野良猫を地域猫に

 皆さんの地域に野良猫はいませんか?

 

 昨年の選挙活動でいろんな地域を回っていましたら、野良猫についての多くの苦情が寄せられました。皆さんの思いはわかるのですが、我が家はずーっと犬を飼っていて、夫が猫は苦手としていたので、どう対応してよいかわからずに、そのままになっていました。

 

 ところが昨年秋、我が家の愛犬トイプードルが天寿を全う、というより15歳で、舌癌で死にました。病名がわかってもどうすることもできずに、夫の献身的な介護にもかかわらず、あっけない最後を迎えました。

 

 八木山霊園に我が家の愛犬4匹が眠っています。

 

 そんなこんなで私も猫問題に向き合うことができるようになりました。

 

 殺処分の多さが引き金となって行政も変わりつつあり、国が法律を改正しました。粕屋町でも取り組むようになり、広報かすや5月号に掲載されました。「地域猫活動を支援します」という記事でしたが、皆さんお気づきになられたでしょうか?

 

 野良猫を地域住民が責任を持って見守り、地域猫にすれば不妊去勢手術の費用を全額行政が持つというものです。

 

 神戸市に「人と猫との共生に関する条例」というのができて、全市民で野良猫と向き合う活動をしていることをネットで知り、5月の連休旅行を利用して、市役所に視察に行ってきました。

 

 20年近くの市民活動から生まれた野良猫支援。議員提案で条例ができたとのことでした。動物共生センターでの猫舎、行ってみてびっくり。猫は室内で飼えるということでした。猫の穏やかな表情に癒されました。

 

 神戸市の取組みを参考に、粕屋町の現状、今後の方向性を探るために6月の一般質問に取り上げることにしました。