置はどうするのか
    会計年度は年度初めに雇用して年度の終わりには終了となるということですが
    雇用が1年と限定されるので、制度導入にあたっては全員を一旦雇用終了にして新たに採用することなのか、公募によらない再度任用なのか
  3. 雇い止めについての懸念
    再度任用の上限についての言及が見当たらず、どう解釈したらいいのか

 

 私の条例案への質問に対しては執行部は議案審査前、一般質問前ということで明確な答弁を避けましたが、役場当局、議会議員全員が論議を交わす中で、非正規雇用の実態、今後の在り方、その処遇についても粕屋町らしい配慮のあるやり方を編み出すよう願っています。

 

 この制度導入にあたっては参議院総務常任委員会で雇い止めを行うことや処遇を下げるようなことは改正法案の趣旨に合わないと付帯決議「不利益が生じることなく適正な勤務条件の確保を行わなければならない」という文言がついています。

 

 粕屋町では9月24日の総務常任委員会で審査、また、同僚議員が一般質問の項目に挙げていますのでそこでの質疑を待って30日の最終日に条例案の可否についての採決が行われます。


 職員の非正規雇用は教育、福祉の分野で多く見られ、本来正規職員が当たらなければならないところにも配属されていることも事実です。この制度導入にあたっては正規職員を増やす道が閉ざされることになる懸念がありますが、今では粕屋町の町政になくてはならぬ重要な人材が豊富に配置されており、まずその方たちの雇用を安定させるのが第一と思います。

 

 町政の最終責任者は町民です。多くの町民の皆さんが非正規雇用の実態を知り、この粕屋町にとってその処遇をどうしたら良いのか、その今後を考える機会になったらと考えます。

 

 

 

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2019年

9月

05日

9月議会の一般質問通告書

 9月議会での私の一般質問内容をお知らせします。今回は5番目で9月10日(火)のトップ、9時30分から始まりますので、可能な方は傍聴に来ていただけると励みになります。

 

 

質問事項       

質問の要旨

質問の相手

5万人のまちづくり構想について

町長に就任されて1年が経ちました。町長は市制施行をする、しないにかかわらず、人口の伸びが確実にあるので5万人のまちづくりを推進したいと述べられていますが、具体的な動きをいまだに掴めないでいます。来年の予算編成で具体化することを期待して次の件に町長のお考え、また、町民とどう協働してまちづくり構想を実現しようとされるのかを尋ねます。

(1)5万人のまちづくり構想

(2)計画、構想の段階で進捗状況などの公表は

(3)持続可能な開発目標(SDGs)の視点は

●粕屋町第5次総合計画

●粕屋町まち・ひと・しごと創生総合戦略

●男女共同参画計画

●都市計画マスタープラン

町長

障がい児保育・教育について

平成303月「第1期粕屋町障がい児福祉計画」が発表され、2年目を迎えています。現在の取り組みと進捗状況について、3月に引き続きお尋ねします。

(1)基本目標の具体的な施策「共に育つ場と学校教育の充実」において、保護者、町民の思いはどのように反映されているのか。

●小・中学校において、特別支援学級の児童生徒通常学級でいっしょに学習したり、学校行事や部活動などの場で交流したりするなど、共に学ぶ環境づくり

●障害者差別解消法に基づく合理的配慮の考え方を踏まえ、指導方法、指導内容、教材などを工夫しながら、一人ひとりの教育課題に的確に対応し、その可能性を最大限に発揮できるよう特別支援教育の充実

(2)人口増加に伴い増加が見込まれる特別に支援を要する子どもたちに対する施策の今後の展望について

教育長、町長

 

 

 

 

 

 

 

 

福祉センターを拠点とするふれあいバスの長所、短所について

町が計画しているすべての構想の実現に関連して「地域公共交通」の拡充は欠かせないと思います。現在まちのふれあいバスの拡充に関して壁になっている課題についてお尋ねします。長所に関しては委託費が安い、また福祉センターの倉庫が活用できるということでしょうか。短所については以下の課題があると思います。町長の見解は。

