桜の木の下で紙芝居

 桜の木の下で「フレンズ紙芝居劇場」を開きました。バラサークルの総会後、お弁当を食べながら桜見をするのは毎年恒例の行事。今年は会長から何か余興を、ということで紙芝居をすることになったのです。

 

 「峠の老い桜」という高齢者向きの紙芝居を図書館で見つけました。何百年も生きて、村の人々の悲しみや喜びを包み込んで峠に立っていた桜が戦争中、台風でとうとう倒れてしまいます。世話ができなかったからと村人が嘆くのですが、戦後、倒れた木の株から新しい芽が出て再び村人にいきる力を与える、というそんなお話です。棒キャンデーも用意しました。ぺろぺろとなめながら幼いころに戻って物語の世界に入り込んでと読みましたが、時折花びらが散る中、舞台設定が良くておのずと私の声にも力が入り、大喝采を浴びました。

 

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コメント: 2
  • #1

    北川鎭 (木曜日, 17 8月 2017 15:03)

    おどろきました。場所は解りませんが、桜の下で「峠の老い桜」を演じた皆さん、感動です。
    私は「峠」を描いた北川鎭です。ありがとうございました。どうか当日の様子などメールください。
    2017年今年9月に高齢者紙芝居「待ちぼうけ」を出版します。雲母(きらら)書房から。

  • #2

    本田よしえ (木曜日, 17 8月 2017 16:17)

    北川先生 当方もメールを頂いてびっくり。ありがとうございました。福岡市近郊の粕屋町というところでお話し会ボランティアをしているものですが、町の花バラのボランティアサークル「バラサークル」にも所属していて、総会後のアトラクションで紙芝居をしました。桜吹雪を浴びながら皆さんは熱心に聞いてくださいました。図書館から紹介された紙芝居です。「待ちぼうけ」もリクエストしてみます。また私は町会議員もしていて「本田よしえの「かすや通信」というブログに掲載しました。
    ※お名前の読み方が分からないので苗字だけでごめんなさい。2016年4月2日の記事です。