災害時における通信機器の活用

 台風19号の被害は今後も増え続けるようですね。大変なことになりました。12日・13日はニュースの報道がある度にチェックしました。そして粕屋町のホームページと他の自治体のホームページの、防災・災害に対する自治体情報発信を見比べていました。

 

 行事が中止となって時間ができたこと、またはいろんな情報が溢れているので比較するのにちょうどよい機会なのです。また実際被害に自分自身が遭った場合を想定し、どう動くのが最も「命が助かる可能性のある行動」になるのかを考える良いチャンスと思ったからです。

 

 まず千葉県に住んでいる娘と妹に、まちづくり支援団体[ニコニコかすやプロジェクト」ぼうさいかすやカフェによる「災害用伝言ダイヤルの活用(NTT)」を提案し、2人に実行してもらいました。これで電話が通じないときには10円さえ持っていれば公衆電話からでもお互いの状況を確認し合うことができます。

 

 次は粕屋町のホームページの点検。近隣の自治体の防災情報提供の在り方と比較するのにちょうどいい機会でした。

 

 粕屋町のホームページでの防災情報の発信について皆さんはどう思われますか?

 

 私は昨年7月の豪雨災害の時から何度となく比較を続けているのですが、はっきり言ってよくない。普段からの備えがとても大事と思うのですが、まず、一町民としてホームページを開いてもどこにアクセスしたらよいのかわからない、と思われるのではないでしょうか?

 

 まず自分がどこに避難したらよいか(行政区主催の自主防災訓練に未参加の場合)を調べてみました。

 

 くらしのガイドに防災の記事があり、防災マップのページ、避難所の一覧などはあるのですが、そのことに気づく町民がどれだけいるのかということが疑問です。

 

 次の疑問は自分が被害にあったら何が情報として必要なのか、どう動いたら良いのか、具体的な取り組みが欠けている。行動に移せない情報、つまり町民サイドの視点ではない編集のように思われます。

 

 今年ホームページのリニューアルを1421万円かけてする予定です。当初予算書には「利用者ニーズやインターネットの技術革新に柔軟に対応できるシステムにするために」と書かれています。

 

 議員として今まで本議会で何度かホームページの在り方を指摘し、今回の再編につながっているとは思いますが、町民の皆さんも気がついたことがあればその思いを直接役場に伝えてほしい。

 

 さて、では実際に自分が一町民として役場職員にその意見をどう伝えることができるか。

  

 今思い浮かぶのは役場においてあるアンケート調査票に記入すること、ファイスブックの協働のまちづくり課、町長にアクセスして記入する、直接役場の共同のまちづくり課に電話をすること、其の3つ。それ以外にどんな方法があるか、うーん、ちょっと思い浮かばない。調べてみます。

 

  先日ファイスブックの記事で古賀市の花見小学校に蓄電池の設置があるのを知りました。災害時の避難場所に最も必要な設備と思い教育委員会に行って調査すると書いたのですが、15日に早速この件も併せて問い合わせします。