(1)便が少ない

(2)目的地まで遠回り

(3)利用者が望む目的地への路線拡充が困難

(4)事故への対応は

町長

 

 

 

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2019年

9月

04日

9月定例議会 会期日程のお知らせ

 2日に議会運営委員会が開かれ、会期日程が決定しました。ホームページにもアップしてありますがこのページでもお知らせします。9月6日~30日までの長丁場です。

 

 ポイントは平成30年度の決算審査が中心の定例議会であること、箱田町長就任後1年経っての定例議会ということでしょうか。

 

 私の一般質問は10日、火曜日のトップで、9時30分よりおよそ1時間させていただきます。就任後1年経った今、箱田町長の思いをどのように町の計画に織り込まれるのかを質します。

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2019年

8月

30日

 雨をこんな風に撮れるとは想像にもしなかった。倉庫をたたきつけている激しい降り。斜めの線が勢いの強さを表しているようにも見えます。

 こちらは雨が止んだ後、バラの枝にできた雫。

 

 昨日の雨はまた多くの被害をもたらしたようです。降ったりやんだり。私の実家は乙仲西区。小中学校の頃は須恵川の氾濫で2年に1度は床上、床下浸水をしていたような覚えがあります。だから水害には心が騒ぎます。どうぞ、被害がこれ以上広まりませんように。

 習っているカメラ講座の復習のつもりで撮った写真です。それぞれの瞬間を切り取ることが実態の勢いを伝えたり、またこんなにも美しいになるとは。予想外の喜びです。

 

 

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2019年

8月

27日

子どもは子どもの中で育つ

 研修会「インクルーシブ」ってなあに? が終わりました。


 私の夏も終わったようなさわやかな気持ちです。

 

 今回「インクルーシブ」というテーマで研修会を開きましたが、その概念の実行はとても難しいのではと思われます。良いと分かっていても、環境を整えるには多額の予算が要るので、多くの教育・自治体関係者は躊躇、言葉を濁します。

 

 粕屋町は障がい児教育に力を入れ、特別支援学級の在籍人数は県内トップです。令和元年の4小学校の通常学級児童数は全体で3226名、特別支援学級在籍数は326名です。

 

 10%の小学生が特別支援学級に在籍していることになります。人口が増え、それに従ってこのまま支援学級を増やしていいものか、また増やせるものなのか、または、別の道もあるのではという観点から今回の研修会を開きました。

 

 講師はお二人、そのテーマは

  • インクルーシブ教育という言葉がなくなるために  服部美江子さん
  • 子どもは子どもの中で育つ            神村美砂子先生

 服部美江子さんは重度の障害を持った方の保護者で「認定NPO法人障がい者より良い暮らしネットの」代表、神村先生は現役の福岡市の小学校の先生。障害児教育の資格を持っておられ、当時の養護学校、また現在は普通学級の担任、そして特別支援級を受け持たれた経験もおありです。

 

 お二人は様々な具体的な事例を通してテーマに沿ったお話をしてくださいました。それは経験者だけが持つ強い確信に満ちた言葉の数々でした。

 

 質疑応答も活発で、それぞれお話しに30分、質疑応答10分、それを2回、最後に全体としての意見交換に40分近く取りました。参加者が話す時間を多く取りたいという気持ちもあっての時間配分でしたが、それでも足りないくらいでした。結果的に講師の講演時間併せて60分、質疑、意見交換に60分という内容になりました。

 参加者25名。感想、今後の取り組みアンケート15枚。様々な団体からの参加もあり今後の粕屋町の方向性へも話が進みました。

 

 最後は大空小学校のドキュメント映画「みんなの学校」の上映会を粕屋町でもという意見まで出ました。講師のお二人の進めもあり、これは検討すべきと思いました。

 

 たくさんの事例、たくさんの考え方、そして先進自治体、先進国の事例も学び合い、粕屋町の進むべき道のヒントを見つけたいと思わされた有意義な2時間でした。

 

 

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2019年

8月

23日

No child will be left behind

 昨日お伝えした研修会「インクルーシブってなあに?」の、最終的に行き着く先のイメージは No child will be left behind かな?

