女性議員ネットワークの研修会が福岡県議会棟の会議室でありました。
午前は「食品ロスと私たちの暮らし」フードバンク北九州ライフアゲインの原田昌樹氏、
午後は「生活困窮者自立支援について」NPO法人 抱撲 奥田知志氏でした。
お二人ともこの社会の重い現実を真摯に受け止め、どう具体的に解決できるかその手立てを周りを巻き込んで実践し、その実績が高く評価される運動を展開しておられる方達です。
フードバンクの原田氏は、子どものいる家庭や施設に無料で寄付された食品を無料で配布する運動を通じて、本当に必要な支援の在り方を求めておられます。
ホームレス支援機構を組織して30年近くホームレス支援を続けておられる奥田氏は、アメリカと日本の困窮者で最も大きな違いは、困った時に助けてといえる友の数の違い、日本の場合は社会的孤立が際立っているということでした。
福岡県は九州で最も貧困率の高い県。粕屋町でも例外ではないと思います。以前子育てアドバイザーの先生にその悲惨な様子をうかがったことがあります。
5月に開館予定の「かすやこども館」で原田昌樹氏の講演を企画し、粕屋町でも子どもたちが置かれている現実を知ることから始めたいとしみじみ思いました。
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