シングルマザー支援とフレイル予防の研修会

 2月13日に吉塚の福岡県議会棟で「福岡県女性議員ネットワーク」主催の研修会2つとランチ交流会がありました。県内のいろんな女性議員と交わることができてとても楽しかったです。私は昨年に引き続き役員をしていますが、最近はこういう役割、場面でも心から楽しむことができるようになりました。少しですが自分自身を解放できているのではないかと感じています。

 最初の講演内容は

 シングルマザー支援、収入アップの方法を知りたい

 ~ひとり親コンシェルジュ制度~

 講師は(一社)シングルマザー支援協会代表 江成道子氏

 母子家庭育ち、5人の子どものシングルマザー、養育費なし、高卒、これと言った能力も際のもなし、社会性もなし。講師本人の自己紹介です。現在51歳。もし生活保護を受けていたら、あとで分かったのには40万円の支給になっていたようですが今の自分はなかっただろうなとおっしゃっていました。一切公的な支援を受けず、現在孫3人。一人の女性の、自分の自立と多くの同志の自立を編み出した内容に圧倒されました。

 

 壮絶な人生だっただろうなと感じました。今や3組に1組が離婚する時代、だれにとっても他人事ではないということでした。女性が経済力を持たないこと、それ自体が課題。支援策のミスマッチが課題を増幅させている、ひとり親コンシェルジュ制度を作り、扶養手当を当てにせずに、自立ができるための支援を目的に作り、自治体との包括連携締結を横浜市他5自治体と結んでいるとのことでした。

 

 この組織が自立できずに悩んでいる多くのシングルマザーの目に留まればいいな、またそれができるようにしたいと思いました。

 午後は高齢者の自立に関してでした。長くなるので次のページで紹介します。