一般質問の原稿

 今日21日は議会だより一般質問の原稿締め切り日。あら原稿という、議会での60分間のやり取りを印刷した15ページのものを600字にまとめなくてはならない。

 

 いつも気が重いのだが、今回は特に重い。質問と答弁が私だけではなく、議長が一般質問の期間中何度も指摘したようにかみ合わないのだ。3月議会では「町長が出席していないので答えられない」、6月議会では「検討します、よくなってから確認します、所管に答えさせます」といった答弁や求めたものとは違う内容が目立つ。

 

 もともとはぐらかすための内容が多く、歴代4人の町長と渡り合ってきたが、今回の大元は町長の病気が原因なのでややこしい。議員に当選して53回目の質問になる。こちらも町執行部からの答弁の内容に、現実味を帯びたもの、前向きな内容を引き出せるように心がけているのだが、なかなかスキルアップができない。

 

 私の場合は一般質問、常任委員会・予算・決算特別委員会での審議、そし最終議会の賛成・反対討論の流れで自分の思いを完結させるやり方をとっているのだが、それを時系列に町民の皆さん、職員の皆さんにわかってもらうのは、たやすいことではない。

 

 当の本人の理解の仕方が総合的ではなくしかも論理的ではないなど、不十分なことが多いからだ。それでもその時その時の思いを伝えないと何のために粕屋町議会議員として存在しているのかわからなくなる。

 

 専業主婦としての家計簿記帳、図書館づくり運動の流れで議員となったのだが、社会的な、組織の中で働いた経験がほとんどないことによる能力・力量不足には自分でもほとほと困っている。しかしながらその視点を評価してくれる方もいらっしゃるので頑張るしかない。