学校給食センター訪問

 監査委員として学校給食調理場の監査。

 

 最初に学校給食調理場での給食を作る工程の説明を受けました。同じものをユーチューブでも公表してありますので、関心のある方はどうぞご覧ください。→粕屋町学校給食共同調理場

 

 粕屋町の学校給食はセンター方式で、4つの小学校と2つの中学校のこどもの給食をここで一括して作って、各学校へ配送しています。(令和6年 5300食)

 

 運営の様子、備品検査などは特に問題なく、スムーズに事業は行われているようです。

 

 食費の値上がりは学校給食にも影響していますが、値上がり分は地方創生の交付金で補助していますので、値上げは据え置きです。

 

 今日の献立の主菜はポークビーンズ。

 ポークビーンズのほかに、食パン、イチジクジャム、ツナサラダ、ヨーグルト、牛乳でした。環境を守る観点から牛乳にストローはなく、口を開けてコップで飲むようにして飲みました。初体験?!

 

 どれもおいしく、一度にたくさんの量を作るのに、うまみを感じることができて、栄養士さんや調理員さんのスキルの高さを感じました。

 

 =10月の献立表のひと口メモより抜粋=

 

・本日は中秋の名月、十五夜です。美しい月を眺めながら、食べ物がたくさんとれたことを感謝して月に見立てたものや、取れた作物をお供えしています。十五夜は別名「芋名月」と言われるため、サトイモのみそ汁にしました。

 

・いちぢくは漢字で書くと「無花果」と書きます。花を皮で包んでいます。江戸時代の初めに薬として中国から伝わりましたが、実が甘く生で食べるようになりました。今日は福岡産のいちぢくを使ったジャムです。

 

 毎日のメモ欄はとてもためになる情報満載。献立例も参考になりそう。

  パンは少なく麦ごはんがほとんど毎日、体にも頭にも心にも栄養がいきわたり、子どもたちの笑顔が浮かびます。

 

 ちなみに粕屋町の子どもの人気メニューは「バンサンスー(中華風春雨サラダ)」、「豚キムチ」だそうです。