 

 またchild を one に置き換えたらすべての人対象になるのかな?と思ったりして研修会の準備を進めています。

 

 「だれひとり置き去りにしない」 こんな意味でしょうか?

 

 この時期研修会の開催はとても難しかったですね。でも講師のおひとりが現役先生なので夏休みを望まれてこの日程になりました。子どもたちは27日から登校日。最後の日曜日で各家庭はいろんな意味で大変だろうな、と思いつつ声掛けをしています。

 

 興味を持っておられる方のお話は間口が広くとてもまとめることはできません。それぞれの立場でいろんな葛藤があるようです。

 

 それを踏まえた上で粕屋町の目指す方向性を打ち出す内容になればと思い模索しましたが、これまたとても困難。インターネットでもいろんな場所にアクセス。そうした中でピーンと来たのがこのタイトル。

 

 あくまで研修会当日の皆さんの声を集約したうえでのまとめになりますが、イメージがあった方が準備がし易い。これならいけるかな?!

 

 そんなことを考えながら今日も準備に邁進します。

 

 

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2019年

8月

21日

研修会「インクルーシブ」ってなあに?

 昨年からあたためていた企画がやっと実現します。障がい児保育・教育に関する研修会です。

 

 講師は「ふくおか子ども白書2018版」から見つけて問い合わせ、直接電話してお願いしました。認定NPO法人 障がい者より良い暮らしネットでは福岡インクルーシブ教育研究会という部門を立ち上げて、そこからの投稿が目に入ったのです。

 

 障がい児保育・教育という内容の講師・テーマを見つけるのはなかなか容易ではありませんでした。様々な障害を持っておられる方、年齢層も未就学児から15歳までの幅広い方たちへの支援を粕屋町としてはどうするか、またその後の人生のサポートについても言及しなければなりません。

 

 粕屋町では各小中学校の特別支援学級の割合がとても高く、手厚いと言われる支援と言われるけれど、今後それをどのように展開していくのか、指針がはっきりしません。

 

 そういったことを網羅しながら今後のことを「インクルーシブ」という言葉をキーワードにして研修、意見交換をすれば何が見えてくるのではないかと企画しました。

 

 講師謝礼他経費は昨年の文化祭バザーの収益金で賄うことができましたので無料です。興味のある方はどなたでも大歓迎。参加をお待ちします。

 

 粕屋町が進もうとしている「5万人のまちづくり」の一環となればいいなと思っています、

 

 

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2019年

8月

20日

地域資源を活かす「うておうて塾」

 18日に引き続き、19日も子どもたちの行事のボランティアとしての参加報告です。

 

 住んでる行政区で5年前に公民館を地域の子どもの身近な場所に、と同僚議員を誘って始めた細やかな事業を、時の区長さんが介護福祉課の元気高齢者事業に手を上げてくれました。

 

 老人会と子ども会をつなげる「うておうて塾」としての再出発です。子ども会と老人会の方が中心となり、私たちはお手伝い。ところが今私たちはその老人会の一員!

 

 夏休み工作教室の募集という形での呼びかけですが、これは私のアイディアで色紙に俳句・絵を組み合わせる内容にしています。

 

 色紙は子どもは使ったことがないだろうと思い、また俳句は小学生の授業でも学び、気軽に誰でもできる「詩」ということで、そこに地域の俳画・書道の先生、ちぎり絵の先生が講師として子どもたちにいろいろ教えてくださることになったという次第です。

 

 その教え方にとても感じ入っています。子どもたちにきちんと向き合い、子どもたちの感性を刺激し、それを上手に一つの作品ができるように仕向けてくださるのです。

 

 何のお手伝いもしないので、最初はできるのだろうかと不安になりますが、季語になりそうないくつかの言葉をキーワードにして子どもたちは夏休みの体験を語り始め、それをワークシートに書き並べて組み合わせ、5・7・5にするのです。

 

