ちゅうりっぷの仕掛け

 入園式の日のちゅうりっぷ。

 

 昨年コスモス組とひまわり組の子どもが植えたちゅうりっぷに花が咲いています。

 

 自分の球根に名前とおしるしの絵を描き、ラミネートした名札がついています。

 

 ちょうど昨年の厚生常任委員会の視察の日に先生方が植えた後の手入れをしてありました。

 

 11月21日のことです。子どもたちの植えている様子を想像して、面白かっただろうなと思っただけでしたが、実はある仕掛けがあり、今日それがわかりました。

 

 コスモス組(5歳)の子は卒園する日までの間この球根の伸びゆく姿を目の当たりにし、もうすぐ満開という時に卒園しました。

 

 ひまわり組(4歳)の子はきれいに花開いた姿に自分を重ね、今度は最年長として新入園児を迎える歌として「ちゅうりっぷ」の歌をうたったのです。ちゅうりっぷにそれぞれの思いを寄せて、大きなお口を開けての大合唱でした。

 

 子ども一人ひとりが自分の成長、まわりへの思いやりや感謝、そんなことにさりげなく気付くように仕向けた心遣い。大納得、その技の奥行きの深さにうなりました

 

 町立保育所の、園で催される様々な保育の連続性。そして生活の中で繰り広げられる保育と教育、その実践に心を打たれました。この保育所の存続を心から望んでいます。

 

 

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コメント: 1
  • #1

    ゆうじ (土曜日, 07 4月 2018 14:30)

    (^^♪