悔いと怒り

 1月28日のこのブログの記事「ふくおか県翼の会のロビー活動」の後にこんな思いを綴らなんければならないなんて、と自分自身のいたらなも併せて憤慨しています。

 

 1月31日の西日本の朝刊の記事です。

  

 昨日は臨時議会の日でしたので、運営委員会に全員協議会の開催を提案したのですが時期尚早、静観したほうが良いという意見が多かったようで開かれないことになりました。

 

 けれども、どうしても町の説明を今日聞くべきと思った私は町長と議長に直談判。結局、町長の判断で開催でき、町長より説明を聞くことができました。

 

 しかしながらわからないことが多すぎます。まずはハラスメントを受けたという期間が長く特定できないこと。町長の回答にも複数の職員が関わっているということでコンプライアンス委員会を2019年に5回は開いているということでしたが。

 

 結局、町は懲戒処分をするほどの内容にないという結論になったようでそれで終結したようです。けれども、何度も開いたということはそれなりの事件性があったのではということではないでしょうか。町はそういう事態になったいきさつ、土壌を深く考えずに今日まで何もせずに来ているのではないかという疑念が湧いてきます。

 

 当該者は記事にもあるように地方公務員災害補償基金福岡支部に申請中。また、私にはこのことも何を意味するのか、今後どうなるのか全く分かりません。

 

 この辺のいきさつが明確でないので、とりあえずは西日本新聞の担当記者にアタック。記者もプライバシーの問題があるので記事以上のことは話せないと思うのですが、粕屋町の庁内における雰囲気がどうなのか、風通しが良い環境であるならばこのようなことは起きないでしょう。その辺のことが知りたいと思っています。

 

 ただこれは私の反省。女性議員として15年も在職しているのに、ハラスメントなどに具体的に取り組めてない自分自身に対して、そのふがいない自分に憤っています。

 

 記事の内容通りであれば私の存在の意味がなかったことになり、当該者の方へこちらからお詫びをしなければならないと思っています。

 

 また、この記事のもたらす影響は多大なものがあると推測します。町民が町役場を信頼しなくなることが予測されるからです。職員のモチベーションも一気に下落・・・・・・

 

 箱田町長の5万人のまちづくりの方針は「町民が幸せだと思えるまりづくりをする」というものでした。私は昨年から2度にわたってこの内容の具体性について一般質問をしました。町長の答えは「安心、安全なまちづくり」ということでしたが、今はむなしく、残念に思われます。

 

 ただそれでは町会議員としての責任が全うできないことになります。幸い任期はあと1年。今の立場で何ができるか、最善の努力をしようと覚悟を決めました。