2025年
10月
25日
土
地盤、看板もないサラリーマン家庭に育った女性政治家が104代の総理大臣に選ばれました。
女性議員を増やす活動をしている身としては、女性の総理大臣就任は何にもまして喜ばしいことなのですが、タカ派色の強い高市氏にはどのように対応すればいいのかわからず、明確な論調は避けていました。
10月24日に所信表明の演説がありました。
最も気になる内容は、防衛費を2027年度に国内総生産(GDP)比2%に増額する目標を25年度中に前倒しし、今年度で達成すると明言。今でさえ防衛費は近年毎年約1兆円ずつ増やしているのに、です。
女性の政治家なら平和を求めるはずという常識を完全に覆しています。私としては軍備増強には真っ向から反対したい。
米国はGDP比3.5%までの増額を水面下で求めており、更なる増額を迫る可能性もあると言われています。トランプ大統領との首脳会談では「信頼関係を構築し、日米関係を更なる高みに引き上げる」という決意も示しているので、この不安は拭いきれません。
その財源はどこから?
防衛費増額の財源のうち、所得税増税は開始時期を先送りしたままで、経済対策や社会保障改革も財源を後回しにしているということのようです。
今後の動向を注視します。
2025年
10月
24日
金
監査委員として学校給食調理場の監査。
最初に学校給食調理場での給食を作る工程の説明を受けました。同じものをユーチューブでも公表してありますので、関心のある方はどうぞご覧ください。→粕屋町学校給食共同調理場
粕屋町の学校給食はセンター方式で、4つの小学校と2つの中学校のこどもの給食をここで一括して作って、各学校へ配送しています。(令和6年 5300食)
運営の様子、備品検査などは特に問題なく、スムーズに事業は行われているようです。
食費の値上がりは学校給食にも影響していますが、値上がり分は地方創生の交付金で補助していますので、値上げは据え置きです。
今日の献立の主菜はポークビーンズ。
2025年
10月
18日
土
10月16・17日は東京でした。
監査委員の全国研修会への参加で、町の代表監査委員の柴田俊一氏と私、そして監査事務局の職員3名で渋谷区の渋谷公会堂で研修を受けました。同時に監査功労者表彰式もあり、7年以上監査委員をされた方82名の方が表彰されました。
周りを見渡せばほとんど年配の紳士。女性はとても少なく、監査事務局職員という立場で参加されている女性がほとんどかな?
後で聞いた話ではトイレの数が男女同数、圧倒的に男性が多いので休憩時間もそれに対応されて長くということでした。以前この欄でも女性のトイレが少ないと書きましたが、今回は反対のケース。
女性トイレを増やすことに賛同してくれる監査委員が増えるといいなと感じました。
印象に残った研修テーマは「監査実務のポイントについて」。水戸市の監査事務局長の和田隆氏の講演でした。
具体的事例が多く、最後の効率的・効果的な監査ヲ実施するためのポイントとして挙げられた、「監査結果報告書で、改善策を提案する」という言葉が心に残っています。
実は粕屋町の代表監査委員はこのことを特に力を入れられているように感じておりまして、様々な事業報告の対応時、じっくり報告を聞きながら課題点について専門家の立場からわかりやすく具体的な助言を職員にされています。
その様子を目の当たりにして監査の面白さを感じているので、なおさら納得、我が町の監査のレベルの高さを再確認した次第です。
2025年
10月
15日
水
10月11・12日は「よさこいかすや祭り」と「かすや商工祭り」がドーム、サンレイクで開催されました。
よさこい祭り参加チームの中で、中央幼稚園と仲原幼稚園の閉園に伴い、今年が最後の演舞ということでとにかくそれを見ようと開会式前に行きました。
いつもより早くて議員では私が一番乗り。ところが開会式1時間前だというのに町長もお見えになっていました。
足を怪我しているので毎日病院通いに「のるーと」を利用していると報告、町長も私も「のるーと」は夢の乗り物ということで意見が一致。滑り出しが好調のようで町長も嬉しそうでした。
よさこいでは、北は北海道から鹿児島まで75チーム参加。そのうち粕屋町からは26チーム。地元からこれだけのチーム参加があるのは珍しいのでは。
