ばらのまち福山へ

 広島県福山市はバラのまちとして知れ渡っています。今年の春はバラサミットと世界バラ会議の二つの大きな行事が開催され、私は5月18~19日に行ってきました。ご報告です。

 

 5月18日は福山バラ祭り中に開催された「第34回バラサミット」にオブザーバーとして参加。

 *バラサミットとは、バラを自治体の花として掲げている29の自治体の集まり。福山市の呼びかけで年に一度集まって各地のバラに関する取り組みを発表、回り持ちで開催。粕屋町は2001年でした。

 

 19日は世界バラ会議中に行われている「Rose Expo FKUYAMA 2025 トークショウ」でバラの育種家 木村卓功氏、河本麻記子氏の講演を聴いてきました。

 *世界バラ会議とは、3年に一度行われるバラに関する国際会議。40か国が加盟するバラの国際組織「世界バラ会議連合」が主催。参加者はばら愛好家、研究者、専門家、育種家、生産者など。日本では2006年に大阪で開催、今回2回目です。

 

 1945年8月8日のアメリカ軍による大空襲で街は焼け野原。10年後、人々はばらを植えることで心を癒し復興への足掛かりにしたのが、バラと福山のかかわりの始まりだったようです。

 

 それから70年、今や世界一のバラのまちになったようです。まち中がバラの花に覆われ、市民が管理するバラ花壇がいたるところにあります。

 18・19日と短い時間でしたが、バラのまち福山を満喫してきました。

 箱田町長の記念植樹、バラはレイクカヨイチョウです。