消防出初式 改革の本気度

 1月12日は粕屋町消防団出初式でした。団長の「出初式の際して」という挨拶文が斬新です。というか、改革したことを報告、その意気込みを述べておられました。その改革の内容がまた素晴らしいし、それを挨拶文として公にされたことに団長の本気度を感じました。

 

 出初式に関して (令和2年出初式 配布資料より)

  1. 平成29年出動体制変更後、第2出動から前文団で出動していたものを第1出動で受け持ち区域分断+周囲の分団(平日昼間は本部も出動)
  2. 消火栓や防火水槽などの場所をスマホの地図アプリで確認できるようにし、それぞれに番号を付けることで、車両の停止位置など明確に指示しやすくなりました。
  3. 班長以上LINEグループを作成し、火災における出動指示や現場到着・部署位置・火災の経過状況をのせたり、自然災害等での受け持ちの被害状況の写真をアップし、いち早く情報を共有することが可能になりました。
  4. 年末夜警を一昨年までの6日間から4日間へ短縮し、日数減の2日間は春・夏を目安に送水訓練を行うこととしました。

  このように新しいやり方で次世代においても持続可能な形を作ることをチャレンジしな

  がら、多種多様な災害に臨機応変に対応すべく、日頃からできうる限りの手立てを尽く

  し、日々の訓練に務めることはもちろん、上備消防や各関係機関と緊密な連携を図り、

  災害現場において安全かつ迅速な活動が実践出来るよう今後とも積極的に取り組んでま

  いる所存であります。

 

とありました。消防団という組織での改革は本当に大変だったのではないかと推察します。昨年展示訓練での出水が少し遅れたようで、その後訓練を重ね、今年は予定通りに繰り広げられました。右側の体育館への消火放水です。

 

 うまくいってが当たり前の社会。多くのプレッシャーがあったでしょうに。この挨拶文での成果報告は見事だと思います。心からの拍手を送ります!!

 

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コメント: 2
  • #1

    中野敏郎 (水曜日, 15 1月 2020 18:26)

    当日は写真撮影で動き回っていたので、この訓示に気づきませんでした。本田議員の誤植には多々きづきましたが・・・
     昨年、消防の件で一般質問するくらいに、これから改革が必要ではないかと私も思っています。団長のあいさつの中で「出動が無いなか、操法大会が活動の中心に・・・」という言葉がありました。根本的には出動がない方がいいのです。ただ、それが続けば操法大会にも意味が見いだせなくなります。
     団長の文に、「多種多様な災害に臨機応変に対応すべく・・・」という重要な言葉もあります。臨機応変できる行動はどのような訓練・システムでなるのか?消防ポンプが13台必要なのか、私はこのあたりをもっと掘り下げて検証していく必要があると思います。

  • #2

    本田芳枝 (木曜日, 16 1月 2020 06:43)

    中野議員へ
    ご指摘ありがとうございます。大切な挨拶文を紹介するのにどうしてこんなに間違ったのか、我を疑うくらいの内容でした。改めて感謝いたします。今後ともよろしくお願い致します。