プラスチックフリーライフ①分別方法の課題

  5月25日に回覧板が回ってきました。ごみの分別をルール通りにしてほしいという役場の道路整備環境課からのお願いです。

 

 ただこのチラシにはルールについての具体的な記載はなく、ホームページで確認してくださいとのこと。一言で説明するのは難しいのかな?

 

 粕屋町のゴミの出し方はクリーンパーク若杉が2007年に操業して変わりました。それまで分別ごみとして出していたプラスチックは、今ではペットボトル以外はほとんど可燃袋に入れて熱処理回収というやり方です。

 

 ただペットボトルの回収袋にはふた・シールをはがし、きれいに洗ったものをとなっています。ところが最近のペットボトルの収集袋はそうではないものが多く含まれ、資源ごみとしての価値がなくなり、選別し直す必要が出てきました。瓶や缶もごちゃまぜです。

 

 分別されていない資源ごみの袋。多発しているとのこと。とても気になります。

 

 このペットボトルは有価物として昨年は278万円ほどの売却収入が粕屋町にありました。資源ごみとしての分別の結果です。ところが、上の写真はその有価物としての価値さえなくなり、多分スタッフの皆さんが缶や可燃ごみとして分別・処理されるので余計な手間もかかります。

 

 粕屋町が加盟している「須恵町他2ヶ所清掃施設組合」クリーンパーク若杉の操業期限は2022年まで。その後5年間2027年までは今行っているRDF処理の方法が続けられることになっていますが、その5年の間に次の焼却施設を建設しなければならないという局面に差し掛かっています。すでにその基本方針が組合議会でも検討されていると聞いています。

 

 今プラスチックのゴミ問題が世界中で問題になっていますが、その流れの中で粕屋町でできることを今後探っていきたいと思っています。