一般質問の準備、因給食センターの設置場所の問題

 皆さんは現給食センターの場所が粕屋町のどのような場所にあるか意識されたことがありますか。

 前々からなんとなく不安には思っていたのですが、地図(福岡県23年度版多々良川水系・宇美川浸水想定区域図)を見ると明確です。明らかに「危険地域」ですね。

 黄色で覆ってあるのは浸水時に川水が氾濫した時の予測範囲です。これはあくまでも高所、篠栗町のほうからだけでは?また、この図には久山からの猪野川、また須恵川の流れがありません。

 大地震があった場合は津波の影響で潮流がどっと押し寄せる可能性がありますね。

 

 新センターの設置場所は現センターの南側の、現在は消防団の訓練所に使われている場所です。今後15年間に64億円も投資し、それをローンで払い続けるような事業をここで展開できるのか、進出してくる企業の見識を疑いますね。新センター建設用地は狭く、工事にも支障がありそうな場所です。何もかもが割高になると考えます。

 

 ちょっと遅きの感はありますが今度の一般質問で場所、建設などを根本から考える提案をします。

 

 土地開発公社と町有地の「自然ふれあい広場」(旧焼却場跡地、古大間池近く)を新センターの建設場所として考え直す提案です。

 消防団の新しい訓練場に、9月議会で1700万円の補正予算を町が提案し可決したので考えることができるようになりました。

 土地の所有に法的な問題があるとその時は反対したのですが、町が公社から買い戻して計画すれば何の問題もないと思われますし土地開発公社の問題もこれで一気に解決します。

 電気、上下水道のインフラ整備を想定しての提案だったろうと思いますので、町側が以前この場所はそれらの整備がなされていないからできないと否定した根拠がなくなるわけです。

 

 もう少しに詰めて16日には発言しようと考えています。そのほか「異物混入」などの現給食センターの問題も問いただします。どうぞ傍聴においでください。またインターネット中継・配信もよろしくどうぞ。