人口増の課題

 4月17日18時よりさくらホールで「箱田あきら町政報告会」がありました。内容、進行は期待以上であっという間の80分でした。

 

 箱田町長はとても慎重な方です。町政報告会についてもっと早く開催されたらどうですかと、お話したことがあります。1年ほど前の話です。その後様子をうかがっていましたが・・・・。

 

 そして、今回の案内。喜び勇んで行きました。

 

 というのも私は、先の町長選挙の際、政策協定を結び箱田候補を応援。そしてずっと支持してきました。彼の一般質問に対する姿勢は特に見事です。議員一人ひとりの一問一問に丁寧に対応、まず自分の思い、そしてそれから担当者に振りますが、3日間およそ毎日6時間近く、すべての質問に懇切丁寧。言葉もわかりやすく適切です。

 

 議会中いろんなことがあると推測するのですが、いつも同じスタイル。できそうでこれはなかなかできないと思っています。タフなのだろうか、楽天家なのだろうか。

 

 それにしては多くの方が抱く慎重派とは重ならない、精力的でパワフルな対応。

 

 2022年度の一般会計の予算額が、粕屋町制史上はじめて200億円の大台を超えました。予算案を見た時にびっくり。そして施政方針を聞いたときにさらにびっくり。粕屋町のまちづくりの課題をすべて手掛け、解決しようとする意気込みの数字です。

 

 粕屋町政の舵取りに対する強固な思いがなければとても描けない予算書案。「うーん」と、うなりました。

 

 そして本日の町政報告会のパワーポイントを駆使しての説明。圧倒されました。実は箱田町長がこれほどITを「使える」方だとは思っていなかったのです。ごめんなさい。

 

 しかも内容・進行が一般質問の延長線上のよう。まず課題を挙げ、そして現状報告、それに対するご自分の対応策。

 

 脱帽です。と同時に、私は議員としてのやる気が益々湧いてきました。

 

 たった一つの課題点、ただ箱田町長自身よくわかっておいでだと感じております。

 

 それは4万8659人と5万人まであと一歩と人口は増えていますが、家族単位で増えるのではなく、単身者が多いのです。粕屋町の土地がら、物流の拠点となっていますが、福岡市に隣接している交通の要所で、しかも宅地への変更可能の土地が多く点在しているとなれば、大手の建設会社がほっておくはずもなく、単身者用のアパート建設が多くなっています。

 

 その結果、単身者の転入・転出の傾向大で、数字が安定していないのです。

 

 また、今住んでる若い世代が家を購入しようとしても土地が高く、手が出せないという事情もあります。そんな中、教育に力を入れて若い世代を呼び込もうといくつかの政策を挙げられています。

 

 粕屋町が多くの若い世代にとって魅力的な街になるように、その結果の、市制実現かなと感じました。長くなりますので今日はこの辺で。