被爆者手帳の取得手続き

 爆者援護法で被爆者手帳交付となったと思うが、この10年間で申請者の半数が証人不在で認定できなくて申し出を却下されているという。

 

 なんという酷な話だ。私たちはもっとこういう現実に怒らなければと思う。法律ができても運用・交付に大きな壁。すべてが灰になって証拠書類がないということが大きな原因と思うが、本人の、当時のことを語るその内容にある程度裏付けが取れればいいのではないかと思うが。何のための法律制定なのか、69年前の原爆投下時の証人などいるほうが「奇跡」だ。

 

 今回、毎日新聞が47都道府県にアンケート調査をしてわかったのだが、このような数字が判明するのは初めてという。毎日新聞の報道姿勢を高く評価するが、なぜこのような統計が今頃明らかにされることになるのか・・・・・さらにまた怒りが!