2023年

7月

30日

30周年度の会長職

 昨年5月に福岡県女性議員ネットワークの会長職を受けました。統一地方選が控えている議員が多いので、そうではない私にお鉢が回ってきました。

 

 無所属の議員である私は特に、この会の交流や学びで助けられたので、2回目ですがお受けしました。

 

 この会は超党派で、国、県、市町村の女性議員が互いの資質を高めるために学びます。今のところ県下の女性議員は153名、その内の73名が会員です。

 

 通常は5月に総会があって次の方との交代になるのですが、4月に統一地方選があったので、7月末に総会はずれ込み、いつもより長い任期となりました。

 

 気持ちを持ちこたえるのにかなりエネルギーを使いましたが、30年もなるとマンネリ化したり、役員が1~2年で交代するし、4年ごとの選挙でメンバーが変わるという事情もあって、今までの経験を活かして少しテコ入れをしました。

 

 といっても私は声掛け、提案をするだけで、残りの9人のメンバーが自分事として会の運営を担ってくれ、会員数も大幅に伸びました。

 

 リーダーの在り様を学ぶいい経験になりました。また私の議員としての自覚も高まったように思います。志を持った若い方、経験豊富なベテランさんのそんな10人の仲間が、主にオンライン会議で運営を語り合いました。

 

 総会資料の作り方を丁寧に、県への要望の出し方をスムーズに、今必要としていてすぐに役立つ研修会企画など盛りだくさんの仕事ができて、ちょっとホッとしているところです。

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2023年

7月

24日

女性議員を増やさなければならない理由

7月22日に上智大学教授の三浦まりさんの講演会がありました。主催は「福岡・女性議員を増やす会」です。

 

2022年度の日本のジェンダーギャップ指数は125位。政治・経済の分野が足を引っ張っているということでした。

 

ジェンダーギャップ・レポート2022では日本の国会議員(衆参両議院)713名中女性議員は110名で15.4%。

 

割合の高い国はメキシコ50%、ニュージーランド49.2%、フィンランド45.5%など・・・・・・・

 

国会議員の数が増えないことには順位は上がらないそうです。

 

地方議会は今年の統一選で議員数は増えていますが、世界標準にはまだまだのようです。

 

 何が遅れさせているのか、世界の中ではどんな要因で数値が高くなっているという分析から講演が始まりました。

 

 三浦まりさんによるとデータ的には2006年の頃は韓国、フランス、ドイツなどとそう変わらないのですが、この17年間に大きく開き、というより日本が停滞していて、他の国は躍進しているということのようです。

 

  データの説明で分かったことは法整備が極端に遅れていることでした。様々な課題に向き合い、法整備を進めるには女性議員の数が必要です。

 

  経済も落ち込んでいますが、日本はこの20年の間いつの間にか世界の潮流の中でおいてけぼりの状態になっているようです。リーダーにつくという女性がこれも極端に少ない。

 

 

 私が議員になって19年、この間、世界では大きく変革の波が押し寄せ、日本はおきざりということが、三浦まりさんの講演で痛いほどよくわかりました。

 

 日本の停滞の原因が知りたくて早速帰りに丸善に寄って、今年の1月に上梓されたという著書を買って読んでいます。

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2023年

7月

21日

庭の手入れ あれこれ

 今日21日から夏休み。これから楽しい夏の行事が続きます。

 

 議会では議会だよりの編集が9部通り終わり、あとは来週26日に最終チェック。発行は配達日の都合で8月7日になります。読んでいただけたら嬉しいです。

 昨年5月からの「福岡県女性議員ネットワーク会員73名)の会長職は7月28日の総会で役目終了となります。今までその準備に追われる毎日でしたが、それも来週には終わります。

 いろんなことに大方の目途が立ち、ここ数日は庭の手入れにいそしんでいます。

 

 といっても早朝1時間ほどの草取りです。日中はとても暑く作業はできませんが、蝉の声に追い立てられながら三角ガマで土を掘り起こしての草抜き。それなりに楽しい作業で、4枚の写真を紹介します。

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2023年

7月

14日

性交同意年齢が13歳から16歳未満へ

 性交同意年齢が13歳から16歳未満へ引き上げられ、7月13日より施行となりました。

 

 刑法の名前も強制性交等罪から、明確に不同意性交罪となり、わいせつ目的での16歳未満の者への面会要求、また性的な画像を撮影して送信すること要求することも犯罪になります。

 

 子どもたちへの被害が少しでも減りますように!

