日本の学力全分野回復というピサの結果

 経済機構開発(OECD)は3日に「学力到達度調査」(PISA)の結果を発表しました。加盟国65カ国・地域の15歳男女51万人を対象に2012年に実施したものです。

 日本のここ12年の流れのグラフを見てお判りの通りやっと2000年の状態に戻りました。

 03年、06年に落ち込んだ原因は専門家の意見が様々なので何とも言えませんが、09年から大きく持ち直した理由は、国の、子どもの読書活動を重視する政策が実を結んだものと考えられます。この12年間、読書ボランティアに携わった者の一人としてとても嬉しい。