全員賛成で提言書改訂版を町長へ提出

 11月8日の全員協議会で議員全員の賛同を得て執行部へ町立保育所の建て替えに関する「提言書」を提出することになり、11日町長室へ。

 

 昨年の11月16日に提出したものを、1年かけて行政と審議を重ね、書き直す必要が出てきたので、改訂版を出すことにしました。

 

 本田は6月から新体制で委員長に就任。前委員長の鞭馬議長から引き継ぎ、行政からの報告を求め、委員会ごとに議員間の自由討議、調査研究ができるように努めました。

 

 以前のように国からの補助金が下りず、交付金という名目で様々な支援はあるというものの、その金額が明確でないし、要件が厳しいので執行部は建て替えに二の足を踏んでいますが、住民の皆さんの要望が強く、町長自身も公約に挙げておられるので、行政、議会とともに同方向を向いての審議を重ねています。

 

 中央保育所、仲原保育所の老朽化はひどく、一刻も早い建て替えが望まれます。今回の改訂版を出した大きな事案は建設場所の問題でした。

 

 昨年はある場所を提言していましたが諸条件により断念。結局以前から行政が提案してきた同敷地内での建設の提案、過去2度ほど執行部から出されていますが、民営化が条件でしたので、その都度反対が多く実現していません。今回適地が見つからないということで、議会も同敷地内での建て替えを推奨せざるを得ない状況となりました。

 

 依然と大きく違うのは町立で建て替えるということです。

 

 安全性、建設資金に関して問題が山積みですが、一つひとつ課題をクリアして、、子育て支援センターの機能を備えた「粕屋モデル」として、調査研究を進めます。

 

 昨年に引き続き、チーム議会としてまとまって行政に提案できたことは何よりでした。それだけ粕屋町が子育て支援に力を注いできた流れがあるからでしょう。大切にしていきたいものです。