 指で数えるしぐさで組み立てる頃から子どもたちは勢いづいて自分の世界へ。俳句を作ったら今後は添える絵ですが、ここで和紙が大きな働きをします。その色、感触、ちぎれた後の和紙の形が子どもたちの感性を揺さぶり、もう止められません。

 

 もちろん絵の具を使ったり、色ペンで書く子もいます。その上、消しゴムで作った(子ども会のお世話をしてくださる方作成の、子どもたちが作っている間の同時進行)、赤いインクの自分の頭文字の印を押してもらって出来上がり。それもお土産、年賀状にも使えるよという言葉を添えて。

 

 自分の作品を意気揚々として持って帰る子どもたちの姿に、心細い思いで始めた当初の思いがよみがえって、その小さな試みがこんな形で続いていくことに不思議さを感じています。

 

 老人会と子ども会と区の役員の皆さん、そして地域の公民館、その公民館を中心に地域の居場所づくりの一つの形で、子どもを囲んでのみんなをつなぐ事業となっています。そしてそれぞれが輝いています。嬉しい一日でした。

 

 

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2019年

8月

19日

粕屋町まちづくり活動団体助成金事業という税金の活かし方

 参加者は大人、子ども併せて150名以上でした。柚須文化センター全館借り切っての開催。またこの施設はこのような催しにはとても適した施設だと感心しました。

 

 食堂のおばさんのつもりで参加しましたが受付を任され、結局あっちこっちへ。楽しかったです。

 

 子どもたちが作った味噌玉にお湯を注ぐだけのお味噌汁。これがのどを潤し、暑さもどっかに行ってしまいました。ガス窯で炊いたご飯もとてもおいしいと好評。おにぎりは自分が食べたいものを食べたかしこ(?!)にぎります。子どもが切ったたくわんはちょっと分厚かったのですが、おにぎりがさらにおいしくなりましたよ!

 

 協働のまちづくり課の助成を受けての開催で、西小学校の校長先生、教育相談室の先生、福祉協議会の職員の方も仕事を離れて参加。その方たちとの語らい、またボランティアさんとの語らい、子どものまっすぐな目、得心の表情と笑顔。

 

 どれもが素晴らしく、スタッフやまちづくり課の職員の皆さんの努力が実っているなと、このまちづくり助成金の事業の果たす、つどい・絆つくりに「いいね!」を送ります。

 

 

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2019年

8月

15日

戦陣訓

 11日のこのブログで戦争の生き残りであることをなぜ恥じるのか、なぜ投降して捕虜になるくらいなら死んだ方がましと自決されたのか不明だと書きましたが、少しわかったことがあるので紹介します。「戦陣訓」に一つの手がかりがありました。この写真は札幌市バーチャル平和資料館のもので、札幌市相澤祥子氏提供とあります。

 

 この戦陣訓の中に「生きて捕囚の辱めを受けず」という言葉があり、その教えを徹底的に畳み込まれた軍人や軍属の存在により多くの人が自決、自死、または死を強要されたようです。

 

 東条英機による戦陣訓ということが一般的に言われますが、この軍人の行動規範が生まれるまでには様々の説があるようで、ウィキペディアによると、結果的に時の陸軍大臣であった東条英機によって発布された、ということのようです。

 

 第2次世界大戦で亡くなった日本人310万人の中には終戦前後に亡くなった方人が多いと聞いています。ということは戦場での闘いだけでなく、飢えと病気と、そしてこの行動規範による縛りで亡くなった方が多いのではと推測されます。

 

 もしかしたら落とさなくてもよかった「命」、残念でたまりません。

 

 2018年6月10日付け西日本新聞の「時代の斜め読み」というコラムに永田健氏が、「大脱走」と「ひめゆりの塔」という2つの映画を比較して、捕虜に対する考え方の相違をこの「戦陣訓」引き合いに出して説明されています。とても興味深いので紹介します。少し長いですがわかりやすいのでクリックしてみてください。こちら → 

 

