12月8日に行った一般質問3番目の項目「学童保育事業の今後の在り方」についての報告です。
結論から言うと、粕屋町の子育て支援の一角を担う学童保育事業の不十分さが子育て世代の人口流失につながっているのではということを質(ただし)ました。
令和7年6月議会で私は請願「仲原小学校学童保育に関する請願書」の紹介議員になりました。請願者は「仲原校区の学童保育所の拡充を願う親子の会」です。
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【請願事項】
国の補助で事業である子どもの居場所づくり支援体制強化事業の国庫補助をフル活用し、仲原小学校の学童保育を町内他小学校と同様に3年生以上でもはいれる環境を1年以内に整えること。
【請願の趣旨及び理由からの抜粋】
仲原小学校学童保育所は3年生の子どもたちは受け入れていません。3年生以上の子どもたちは学童に申し込む家庭が少なく、その結果、実際に学童に入りたいと考えている子どもの数(隠れ待機児童)は50人以上と予想されます。
このような状況では、親が仕事を辞めたり、キャリアをあきらめたり、働く時間を短くせざるを得ない状況が場合もあります。
つまり、子どもたちが安心して過ごせる場がなく非常に差し迫った問題で、早急な解決が求められています。
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請願は全員賛成で、無事採択されました。そして9月議会で拡充案が報告されました。
仲原小学校:小学校の空き教室1室を学童保育所に
中央小学校:中央幼稚園の廃園後、職員室を学童保育所に予定
これを受けて12月1日から学童保育の募集が始まりました。内容の変更は仲原小学校学童保育所を1クラス増設して200人にするというものだけでした。昨年の応募数は223名で今年も3年生まで入所できる保証はありません。残念なことに他にも待機児童数が出ていた中央小学童の増設の記載もありませんでした。
12月13日締め切りの募集要項は従来と変わらず。私が問題にしているのは、基本的に低学年(1・2年生)の入所を優先しており、3年生以上は、入所を待っていただく傾向にあります、という記載。
請願の趣旨はいかされず、応募抑制を促す文言はそのままです。
これでは昨年までと何ら変わらず、待機児童、また隠れ待機が出るかもしれません。町の本気度が見えない!!
国の方針では、希望者は6年生まで受け入れるということになっています。
申し込みの結果が出る来年の2月まで入所できるかどうかわからない不安、そして入所できなかったらその対策を考えないといけない不安を保護者は抱え続けます。
因みに、福岡市は6年生まで受け入れて待機児童数は0、近隣町はあったとしても粕屋町の半分以下でした。
町の人口動態の報告では、人口減の状態が続いていて近隣自治体への転出が目立ちます。
新築で土地が高いのでより安いところへというのが町の大方の分析でした。
が、実際は新築ではなく他の子育てしやすい福岡市他近隣町への流失があるのではと考えるようになりました。皆さんのお考えを聞いてみたい。
人口動態には自然増減と、転入転出による社会増減があります。
参考までに、第6次総合計画基本計画(案)より2つの図表を紹介します。
①2024年町の社会増減の周辺市町別人数 ②町の社会増減の推移