777周年

 今日のバラは「紅鹿の子」。駕与丁公園のバラ園を指導された広島バラ園の田頭数蔵先生がドイツで賞をとられた品種です。  色と絞りが素晴らしいのです。着物の鹿の子絞りに引っ掛けての紹介です。

 

 9日に承天寺であった「博多織求評会」に行ってきました。博多織の数々の作品が並んでいました。承天寺の本堂に無料で入れるという新聞記事を見て夫を誘いました。

 博多織の歴史は鎌倉時代までさかのぼり、今年は777周年という記念の年に当たるそうです。素敵な作家さんに出会いました。並べてある帯の順位をつけるアンケートがあるのですが偶然にもその方の作品を選んでいました。スタッフとしてガイドの立ってある着物の着方に興味が湧いて声をかけたのです。

 

 洋服の上に着物を着て博多帯を締めてある姿が、「あっ、これでいいなら私にも着れる!」と思わされたのでした。2番目の写真はオバケの図柄。これも彼女の作品。魔除けの配慮もある図案です。承天寺の庭ではふすべ茶(野点)の手前が披露されていました。花瓶には「フジバカマ」も。お茶もこの承天寺の開山・聖一国師が禅の修行で宋より持ち帰ったものだとか。