新聞記事からです。
毎日新聞9月8日の記事からです。
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政府が「女性のトイレ行列問題」に本腰を入れて、その改善に向けて「関係府省連絡会議」がセットされた。花火大会や祭り、野外フェスなどの主催者に仮設トイレ設置の際の配慮を呼びかけることを決めた。
行政書士の百瀬まなみさんという方が、全国1000ヵ所に近いトイレの便器数を調べ、「男性用は女性用の平均1.7倍ある」という調査結果が、政府を動かすきっかけになったとのこと。
女性の社会進出によって需要が増えたのに整備が追い付かず、女性トイレの前に行列が続くという昨今の状況を招いたのではないか、とのこと。
女性トイレは男性の3倍に、というのが国際的な基準、避難所の指針がようやく昨年12月に見直されたとのこと。
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実際、天神地下街や、またバラ祭りでの経験を思い出した。なぜ女性だけが並ぶのかという発想がなく、所要時間がかかるのが主な原因と思っていたが、設置数自体に問題があったとは。
課題としては災害時の避難所での設置数。トイレが心配で水分をとれないでいると体内に血栓がたまり、肺の欠陥に詰まる「エコノミークラス症候群」になるとのこと。
現状では「せめて同数に!」を目指すための提言を粕屋町でもしたい。