建替えに伴う保護者説明会

 中央保育所の建替えに伴う保護者説明会がありました。

 

 2回に分けて、10日の夜、11日の午前中と併せて35名の保護者の参加があったようです。議員もそれぞれに4名参加、私は11日の午前中に傍聴しました。

 

 行政側は、住民福祉部長、子ども未来課長、子育て支援主幹、保育所からは園長、主任、設計事務所からは2名の参加がありました。

 

 資料はA3の用紙に4枚。1階、2階の配置図と平面図。受け入れ保育人数はほとんど変わらないので保育室などの広さは従来ぐらいでしょうか。園庭に建設します。

 新しいところでは、

  • 2階建て  
  • 雨の日でも遊べる玄関前の広いピロティ
  • 給食調理室(仲原保育所の老朽化による)
  • 玄関前の屋根付きの駐車場
  • 多目的室(会議、面談)
  • 更衣・休憩室
  • 屋上テラス(足洗い場・手洗い場)夏はプール?

工事の案では

  令和4年6月に工事費の請負契約承認の議案上程、建築工事は7月から令和5年の4月ぐらいまで、その後引っ越し、園庭遊具設置、工事終了は令和5年11月の予定です。

 

 まだ設計案の段階ですので、場合によっては変更もあるかと思いますが、議会が提言した「子育て支援センターの要」としての保育所になるには今後も見守る必要があるでしょう。

 

  今回とてもいいなと思ったのは7月に行われた「保育所建替えに伴うアンケート調査結果」が資料に添付されていて、保護者の思いに沿った内容が報告されていました。

【意見1】園庭が使用できないことについて

【意見2】建設中に制限される行事等について

【意見3】建設中の安全対策について

【意見4】慎重さに対する意見等について

 

 いずれも、今、現在の時点で回答できる丁寧な内容がありました。

 

 4年前の6月議会中に、突然に起きた保育所2園の民営化計画。あまりにも性急で保護者の驚きの強さが、その後1か月半の間に9千人以上もの署名を集めることになったのではないかとさえ思われた次第です。若い保護者の行動力に只々感嘆するばかり。

 

 町立保育所の保育を保護者が強く支持していることもあって、結局は民営化計画は頓挫しました。

 

 ただ、私は公立保育所の必要性を以前より訴えていましたので、今回の町立による建設は心から嬉しく思っています。