要請と休業補償

 庭のバラの蕾です。バラ祭りが中止になりました。そのため毎年祭り会場に出品していた鉢の展示は見送られますが、皮肉なことに今年のバラはかってなく元気です。今から皆さんに少しずつご紹介いたします。

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 国や県、町が様々な自粛要請をしています。国もやっと国民一人当たり10万円の生活給付金、県も17日に経営が落ち込んだ中小企業への支援給付など独自の緊急支援策を発表しました。国は12兆円、県は550億円の予定だそうですが、結局皆さんの手元にわたるのは5月中となるでしょう。一刻も早くと思いますが。

 

 「Stay home」と言われても、生活の保障がなければどうするんだという不安が重くのしかかりますよね。一方的にお願いばかりしている政府に、違和感が募ります。

 

 議員は議員報酬という形で生活・活動費が支給されます。公務員の皆さんも同じように国がつぶれない限り生活は保障されています。その国や地方を動かしている原資は「税金」です。

 

 その税金を納めてもらえない状況になったら、国、県、各自治体は破産ですよね。いま多くの企業、特に中小企業の方々、自営業の皆さんの営業活動の存続が危ぶまれています。それなのにただ自粛!休業!と言われても・・・・・

 

 人の命優先です。なぜ休業補償をしたうえで「緊急事態宣言」ができないのか、コロナ過が収束するためには生活は保障しますからまずゆっくり休んでくださいというべきです。その両方がセットにならないと効果は半減、事態は悪くなる一方ではないかと思うのは私だけではないと思います。

 

 議員、町議会としても少しでも町民の皆さんの気持ちが楽になるように、何かできることがないか、町を動かし、県を動かし国を動かせるものは何かと。

 

 まずは皆さんの状況を生活者の立場で町に伝えることではないかと。

 

 また逆に、皆さんに今ある制度で活用できるものの情報を伝えることだ思っています。不安な中でも数字の裏付けがある制度の情報はいざという時に役立つでしょうし、安心感にもつながります。

 

 またそれとは別に現状把握の情報は、それを原点にすればそれなりに予測が立ちますから前向きに、冷静に次の手が打てます。生活支援給付金の次には感染症対策の地域医療の情報ではないでしょうか。

 

 なぜPCR検査数が少ないのか、病院体制・病院のスタッフの状況など、少しでもお伝えできる情報があれば、皆さんや皆さんの家族を守るのに力が湧くのではないか、そのような情報をこのブログでお伝えできればとアンテナをたくさん張り、頑張ってお伝えします。