中嶋玲子さんの講演

 福岡県女性センター あすばるの元館長

中嶋玲子さんの講演がありました。人権週間の催しで演題は「一人ひとりが尊重される共同・協働のまちづくり」でした。

 

 講演の中で印象に残っているのはなぜ男女共同参画が必要かという問いに対する応えで、「従来の社会は男性に必要以上の負担を強いてきた、そして女性の能力を潰してきた」という指摘でした。男は泣くな、女はでしゃばるなという言葉がすべてを物     

                        語っていますね。

 パワーポイントではなく、白板ボードに何度も書いては消しながら話されました。

70分という短い間に、1999年に男女共同参画基本法ができた経緯、各自治体の取組などを分かりやすく説かれました。福岡県内60の自治体で条例ができているのが44。粕屋地域が最も遅れています。


 粕屋町議会では9月議会から継続で「粕屋町男女共同参画推進条例」を審議しています。9日に総務常任委員会で再審議。良い援護射撃の中、粕屋町に叶った、実効性のある条例ができるよう頑張ります。