モーリス・ユトリロというバラ

 素敵な薔薇でしょう。夫が今年の2月に接ぎ木をしたのが2,3日前に1輪咲きました。私は絞りの花弁が好きでほかにもいくつか持っているのですが、フランスのデルバール社には「ペインターシリーズ」というくくりで絞りのバラがたくさんあります。例えば、クロード・モネ、マルク・シャガール、エドガー・ドガ、ポール・セザンヌなどです。このユトリロもその1つです。

 

 今日はバラの栽培講座に参加してきました。講師は桃崎晧邦氏。福岡市立植物園のバラ栽培の講師をされている方で、千葉大学の園芸学部のご出身。お話は理論的、生物学的、それなのにテレビ講師のご経験からとても分かりやすく、聞きやすい内容でした。お耳が少し遠いということで奥様が通訳しますと、ご一緒してくださいました。

 

 テーマは「花後の手入れ」。梅雨は秋バラを咲かせるのに最も大切な時期。葉を落とさないことが株を充実させることになるからです。黒点病や、うどんこ病など。葉の生育期は虫の生育期でもあり、その幼虫が若葉を好んで食べる時期でもあるので防御をとの説明。

 

 会場はサンレイクマルチメディア室。43名の参加者。熱心な質問に丁寧に応えられその時間も40分以上、時間延長の費用が必要になるほどでした。写真ではわかりませんが、更新された太い元気な枝が株の半分を占めていました。ご自宅には50年近くなる木もあるそうです。更新し続ければそういうことも可能なんですね。バラは水も肥料も好む植物。有機質の肥料も想像以上に 施されていました。即実行!

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コメント: 1
  • #1

    ゆうじ (水曜日, 13 6月 2018 10:37)

    \(^o^)/