第5次総合計画をもとにした請願理由 ②

 9月定例議会が始まりました。

 受理された「粕屋町保育所新設&町立保育所存続を求める請願」は、9月20日午後1時より町立保育所建替え・民営化に関する特別委員会が開かれ、そこでこの請願を採択すべきか否かを審議します。

 

 最終署名数は9月1日付で9005筆となりました。

 

 20日には請願者「粕屋町子どものみらいを考える会」代表の徳永裕治さんより請願趣旨の説明をしていただきます。質疑応答まで受けていただいて、その後、自由討議形式で討論できるよう委員長としては調整しています。

 

 署名を集められ、請願を届けていただいた保護者と、その思いを受け止めてそれに賛同された町民の皆さんの意思を議会がきちんと受け止めているという内容の委員会審議となるように努めたいと考えています。

 

 下に、今朝紹介した請願書の「請願理由」を載せます。第5次総合計画を基底にした内容です。27年年10月に計画内容を審議するために議会ではこれまで以上に深くかかわった経緯があります。

 

 平成25年粕屋町議会は「議会基本条例」を制定しました。これは議会にとって画期的なことで、行政・住民と議会の関係を明文化し、より明確にしたものです。この条例は総合計画を提案された時の審議に大いに活用されました。だからこそ私はこの請願は議会の議会力を問う請願でもあると受け取っています。

 

 

 

       ~保育所選択肢の確保・拡充と保育の質の向上を!~

 

 この度粕屋町の提示した『粕屋町立仲原保育所・中央保育所建替え民営化計画』では老朽化した該当2園舎を民営化し建て替える計画となっています。この計画について子どもの安全を守る建替えには理解できるものの、手段としては民営化して建替えるのではなく、請願項目の通り町立のまま存続した上で老朽化対策(修繕または建替え)を実施する手段を選択し、併せて新保育所を設立することが粕屋町の発展に向けてより有効的と考えます。

 

 その理由としては次のように考えます。

 第5次粕屋町総合計画における基本目標「誰もが安心して幸せに暮らせる安らぎの町」を実現するための一つの要素として子育て支援の一環である保育所環境整備・充足挙げられ、「保護者が安心して仕事と家庭を両立できる環境」を実現するためには保育所ニーズに適した保育所環境の構築と提供が必要です。

 

 その上で目的を実現するための保育所環境について現状の保育環境の変化(※1)を踏まえ考察すると、利用者の保育所剪定における「選択肢の確保・拡充」及び「保育の質の向上」が必要と考えます。

 

 これらの必要事項に対し町立保育所は影響がある重要な役割(※2)を持っており民営化を実施してしまうと逆に様々なリスク(※3)によりマイナス効果となってしまう可能性が高いため、民営ではなく町立として存続させたほうが基本目標の実現性が高いと考えます。

 

 合わせて待機児童対策(※4)としても、ニーズに沿った新保育所設立を実施したほうが、待機理由に直接的に応じることとなるためより効果的であり、新保育所そのものが新たな選択肢となるので上記目標の実現に向けて必要と考えます。

 

 加えて利用者以外の町民視点においても町として貴重な資産である町立保育所をほかの用途にも活用できるよう町立として存続させたほうが目標実現以外の町運営に対する付帯効果についても期待できます。

 

 以上を理由に「粕屋町保育所新設及び町立保育所存続」を請願いたします。

 ※1~4については内容詳細説明を補足資料として蔑視(2枚)に記載しています。

 

 本来ならばこの請願理由を先の請願書の中での[請願項目]の次に紹介すべきだったのですが全体が4ページの厚生になっており、まず全体を、そして請願理由をという流れで2回に分けて掲載しました。

 

 署名された町民の皆さん以外の方々がこの請願の存在を知り、併せて広報かすや9月号に載せた町の考えにも目を通しながら今後の粕屋町の子育て支援の在り方を考えていただけたらと願っています。