2024年に生まれた日本人の子どものは初めて70万人を割り、合計特殊出生率も1.15と過去最低を更新というニュースが報じられました。
粕屋町も例外ではありません。平成26年度をピークに未就学児が減少、それでも緩やかにだったのですが、令和6年度から一気に減少という、全国的な流れに沿う形になっています。
グラフの右端、推定値 ー ー ー に注目してください。
平成26年から比較すると1247人の減。特に0歳は3分の1以上減少しており、この状況はこれからも確実になると予想されます。
この流れを受けて、6月議会で執行部からの計画変更の報告がありました。
仲原幼稚園の廃園に伴い小規模保育所にするという「粕屋町立幼稚園・保育所再編整備計画」を改訂し、保育所自体も園児数が減り規模縮小という状況から、仲原保育所の移転先となりました。
計画変更に伴い補正予算も変更され、今後は仲原保育所の移転改築という方向に大きく舵を切ることになりました。
これはこれで私は賛成です。中央保育所は新しく建て替わりましたが、同じく老朽化が進んでいる仲原保育所のことが気になっていました。
7年前の2園民営化計画を町民の皆さんと議会でタッグを組み、町立のままで老朽化対策をという運動が、町民の意向に沿った形で進んでいくことになり、特別委員会の委員長としての責任が果たせたことでホッとしています。