ピースというバラ

 15日夕方、「バラのささやき」という、日本の「ノイバラ」を主人公にしてバラの歴史を紹介する番組を偶然見ました。

 

 バラの3千年の歴史で人々の期待を一身にになって開発された四季咲きのバラ「ピース」。フランスのメイアンという会社が種の存続のために戦時中いろんな国に株を疎開をさせていましたが、ドイツでひそかに守り継がれていたバラが、かっての敵国であった元の育種家のもとに戻り改良されて「ピース」という名で発表されました。国連の会議の各国代表にて渡す声明文に1本ずつ添えられたとか。

 

 バラに相応しいエピソードですね。ピースは現在の四季咲きバラの親元になったバラで、これ以降品種改良が進み、世界中に大輪の、年に4回も咲くバラが広まったのでした。我が家にもあります。いつかアップしましょう。