読書バリアフリー法

  先日、粕屋町9月議会の補正予算で「電子図書館導入事業費」の予算計上があり、可決・導入が決まったことをお伝えしました。

 

 大野城市・粕屋町・志免町・新宮町の4自治体の広域で、来年4月より始まる事業です。

 

 電子図書館については、2~3年前から先進図書館の導入のニュースを聞いており、粕屋町もいよいよだなという感想を持ったのですが、その動きの大本となる情報をキャッチしたのでお伝えします。

 

 「読書バリアフリー法」が2019年6月に成立したことが発端のようです。正式名称は「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」です。

 

 その内容は、障害者の権利に関する条約や障害者基本法の理念にのっとって、障害の有無に関わらず、すべての人が読書による文字・活字文化の恩恵が受けられるようにするための法律で、議員立法とのことでした。

 

 主な対象者は視覚障害者、読字に困難がある発達障害者、そのほか書籍を持つことやページをめくることが難しい方々などです。

 

 パソコン・タブレット・スマートフォンを使って様々な便利な機能により、自分に合った方法で読める本が増えます

 

 デジタル書籍の機能例

  • 文字の大きさや色を変える
  • 内容を音声で読み上げる
  • 感じにフリガナをつける
  • スィッチを使ってページをめくる

 障がいを持っておられる方だけでなく、一般の方にもやさしい読書の方法にもなりますね。

 

 来年まで待ちきれず、アマゾンのオーディオブックを申し込みました。