一日の命

 原町駅のプラットホームで見つけた烏瓜の花が、我が家の庭にも咲いています。

 

 当初はその名前さえ知らず、フェイスブックで教えていただきました。鳥が運んでくれた「カラスウリ」の花。

 

 ツルバラの支えのために鉄線を夫が張っているのですが、それに伝わって道の真ん中に進出。いくつもの花を咲かせるのですが、なぜかすぐにしぼみます。

 

 調べてみたら、夜光虫(蛾)による受粉のために夜開き、朝方にはしぼむという1日咲の花でした。一夜だけで、次世代への命をつぐむ花。そのことを知ると一層この白さが際立ち、レースを裂いたような花弁の姿が怪しく、美しく迫まります。

 

 秋にはカラスウリがいくつなるのでしょう。株は1つで雄花、雌花とあり、雌花だけに実がなるとのこと。不思議な花です。

 

 その下を毎朝自転車で通り役場に行きます。11日で一般質問が終わりました。今日から決算特別委員会で、30年度の決算の審査が始まります。

 

 10日に行った私の一般質問では、温厚な町長の顔が少し気色ばみました。私も覚悟を決めた発言をしたのですから、言いっぱなしにしないで責任を持って見守ります。

 

 長年の調査の結果の結論で、いったん言葉にすると私自身は気が軽くなりました。詳しくは後日報告をします。