コンパスローズ

 2018年は伊能忠敬没後200年記念ということで、「平戸松浦家伝来の伊能図展」が年末九博で開催されていました。

 

 行って、その地図もさることながら、ローズという言葉にすぐに反応する私は地図のそばの「コンパスローズ」に魅了されました。

 

 どれも美しく、色がきれいなのです。一般的には羅針図といわれるその図形に心を奪われ、私の2019年の海図を思い描こうとその時に思いました。

 

 日本列島を俯瞰した遅咲きの偉人。

 歩いて日本地図を作った男。

 

 伊能忠敬という人の松浦藩との交流を示す遺品、また松浦藩に伝わった「副本」などの展示を見ながら、56歳から73歳までに日本全土を10回も旅して作り上げた伊能図(正本は消失)に思いを寄せて、その面影を偲びました。

 

 粕屋町という小さな自治体で自転車をこぎながら議員活動をしている70歳の本田よしえ。

何も大それたことはできないけれど、「コンパスローズ」に思いを描き、今年も地方自治のより良い明日を目指して頑張ろうと思っています。よろしくお願いいたします。