給食センター特別委員会

2月14日に第20回の給食センターが特別委員会が開かれました。

 

平成27年12月からおよそ1年あまりですからかなり審議を重ねたことになるのですが、この進行には最初から不満でした。審議が生ぬるく、いつも行きつ戻りつ、そして先延ばし。議会の仕組みで、常任委員会と特別委員会の役割分担が明確でないのが問題ですが、それでも私が委員長をした「こども館建設特別委員会」の審議は議会の機能を十分果たせたように思うし、皆さんの評価もいただけたので、仕組みだけの問題ではないのかもしれないと思われます。

 

要はやる気の問題です。私と他の有力議員さんとの問題意識にギャップがあり、問題に焦点を当てることすら困難な状況で、3月議会でとりあえず幕引き、のような流れになったので問題点を指摘して、ギリギリそれは採用してもらい、継続審査となりました。

 

私が掲げた議会の問題点三つ

① 平成27年11月30日提出による委員会資料で初めて明らかになった、平成26年8月以降の 

  経緯、廃棄物の処理及び清掃に関する法律関連の対応に対する報告不足、認識不足を指 

  摘できなかった。

② 参考人招致における前準備室長とSPC(粕屋給食センター株式会社)の担当者とのリス 

  クに関する考え方の違いをどうするか(契約の仕方)。

③ 同じく参考人招致による前室長と是町長の答弁の食い違いを問題にしていない。

 

以上ですが、昨年8月23日に特別委員会による「参考人招致」が行われました。そこで行われた質疑にこの給食センター建設の不可解な部分を解明できる重要な証言がいくつもあるのですが、その会議録が議員全員に渡されたのがなんと12月議会終わり。そしてそれに対する質疑が2月6日。

 

この流れがどうしても納得いきません。また非常に重要な証言があったにもかかわらず、会議録ではなく、概要でまとめ、参考人招致を終わらせようとした議会の特別委員会のあり方には強い危機感を持っています。

 

何とか継続にこぎつけましたが、今回のことで痛感させられたことは、議会の中枢にいなければ、中枢の肩書がなければ一議員の発言として終わり、同じように危機感を抱いている議員もいるのですが、それが表に出なくて、何もできないということでした。

 

今期はここまでしかできませんでしたが、来期、議員として働かせていただけるのであれば同じことを繰り返さないようにすることをお約束します。