各学校の運動会では遊戯の中によさこいが取り入れられ、幼稚園、小学校4年生、中学校、そして地域と様々な団体からの出場、粕屋町全体に広がっています。
その後サンレイクの商工祭りへ。さくらホールでは、魁誠高校、2中学校、警察の4団体のブラスバンド演奏。外では圧巻のOT.GATARIの太鼓の演奏。とにかく素晴らしかったです。私は軽い疲れで家路へ。
帰り道、「のるーと」から降りる家族連れを見かけました。多くの人が次々にサンレイクの方へ、どうやら花火見物の方たちのようでした。
花火は家から見ました。15分間の打ち上げ。それでも爆音は粕屋町の元気を告げる象徴でした。
2025年
10月
10日
金
10月のかすや広報に2回目の説明会が開かれるということだったので、9月19日にあった1回目の説明会からどんな風に進化しているのかと思って参加しました。
もちろん「のるーと」に乗って行きましたよ。
9時20分予約で実際は41分発。役場まで9分、役場に保育所申し込みの書類を取りに行く親子連れと一緒でした。彼女は2回目の乗車。車が使えないからと喜んでいました。
説明会の様子です。
2025年
10月
09日
木
足のケガで外出が減り、ガーデニングに集中できるようになりました。
ローズゼラニウムの木質化が進み、ちょっとみっともなくなってきたので、挿し木にするために枝先を切り、18本の挿し穂を作りました。
1か月後には根がしっかり張ると思います。
ローズゼラニウムはハーブの仲間。蚊が嫌う匂いを出すので、バラの鉢の近くに置き、ガーデニングしやすいようにしています。小さくて可愛らしい花が咲きます。
2025年
10月
05日
日
10月4日の投開票で唯一の女性候補高市早苗氏が新総裁に選ばれ、初の女性首相への道が開かれました。
・「女性首相」に託す党刷新
・右寄り強調か 現実路線か
・「ガラスの天井」やっと
・女性政策 停滞を懸念
毎日新聞と西日本の見出しの一部です。女性の総理大臣の可能性が出てきたのに、あまり期待感が感じられないのは、高市氏の発言に女性の権利擁護の言葉が乏しいからです。
選択制夫婦別姓導入については女性の方が賛成率が高いとされますが、高市氏は強硬に反対しています。男女の固定的な役割分担を解体していくことにも後ろ向き。
選出直後の挨拶が、昭和時代の猛烈社員を思い出す「馬車馬のように働いていかないと自民党の立て直しはできない」、自らも「働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」と繰り返し言及。
フェイスブックには総裁選で勢いづいたのか、早くも外国人排除の内容が多数出て来て、ちょっと異様です。
私自身の経験から男性社会の中で生き抜くには男性以上に男性的でなければ難しい。高市氏も幾多の困難を経て、3度目の挑戦で勝ち抜き、現在の地位を獲得されたと思います。
その道のりには深く敬意を表しますが、簡単に判断するのではなく、今後の展開を見守りたいと思っています。
2025年
9月
30日
火
皆さんは「のるーと」を試されましたか?
私は9月29日に早速利用しました。宇美町役場に行く用事があり、長者原駅まで行きと帰りを利用しようと思い立ち、まず行きを、当日午前10時半ごろ予約しました。
ラインの粕屋町ホームページに「のるーと」のコーナーがあるのでそこをタップ、我が家の近くの37番ミーティングポイントから21番長者原駅ロータリーまで。
13時30分に予約しましたがちゃんと来てくれるかちょっとドキドキ。時間通りに到着した時はホッとしました。
ただ県道607号線は渋滞しているので、少し遅れましたが、その間も到着時間を予測して教えてくれるので(スマホを開いたまま見ていましたが、刻々と数字が動きます)遅れても安心していられました。
帰りは何時の電車に乗れるのかわかりませんでしたので、宇美駅から予約しました。
すぐに来ましたが、長者原駅では前の方の都合か渋滞によるものか、10分ほど指定した時間より遅れて来ました。その間も行きと同じでスマホでのタイムは刻々と動き教えてくれるので、イライラはしませんでした。
家まではあっという間。ナビを使っているので行きとは違う道路でした。その時の状況で柔軟に対応されるよう。AIのなす技?!
