性暴力根絶条例

 2月19日にZOOMによる研修を受けました。

 

 ZOOMとはアプリの1つこれをパソコンにインストールしておくと、複数の人と会話ができます。

 

 それぞれの場所で、自宅であったり、事務所であったり、1ヵ所に集まる必要がないので、これを使ってWeb会議を行ったり、研修を行ったりと様々な使い勝手があるようです。コロナ禍においてとても有効な手段だと思います。

 

 講演は性暴力ゼロのふくおかに向けて~女性議員として何ができるかー~」というものでした。

 

 主催:福岡県女性議員ネットワーク

 講師:福岡県議会議員 堤 かなめ氏

 内容:2019年2月「福岡県性暴力根絶条例」(議員提案)可決 

    

 全国初の先進性 (紙面上5つの内の2つに)

 ●「性暴力」の定義

  • 同意がない、対等でない、または強要されたものを行うことによ    り、その者の性的自己決定権又は性的人格権を侵害する行為   
  • ※これまでの国内の法令ならびに条例には「性暴力」を定義した     ものはない

 ●防止策

  1. 学校における性暴力根絶及び加害者の支援に関する総合的な教育
  2. 現在の性暴力被害支援センターの体制強化
  3. 元受刑者からの申し出又は知事の鑑賞により、再発防止のための指導プログラミングや治療を受けることができるように支援すること
  4. 再発防止を含む社会復帰の支援と指導のための加害者専用相談窓口 の設置

 

 条例制定の効果として2019年度の予算が2020年度には3割増額となり約9千6百万円となりました。

 

 全国に先駆けての制定ですが、その背景には福岡県では未成年の中絶が全国ワースト1位という事情もあるようです。

 

 県に要請すればアドバイザー派遣の制度があり、小・中学校で内容周知

をしていただける仕組み。予算特別委員会で要望を出そうと思います。