給食センターの住民訴訟

 10月3日に六本松の新しい裁判所で粕屋町の住民訴訟の4回目の公判がありました。

 

 今までは関心はありましたがそれぞれ用事があって不参加。今回が初めての傍聴でした。

 

 給食センター建設の不可解な部分が少しでも解明されればと思って参加しましたが、予想外の内容びっくりしています。

 

 粕屋町の代理人である顧問弁護士が裁判長から提出書類のつじつまが合わないと指摘を受けて、公判は先送りとなり次回へ持ち越し。わずか25分くらいで終了でした。

 

 粕屋町の代理人の提出書類の内容の不備で裁判の公判が始まらない。しかも裁判官からの質問に町の代理人は、3人もの弁護士がいるのに答えが明確でなく、被告の席で打ち合わせのようなやり取り。これはいったいどうなっているのと驚いてしまいました。

 

 太田議員は一般質問や委員会審議でいつも町からの出席がない、誰も来ないと嘆いておられましたが、これではさもありなんです。町は分かっていて出席していないのか、顧問弁護士に依頼して安心しているのか、当初から全然審議は進んでいないようですよ。時間がかかればかかるほど弁護士費用は増えていくのではないでしょうか。教育長にまずそこから問わないといけないようですね。

 

 この日一緒に傍聴に参加してくださった「市民オンブズマン福岡」の児島代表が言っておられた言葉が印象的です。「粕屋町だけのことではないのですよ。住民訴訟の裁判の引き延ばしは結構あります」と。