一般質問の広報原稿まとめ作業

 昨日は一日中机に座ってパソコンとにらめっこ。6月議会の一般質問の原稿の締め切りが今日、26日午前9時30分。議会広報特別委員会開催の時刻です。

 

 質問と答弁、併せて60分間執行部とやり取りしたことを700字の原稿にまとめなければなりません。まず見出し。これで読者の目を引き付け、その内容をイメージさせるのですがこれまた15文字と制限があり、とても困難を極めます。

 

 でも逆にうまく書けたら嬉しい、達成感があります。議場ではどんな答弁が飛び出し、その内容からこちらの結論へどう導き出せるか真剣勝負で、言葉の選択などできず、つたない「地」が出ます。

 

 準備していてもうっかり忘れたり飛ばしたり、文書を読み上げるのは好きではありませんので、語り口調でと思うからなおさらです。

 

 さあ、それをまた700字にまとめるのは至難の業。毎回頭が重い作業です。でもこうやって57回やってきました。その作業の中で自分の公約の達成度を点検。そのなかで当初から質問していてできていないのが「ふれあいバス」問題です。

 

 今回も内容に入れました。高齢者の免許証自主返納に関して、返納後の生活に公共交通機関の整備が欠かせないと。でも反応は今一でした。

 

 毎年少しずつ改善はされているのですが、私が最も懸念している福祉協議会への委託が変わりません。専門業者に委託してほしいのです。福祉協議会へは、委託している福祉センターのつながりで本来の業務ではありません。

 

 創設の段階ではその流れでさほど問題はなかったのですが、今は福祉センターへ町民を運ぶのではなく、町全体を走る公共交通機関となっています。それをいつまでも福祉協議会に委託していては、福祉協議会自体にも問題が出てきます。

 

 運転士の雇用は臨時採用、しかも年齢の高い方もいる、バス業務の専門家はいない、何かあれば結局は粕屋町の態勢が問われます。しかし問われても町は誰も直接の責任者がいないのです。きちんとした専門の業者に任せるべきでしょう。

 

 専門の業者へ委託するには予算がかかりすぎ、と町は躊躇しています。私は福祉協議会もこれ以外でその本来の、福祉の充実のために力を注いでほしいと願っています。

 

 土日祭日運行はとても反応がよく、多くの方に喜ばれています。イオンへの乗り入れなどのご意見も多く寄せられています。執行部のさらなる検討を祈ります。