東京五輪開催 大丈夫かな?

 

 2月5日の毎日新聞の第1面と社説です。

 

 発言の謝罪・撤回とありましたが、世論はそう簡単には収まらないと思います。日本はもとより海外の反応がすごいようです。オリンピックは世界の祭典ですから世界中の人が注目している中での時代錯誤の発言でした。

 

 IOCにとって東京五輪のうたい文句は「史上最も男女平等に配慮した大会」ということです。積極的に男女混合種目を採用し、女子選手の参加率は史上最高の48.8%だそうです。

 

 だからこそスポーツ庁は女性理事40%以上を掲げています。その動きに対する森会長の女性蔑視の「本音」ともとれる今回の発言。

 

 海外のメディアなどは女性蔑視の発言にとても敏感です。逆風にさらされそうで、大きく揺れますね。

 

 ところで森会長の「女性がいると会議が長くなる」の発言で、私は町会議員になった当初の粕屋町議会の場面を思い出しました。

 

 「本田さん、あんまりしゃべんなんなよ、長くなるから」。男性議員の委員長はあからさまに、でも冗談めかして言っていましたが、本音だったと思います。委員会を何事もなくスムーズに終わらせることが委員長の力量とされていましたから。

 

 当時、女性議員は私1人。誰ひとり援護射撃をしてくれない中で、髪を振り乱して必死で発言していたように思います。

 

 そんな私でしたが、町民の皆さん、特に女性の有権者の皆さんのご支援のおかげで15年間も議員活動を行うことができました。今は、当時とは違った意味で男女共同参画の道を切り開きたいと思っているところです。

 

 最近の学びの中で特に注目しているのは、日本という国の不幸は女性の地位が低いということを女性自身が気づいていない、ということではないか、です。

 

 まず女性自身の心を縛っていることからの解放。それは自己の努力で乗り越えられるものではなく制度改革が必要です。世界の中での比較を見るとあまりに顕著な制度の遅れが目立ちます。そのひどさを何とか改善したい、その仕組みづくりをしたいと心から思います。

 

 だから女性の発言を封じようとする森会長の発言に断固抗議します。