公文書管理と事務事業

 一般質問3日目。同僚議員の質問ので「公文書の保管の問題」というのがとても興味深かった。彼の質問の意図は柚須文化センターの設計図の保存についてが主だったのですが、池田前副町長の仕事が公文書としてどのように残されているのかという問題にも及びました。とてもいい視点でした。

 

 意識改革と称して職員215名あまりに出先機関や副町長室で面談をされている。その内容他他の文書の保管はどうなっているのか、個人情報の流失の懸念はないのかという問いでした。

 

 それに対する町長の応えは「病気が回復していないのでわかりません。よくなって確認します」というものでした。

 

 今回の町長の答弁では質問と答えがかみ合わなかったりすることがあったりでびっくりすることも多かったのですが、この内容には正直驚いています。

 

 同僚議員はそれ以上の追及はされませんでした。

 

 また別の議員は給食センタ―の件で池田前副町長が東京でSPCの代表の東洋食品と交渉されていますが、単独で会われたこともあるようなのでどのように報告されたたのかを問うと同じような内容でした。

 

 2つの問題点があります。

 ・病気なのでまだ確認できていないという答弁が一般質問の町長自身の答弁として通るの 

  か。

 ・事務文書が存在しているのか、きちんと文書で報告を町長、あるいは事務方に残すよう

  な仕事の仕方をされたのか。

 

 池田前副町長はは何の引き継ぎもしないで突然退職をしている、したがって何もわかりませんと2月臨時議会、3月議会で執行部側は答弁しています。そのために今6月議会で町長の任命責任を問う内容が多かったのです。彼を登用するときに、また退職するときに仕事上得た情報が流失しないように誓約書を交わされたのか、罰則規定はあるのか、その対応をしたうえでの辞職願受理なのか、その辺が急に心配になってきました。

 

 前回書いているように、健康診断書の提出すらなかったようなので、ここは議会からその詳細についての報告を求めなければならないと思っています。

 

 またそれ以上に粕屋町役場の事務事業の在り方が心配になり、個人的に職員に尋ねてみました。それぞれの各部署で、その部署によって差はあるでしょうが、復命書、報告書の公文書としての管理はしているようですが、これも公文書規程を見て調査をしなければならないと感じた次第。

 

 そこで思い出すのが、給食センタ―の残土処理の問題です。前町長と前教育委員会次長との間では、当初529万円の処理費がいつの間にか8000万円にまでつりあがり、当時のことは「報告した」、「聞いていない」、「知らなかった」で終始しているのです。口頭による報告だけで、交渉記録事務文書として残っていないことが判明し大問題となった経緯があります。

 

 今町長はその一連のことを追及している立場なのですが、自分自身が同じような仕事の仕方を池田前副町長とされていたのではないか、そういう疑問がふつふつと湧き上がってきました。

 

 

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    ゆうじ (木曜日, 07 6月 2018 16:26)

    ⚓ ⚓ ⚓