少子化の議論と粕屋町

 今日はこどもの日。こどもの少子化は社会問題になっていて、今日の新聞の記事にも30年前の半分になり、全体で子どもの占める割合は11.3%となりました。

 

 女性1人が一生に出産する子供の数を示した「合計特殊出生率」について厚生労働省はおととしまでの5年間の平均値を調べました。

 

 それによりますと、福岡県内で最も高かったのは粕屋町の1.90でした。これは全国1887の市区町村のうち29番目に高くなっているということで、もちろん県内1位です。

 

 よほどニュース性が高いのか、4月26日には午後7時のニュース、翌日の午後6時の特番、そしてFBS福岡放送,新聞各社の記事に粕屋町のことが大きく取り上げられました。

 

 民間の有識者グループ「人口戦略会議」が公表した将来も存続の可能性が高い自治体「自立持続可能性自治体」にも粕屋町が0.7という数字で久山と並んで県内トップになっています。

 

 理由としてはJRの駅が6つある交通の便の良さと子育て支援政策が上げられ、こども館での親子の様子がニュースに流れました。

 

 こども館は8年前に建設されましたが、議会でおおもめ、様々な反対がありました。

 

 やっと賛成多数で建設予算案が可決、その後運営についての特別委員会を設置。私は特別委員会の委員長になり、時の副町長の箱田氏の執行部側と議会とで徹底した議論を重ね、やっと開設。その過程で、建設反対の、ある議員から私に処分要求書まで出されました。

 

 幸い、要求書が出された3日以内の本議会で審議という条件があり、本議会は開かれなかったのでお蔵入り、無事生き延びた次第です。

 

 子育て支援は19年前に当選した時からの私の公約。一般質問でも最も多く取り上げた課題です。

 

 懐かしいですね。頑張ってきてよかったです。下の図は4月25日西日本新聞の記事より福岡県の部分だけトリミングしています。