「野心のすすめ」という本

 言わずと知れた林真理子さんの本です。一気に読みました。痛快でした。本音の部分に作者の思いの強さを感じました。若い人に野心を抱いてほしいという気持、私と6歳違いなので、夢の多い時代に生きた世代です。最も私の場合は全共闘時代の、勢いだけは本物のそんな時代に過ごしましたが。彼女の世代はそれに経済的なゆとりが日本全体に感じられた時ですね。

 私は今地方議員という政治家の仲間、野心の塊と人から揶揄される部類の人種です。

 野心はあると思います。負けん気も強いです。でもそれだけかなと考えてみました。そうすると自分の中に「正義感」もかなりあると分析(?)できました。こうだと、こうあるべきだと思うことがなされてない場合、違和感を抱くだけでは済まされず行動に出てしまいます。理屈より「感」です。嫌だと思ったことは嫌なのです。

 

 それを実行する場合肩書があった方がいいですよね、そのために議員という道に飛びついたのかもしれません。したがって組織もないし、組織を作るという気持ちもなく、それがある意味強さでもあり弱さでもあります。

 

 真理子さんが言うように女性の、仕事をする人を応援したいと思います。自分で働いて自分の食い扶持を稼ぐ、長い間専業主婦でしたので、今の、稼げる職業を持っていることが自分の誇りでもあります。今の立場で、もう少し自分の野心を活かす仕事をさせてもらおう、野心に見合う努力、怠りなきように!