行きも帰りも1号車。運転手さんにお尋ねすると、その時点で20人ほどのお客さんを乗せられたようです。高齢者の方や、小学生をサンレイクまで、という利用もあったようです。
往復400円。乗る前は少し高いかなと思っていましたが、この便利さ、快適さにはかないません。普段は自転車で、雨風の強い日は「のるーと」で活動をと思っています。
それにもう一つやってみたいこと。それは「のるーと」を使ってルクルまで買い物や映画に行くことです。
自分の思う時間に行って帰ってこれる、買い物の嫌いな夫に送迎を頼まなくてもいいのって最高です。
2025年
9月
24日
水
バラサークルでは毎年文化祭に秋バラの展示をします。私も毎年数鉢出品しています。
よい花を咲かせるためには時期に見合った剪定をしなければなりません。それを「夏剪定」と言います。
今はその準備の時。頭を切り替え、ローズコンシェルジュとして10月は頑張ります。
剪定後、その下から芽が出て枝が伸び花を咲かせるのですが、高温が続くとバラの芽の出方は遅くなります。バラ栽培講座の講師、吉田博美先生のテキストを紹介します。
2025年
9月
20日
土
9月19日に福祉センターでAIオンデマンドバス「のるーと粕屋」の利用説明会がありました。
19日を4回に分けて、午前10時から20時近くまで説明会を実施されました。来場者は210名ほどあったようでした。
来場者の熱心な思いが伝わる雰囲気があり、説明もこの制度を請け負う業者の方で、短い時間に的確にお話をされていました。
のるーとは西鉄関係、実際の運転は今泉交通と地域の民間の力を借りての運行。
タクシーと同じように便利ですが、バスの初乗りよりほんの少し安い(1回200円)運賃。行政と民間共同の持続可能なシステム。理にかなった行政サービスですね。
10月の広報で詳しく説明された記事が載るようです。9月22日予約開始、9月29日運行開始となっています。
多くの方はまだバス停や予約方法はご存じないと思いますが、予約は22日より開始なので、早速トライしてみようと思います。
粕屋町のイメージキャラクターとなった「かすたまちゃん」マークの8名乗り。バス停は福祉バスの倍以上、163か所設置。
2025年
9月
15日
月
9月9日に一般質問をしました。今。議会だよりに載せる内容をまとめています。
内容は
●都市公園整備について
●地域に根ざす図書館の在り方について
議会だよりの一般質問のスペースは半ページになっているので、アップするのは1問にしています。まず、どちらを選ぶか、その段階から悩みます。
こちらの質問の意図を明確にとらえ、適格な答えをいただけるのは非常にまれです。
あいまいな答弁のどこを削ってどのように表現したら、町民の皆さんに私の言わんとするところが伝わるのか、また、こちらの質問も的確な表現をしていたか、反省することが多いです。
インターネット中継で見ることができるのでご案内します。 こちら→
下の写真は昨年整備された柚須公園のインクルーシブ遊具と、ユニバーサルデザインのトイレ。区民の皆さんにとても好評だそうです。
2025年
9月
14日
日
粕屋町の高齢化率は18.3%。県内で最も低い数字です。地元の行政区で敬老祝賀会が催され、夫婦で参加しました。
今回の祝賀会で驚いたことが3つあります。
・乾杯の音頭の発声を最も年齢の高い、しかも背筋がピンとした女性
・子ども会のお祝いソングに手話ソング2曲
・有志による、区長脚本・演出の寸劇「オレオレ詐欺にご用心」
そのほかにも趣向を凝らした出し物が盛りだくさん。10~12時30分まで、心ゆくまで楽しめました。
夫のカラオケ大会出場で「昴」を聞いたのには本当にびっくり。いつの間にかバラおじさんから歌おじさんに変身!
定年退職後、それまでの仕事とは全く関係のない趣味の世界で1週間フル回転。これも一つの老後なのだとただただ感心するばかり。
お一人身の方からも貴重なアドバイス、ご主人を大事にしなさいと。また、町から77歳のお祝いの商品券8000円分をいただきました。感謝です。
2025年
9月
13日
土
毎日新聞9月8日の記事からヒント。
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政府が「女性のトイレ行列問題」に本腰を入れて、その改善に向けて「関係府省連絡会議」がセットされた。花火大会や祭り、野外フェスなどの主催者に仮設トイレ設置の際の配慮を呼びかけることを決めた。
行政書士の百瀬まなみさんという方が、全国1000ヵ所に近いトイレの便器数を調べ、「男性用は女性用の平均1.7倍ある」という調査結果が、政府を動かすきっかけになったとのこと。
女性の社会進出によって需要が増えたのに整備が追い付かず、女性トイレの前に行列が続くという昨今の状況を招いたのではないか、とのこと。
女性トイレは男性の3倍に、というのが国際的な基準、避難所の指針がようやく昨年12月に見直されたとのこと。
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実際、天神地下街や、またバラ祭りでの経験を思い出した。なぜ女性だけが並ぶのかという発想がなく、所要時間がかかるのが主な原因と思っていたが、設置数自体に問題があったとは。
課題としては災害時の避難所での設置数。トイレが心配で水分をとれないでいると体内に血栓がたまり、肺の欠陥に詰まる「エコノミークラス症候群」になるとのこと。
現状では「せめて同数に!」を目指すための提言を粕屋町でもしたい。