やっと8月になりました まず臨時議会報告を

  お知らせしたいことはたくさんあるのに、行事やその他でアップが滞っていました。

 

 (仮)こども館建設工事の工事請負契約を締結するのにあたり議会の議決が必要なために臨時議会が7月31日に開催され、付託を受けた(仮)こども館建設特別委員会で審議をして採決という運びになりました。10対3という結果で可決でした。


 昨年町長が提案されたときから、特に担当の厚生常任委員会で反対が強く、審議が平行線のままこの3月の補正予算でやっと可決。整備事業案では75%という補助率の高さで議員の賛同を得ました。


 ただ厚生常任委員会の審議に限界があったこと、教育委員会の教育相談、適応指導教室などの事業、社旗教育分野などで教育委員会も深くかかわるので、総務常任委員会も含めた全員の特別委員会で審議をという提案が3月議会であったのですが、議長他の猛烈な反対に遭いました。


 難産の末に設置が可能となり、その委員長に本田が就任。しかしながら反対意見が拮抗しておりその方たちにどう納得してもらえるか、また執行部側の後手後手の対応、具体的なことは何も決まらず、いきなり設計案を了承してくれという態度に、反対意見の議員を中心に激論が交わされました。特別委員会はこの4月から6回開催しました。異例のことです。


 場所の問題に関連して、駐車場、テニスコート、交通手段、運営(開館日、開館時間すらまだ白紙です)、子どもの意見の引き出し方など侃侃諤々(かんかんがくがく)、それは今日の議会審議まで及び、たぶん粕屋町議会史上初めてでしょうね、工事請負の議案審議に3時間以上もかけたのは。


 傍聴の方が待っておられるからという常套句で攻められましたが、私は「今日の5時まで時間はたっぷりありますから」と丁寧な審議にこだわりました。


 町民の皆さんの大切な税金を使わせていただくのですから、町民の皆さんが納得していただける審議をしないとと思い、頑張りました。今日の審査は入札のあり方が中心になりました。98%の入札率は本来ありえない数字、ここ1年はそういう比率で落札していることが多いのです。


 この件に関しては今日の特別委員会で審議するのには限界があり、後日改めて委員会で審議となりました。もう一つは執行部側の工事における駐車場確保の問題。これには私も頭に来ています。


 議会にはいろんなことを注文して「あれもできない、これもできない」と私たちの提案をけっておきながら、自分たちの本来すべき仕事は放置していた、というか解決できず、民間の提案に甘えていた形跡があります。


 補助金を受けるには来年の3月までに工事を終了しなければならないので、もっともなことですが変更はできません、と答弁してきた幹部が、自分たちの仕事には手を付けていないことが発覚。


 ここが粕屋町政の大きな問題で、一重に今までの議会の指摘が甘かったと言えると思います。委員会の委員長としての職責を全うすることは粕屋町議会を本来の議会の在り方に変えるということにつながると確信して、来年のオープンまで頑張ります。見守ってください。