3年かけて

 下の写真は、現在行われている粕屋中央小学校の西・北側の擁壁改修工事、コンクリート沿え打ち工という工法の補強工事です。 

 

 今年度の当初予算に粕屋中央小学校の擁壁工事費が計上されました。予算額は8680万円。かなり大掛かりな事業です。

 

 国からの補助金は出ないので起債を行うようにしています。そのうちの70%は交付税措置で返ってくる予定ですが、財政力がないとできません。

 

 町はそうした厳しい状況の中で3年かけて、保育所、スポーツ公園、旧庁舎跡地、小中学校のブロック塀の補強改修をしています。 この中央小学校が多分最後の工事ではないかと思います。

 

 ブロック塀の工事は、2018年6月の大阪北部地震で、小学校のブロック塀が倒壊し、登校中の女児が下敷きとなり死亡するという痛ましい事故がありました。

 

 仲原保育所の北側のブロック塀がマスコミに報道され、粕屋町でもかなり話題となりました。私も早速、保育所の現場に写真を撮りに行き、このブログに載せた記憶があり、その時の閲覧数が急に高くなったことを思い出しました。

 

 町ではその他、一般の道路に面している家屋のブロック塀の取り壊し工事にも補助金を出し、昨年9件、一昨年11件と少しずつではありますが、危険なブロック塀の改修が進んでいます。 ※詳細はこちら → 危険なブロック塀の撤去|粕屋町 (town.kasuya.fukuoka.jp)

 

 箱田町長が進めている安心安全なまちづくり、順調です。