  また併せてウィキペディアの「戦陣訓」も紹介します。こちら → 更に長い文章ですが、このウィキペディアの記述の最後の方に真実があるような気がしているのでそこを引用します。

 

 軍法との関連性[編集]

当時の陸海軍の軍法においては、「敵ニ奔リタル者」を罰する逃亡罪[31]や、指揮官が部隊を率いて投降することを罰する辱職罪の規定[32]が存在した。他方、捕虜となることそのものを禁止したり捕虜となった者を処罰するような条文は存在せず、軍法において捕虜となる権利が否定されることは無かった。事実、当時の大日本帝国憲法下の司法制度においても戦陣訓はあくまでも軍法に反しない解釈が行われなければ違法行為になってしまうため、軍法で認められている捕虜の権利を否定する解釈は違法判断になるはずである。

 

しかし、戦陣訓は勅命と解釈されたため、立法機関によって制定された軍法が上位の存在であることが明白であったにもかかわらず、実質的には戦陣訓が軍法よりも上位であるかのように扱われた。 このため、戦陣訓が一つの行政組織にすぎない陸軍の通達であったにもかかわらず、当時の軍部にはそのような法制度の認識は無かった。結果、捕虜交換などによって捕虜となった者が帰ってきても、軍法会議は一切開かれることは無く、軍の判断によって自決が強要されたり、スパイ容疑をかけられたり、軍規違反を犯したなどの理由によって秘密裏に殺害された捕虜は相当な数に上った[要出典]

 

 今日は終戦記念日ですが、韓国では独立記念日となっています。初めてそのことを聞いたときは意外に思われましたが、よく考えればそうです。私たちは太平洋戦争でのアメリカとの関係ばかりを重視し、原爆投下の被害者として受け止めていますが、お隣の韓国では日本の植民地支配が終わった解放を記念する日なのでした。

 

 戦後74年経った今でも東南アジアや日本軍の戦場となった場所での遺骨収集、シベリア抑留についてなど多くの課題が残っている日本の戦後処理。平和を貫くために何から手を付けて良いかわかりませんが、今日15日を命の尊さを学ぶ日にしたいと思っています。

 

 

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2019年

8月

11日

戦争の生き残り

 昨日、戦争で生き残った方の話がテレビ放送でありました。「巨大戦艦・大和 乗組員の証言」という番組でした。途中からしか見てないので全体の感想はとても述べられませんが、「生き残り」ということをキーワードにして私の今の思いを述べてみます。

 

 どうしても解せないのは,生き残ったということを本人、家族が「恥」だと捉え、苦悩してある姿でした。死んだ戦友に申し訳ないという気持ちで一杯のようですが、日本という国は一般の戦兵に死ぬまで戦うことを強要し、死を覚悟した戦いを礼賛、徹底的に畳み込ませたようですね。だから投降をして捕虜になるくらいなら自死する方がましと命を絶たれた方がたくさんいらっしゃるという話を別の番組で聞いています。

 

 今の私たちには想像がつかない戦前の国全体の空気なのでしょうね。国のため、家族のために戦いに出向いた人が、国は敗れたけれども無事帰国できたことを喜べない社会。むしろ生き残ったことを恥としてひっそり生きている、逆に自分の闘い方の不十分さを悔やんでおられる風なのです。

 

 まわりが喜んでくれたらそんな風に思わず胸を張って生きていけるのですが、その喜んでくれるはずのまわりから責められる、こんなにキツイことはないでしょうね。

 

 戦争も、原爆投下も責められなければならないのですが、私はこういう「命の軽視」「人の命より国の利益が優先する」そんな社会にならない努力をしなければと考えています。

 

 どんな場合も命さえあればなんとかなる、人の命、思い、を最優先にし毎日を丁寧に生きる、ダメなことはだめだと声を上げる、人を貶めない、生き物の命を守る。

 

 日々そのようなことに向き合うことは勇気のいることですが、私が今の生活でできる1つの闘い方です。戦後74年、様々な問題をはらみ、幸福度は低く自殺者の多い、引きこもりの多いこの日本という社会。まずは今生きていることを喜び、現実を直視して、まっすぐに生きたい。そして命あることの喜びを多くの友と分かち合いたい。

