町の予約状況と対応

 昨日に続いて議会の常任委員会での報告内容を大まかにまとめてお伝えします。昨日は予約数中心でしたが、今日のページは予約状況と町の対応について概略をお知らせします。

 

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●対象者は65歳以上の高齢者、約9,000人

●予約に関する問題点

 ・予約に際して年齢を絞るなどの対象者の調整はあえていていなかった

   ため、予約枠に対して多くの電話等が殺到した。

 →理由

 ・ワクチンの供給日時や供給量が確定せず、医療従事者との具体的な調

   整ができないなど、接種計画がたてにくく早い段階での情報提供がで

  きなかった。

 

改善策

電話回線の増設 

・回線増設工事(8回線→15回線)、オペレーターの手配と研修計画

・パソコン手配、システム等の準備

・電話の受け方の徹底(予約受付と相談の区別)

町民への情報発信

・ワクチンニュース5号まで発信

・今後の集団接種日や個別接種開始の情報をお知らせして、接種の機会が  

 十分にあることを伝える

・現在の対象者(65歳以上)の人数や1日の集団接種の定員数などを知ら

 せ、集団接種の想定がわかるようにする

・6月からの集団接種についてはワクチンの安定供給がある程度見込める

  ことから、2週間分の実施日を公開し、2週間分の予約を同時に行う

調整

・6月中旬以降の予約について調整を検討したが、システムの関係により

 不可能

・次の対象者「基礎疾患を有する人」より予約対象者の調整を行い、予約

 時の町民の負担を軽減する

 

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 前回で述べていますが、国からの供給量が確定していない段階での接種開始だったので混乱は起きて当たり前だったかもしれません。

 

 また、最初に年齢などの調整をしなくていきなりの予約開始だったったことが混乱を招く大きな要因だったと思われますが、その分早いスピードで接種は進んでいるような気がします。

 

 ある程度の結果が出るまでは、ことの是非は申し上げないでおこうと思っています。

 

 ただ、障がい者の方、ひとり暮らしの方など、予約したくてもできない高齢者の把握を速やかにして、その方たちへの支援を十分に行ってほしい、ということをお願いしました。