4期目最初の一般質問を終えて

 一般質問が終わりました。今回は4期目最初の質問。今までは自分の公約を進めるための質問が多かったのですが、これからは執行部と議会の関係、執行部の監視機能を強める内容など、新たな角度からの質問も増やしたいと考えています。

 

 2問用意しました。最初の質問は教育長に対しての、学校経営発表会のありようについてでした。今年で5回目ですが、今までと大きく違ったのは、開催時期を早められ、新人議員や、新しい区長さん、PTAの役員さんなどが就任される前の4月24日に開催されたことでした。

 

 また各校長先生方の持ち時間も短く、終わった後の質疑もありませんでした。せっかく多くの方が集って開催なのですから、何らかの形で意見交換があってしかるべきではと考えました。

 

 またその時に配布された教育委員会の点検と評価報告書にも、昨年まであった有識者の知見を求めた内容がありませんでした。

 

 地域住民の意見を広く求めるという姿勢を感じてこそ初めて人は能動的に動く,呼びかける姿勢が大事と思うのですが、皆さんはどう考えられますか。独善的になったらどんなに良い内容でも心に響かない、ありきたりのものになり、結果としてマンネリ化・形骸化してしまいます。

 

 2問目はかすや広報の在り方についてです。 3月議会で審議中の事業について可決することを前提にその結果を待たずに事業内容の掲載が4月号にありました。今までは可決を待って5月号に掲載していたのですが、なぜ4月号なのか、議会審議軽視の由々しき事態です。

 

 在宅高齢者の福祉の削減という大きなテーマを含んだ内容で、議会でも緊迫した論戦が交わされ、私自身も予算案に賛成すべきか否か悩んだ事案でした。こんな扱いを受けるならきっぱりと反対すべきでした。

 

 質問の最後に「いつも可決とは限らない、最終決定権は議会にある」と言いました。住民の皆さんから負託を受けての議会審議、覚悟を決めます。