3日間の研修旅行

き6月29日より7月1日まで研修のために東京立川市に行っていました。主な目的は、昨年の10月より3回目になる「自治体財政分析講座」の受講でした。ついでに同じ市の「子ども未来センター」、隣の市の「武蔵野プレイス」という図書館の写真もアップしています。

 講師はNPO法人 多摩住民自治研究所理事長の大和田一紘先生です。数字ばかりでは眠たくなるでしょうとおっしゃって、たくさんの表に数字を書き込む作業と、このようにパワーポイントを使って様々なグラフをもとに説明を聞く時間がうまく配分されていました。何度でも受けたくなる授業で面白いほど内容が頭に入ってきました。

 先生が説明されている表は「地方財政の借入金残高の状況 平成26年度末見込み200兆円」、粕屋町の97億円の借金もこの中に入っています。29日と30日、計11時間30分、みっちり学びました。

 講義を受けた場所の隣に「立川市子ども未来センター」がありましたので昼休みなども含めて数度見学しました。

 今月4日に粕屋町の厚生常任委員会のメンバーの視察がこの場所、と聞いていたので私も是非にと今回行きたい場所の一つにしていました。

 厚労省関連の施設で対象は0~18歳、範囲が広すぎ、ティーンエイジャーへの事業があまり明確ではない印象を受けました。

 元庁舎を利用しているので使い勝手もよくなさそう。2階にマンガ館があるのですが、利用料金が必要でした。指定管理者が運営している施設なので仕方ないのかな?粕屋町の施設はもう少し焦点を絞って、と感じました。

 三つ目の紹介は武蔵野市の駅前図書館。1階の中央にレストランがあって、なんと武蔵野地ビールまで飲めるというびっくりするような図書館でした。

 いつでもではなく子どもが帰宅する5時以降に限られていて最初からではなく、利用者の声で実現したというもの。

 図書館の雰囲気はとてもよく、建物の設計に住民の願いがよく活かされている、何度でも行きたくなる図書館でした。駅前という立地条件に対応した新しい形の図書館でした。