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2023年

7月

13日

線状降水帯の真下近く

 今日は13日。やっと雨は収まったようで、朝日がさしています。昨日まで、雨、雷が続き、10日未明から3日目にしてちょっと一息。

 

 粕屋郡は幸いにして被害はなかったようですが、久留米市や唐津市では痛ましい事故がありました。心からご冥福を祈ります。

 

 10日の1時過ぎ、凄まじい雨音と雷で目が覚めました。そのあと1時間ぐらい続いたでしょうか、眠れず起きて雷の影響が出るかなとパソコンをシャットダウンしました。

 

 ところがその後起動せず、メーカーに電話して修理に出しました。戻ってくるのに10日以上かかるとのこと。落ち着きません。パソコン一つでそうなのですから、被災された方は本当に大変でしょう。

 

 7月1日もまた夜中に雷の音で目がさめました。昨日の友の話では友の家の近くに落ちたとのこと。天を裂くような音で目が覚める日が続いています。大自然の恐ろしさに、予報も何もなかった時代の人々の暮らしはいかばかりだったでしょう。

 

 報道によると、線状降水帯の予測は困難で、避難指示の遅れによる事故もあったようです。予想の2倍以上の400ミリを超える雨量や降雨のピークの予測のむずかしさが突き付けられたとのこと。

 

 自治体の避難指示の発令は午前7時前後、ところが私も遭遇した雨は午前1時から猛烈な勢いで降っていたようです。「外が暗い時間の避難は危険が伴うため、明るくなるのを待って指示を出した」とのこと、雨量の勢いがこんなにすごくなるとはだれも予想できなかったのでしょう。

 

 自治体の職員の皆さんのご苦労を思うと、「自分の命は自分でまもる、命の危険が及ばない行動を」というメディアから発せられる言葉が改めて身に沁みました。

 

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2023年

7月

05日

ウクライナはどうなるのでしょう

 ロシアの内部闘争なのでしょうか。ワグネル代表プリゴジンの反乱。こんな人たちと戦っているウクライナはいったいどうなるのでしょう。

 

 このページであまり外国のことは書きたくないのですが、昨年の2月24日からのロシアとウクライナの戦い、終わりが見えないので、心底心配です。世界平和の灯はどこへ?

 

 日本を含めた西欧諸国はウクライナを応援。軍事物資などを次から次に送り続けています。アメリカはロシアの力を弱めるためにウクライナを支援しているとの話もあります。

 

 終わりの見えないロシアとウクライナの戦争。その間に、国会は軍事費を5年以内にGDP(国内総生産)比2%に引き上げる財源を確保する法案を可決しました。

 

 平和憲法がなし崩し的にボロボロになるのでは。

 

 世界の平和が維持されなければ日本の平和はありません。資源のない、小さな島国の日本が、平和憲法で生き残るには外交戦略しかないと思われます。が、慌ただしく日常に押し流されている私には無力感が。

 

 これからを生きる子どもたちに平和な未来を約束したい。どうする芳枝、何ができる芳枝?!

 

 明日から私は英語を学び直す決心をしました。多くのウクライナ人が普通に英語を話し世界に発信している様子にとても刺激を受けました。

 

 小学校から英語を教科として学ぶことにあまり賛成はできなかったのですが、軍事費増強より戦争に巻き込まれるリスクは一段と高くなりました。

 

 これからの未来を生きる子どもたちにコミュニケーション能力を身に着けてほしい。その手助けをするための学び直しです。

 

 

2023年

7月

04日

梅雨時の楽しみ方

連日の大雨のために気がつかなかったこともありますが、きゅうりのおばけができました。

 

長さ50cmもありました。夫の作った野菜、頑張って調理します。

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