5月9日の臨時議会で議会選出の監査委員の議案が提出され、本田芳枝は監査委員という役職に就くことになりました
5月21日に月例監査があり、初めてその現場に立ち会ったのですが、その内容の深さに強く感銘を受けました。
代表監査の方が専門的な識見から職員に対して質疑、助言をされたのですが、そのやり取りは想像していたものと全く違い、事務事業の内容を深く掘り下げたものでした。
決算審査の場合、議会では、どうしても責める形をとらざるを得ず、また専門的な知識がないために中途半端な審査になっていて、したがって職員の答弁もどちらかと言えばあいまいな部分があったように思います。
質問のための質問に終始、突っ込みも足りなかったかもしれません。
平成3年の地方自治法改正で「行政監査」ができるようになったということです。
耳慣れない言葉ですが、その意味は監査委員は必要がある時は自治体の事務、または事務の執行について監査をすることができる、事務処理の能率性と組織、運営の合理化の趣旨に沿ってなされているかどうかを特に意を用いなければならないとされています。
財務の数字の動きのチェックだけではなかったのです。
今までのありようを反省すると同時に、こんなふうに学べる機会をいただいたことに深く感謝しています。