 

 

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2019年

8月

09日

学校給食に見る日韓に違い

 8月7日の毎日新聞の記事です。

 

 今、日韓関係が非常に厳しい時なのであえてこの記事で韓国という国の別の一面がわかればと思い、紹介することにしました。韓国では学校給食に有機又は無農薬栽培による「親環境農産物」が積極的に使われている、学校給食用の食材の6割がこの農産物だという報告です。当然農業の無農薬・減農薬栽培、有機化が進んでいるということになると思います。

 

 キーワードは2つ

①学校給食の無償化

②農産物の有機又は無農薬栽培

 

①の無償化に関して農林水産省では学校給食に限定し、有機農産物の供給量を増やすような支援策は行っていないので、現在国からの補助はなく自治体独自の政策となります。全部粕屋町負担となれば、現在小・中学校の給食費は私会計で総額2億円規模なのでその予算が必要です。これを教育委員会が全額負担するのはとても厳しく、現在での実践は難しいと思われます。

 

 韓国の場合、給食の無償化は国レベルで進んでおり、それに有機又は無農薬栽培による「親環境農産物」が積極的に使われているという報告です。

 

②の農産物の有機又は無農薬栽培に関して韓国の場合は、増え続ける安価の農作物との差別化を図ろうと1997年に親環境農業育成法を制定。政府主導で生産振興を図りましたが供給が需要を上回りダブついていたところ、学校給食にこの新環境農産物を使う自治体が増えたことで需要低迷に風穴を開けたとあります。

 

 日本でも自校方式で地域の農産物を食材に使うところがあり、そこは当然、有機又は無農薬、減農薬栽培の食材を使っていると思いますが、数は全体の6%ということです。

 

 この新聞記事を執筆された農業ジャーナリストの青山浩子さんは韓国では2018年の選挙の際にこの問題が大きな争点となったと書いて、日本の場合、さきの参議院選で農業や食が全くと言っていいほど争点にならなかったということを対比し、うらやましくもあると述べておられます。

 

 私は持続可能な開発のための目標(SDGs)を考えた時に、環境、食、教育という観点からもう少しこれら2つの課題(学校給食、農産物の無農薬栽培)に焦点が集ってもいいのではないかと思いました。

 

 そういう意味で韓国のこの取り組みはすばらしく、教育施策が国の方向に好循環を与えている例と感じました。世界でも、特に北欧、イタリアは無償化の動きは進んでいるようです。韓国から学べるところは学びたいなと思いました。

 

 給食センター建設問題で、廃棄物処理にこだわるのもありでしょうが、次のステップとして給食の「質」ということも視野に入れて考えていかねばと思わされた次第です。

 

 

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2019年

8月

05日

昆虫たちの夏

 ベランダのすぐ下に鉢を置いているので、黒蝶(?)に気づき、慌てて望遠レンズを装着して撮りました。その間、実に優雅にゆっくり足と羽でリズムを取りながら蜜を吸っていました。

 

 私は連日の外出、特に夜の会合が続きちょっとダウン気味で昼寝をしていました。やおら寝ぼけ眼のぼんやりとした眼に入ってきた驚きの光景。これはとらないわけにはいきません。ぼーっとした頭が急回転。

 

 良かったです。うまく撮れて。

 

 デジカメ講座の中村先生にも見てもらいます。4月から通っていてまだ数回の受講ですが、基本を教えてもらっているので慌てません。良いシャッターチャンスに遭遇しました!

これは同じく昨日の朝とったアゲハチョウです。

 

比べてみるとやはり上の写真の方が迫力ありますね。被写体のおかげです。

 

玄関前のシダの葉にもう1週間以上もぶら下がっているセミの抜け殻。

 

脱皮してもセミの命はとても短い。せめて抜け殻だけでもそーっとしておこうと思っています。

 

 セミの鳴き声は夏の風物詩のトップ。少々うるさくても我慢します。

 

 

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