2019年
12月
11日
水
議員控室に飾ってあるバラの花です。
12月10日、私の一般質問は10日最後の14時55分より始まり、そして15時55分終了。ちょうど60分使い切りました。
準備を重ねました。質問の相手を町長だけでなく各所管の3人の部長、副町長に指定し発言の時間を設けたこと、財政問題に関する内容を入れたので、時間配分は難しく、意図とすることが伝わるのか始まるまで不安でしたが、今は何とかこなせ、ホッとしています。
今回私が最も町民の皆さんに訴えたかったのは、粕屋町が今どういう局面なのかということをわかってほしいということでした。
箱田町長が就任されて1年が経ち、来年の予算は町長の思いが詰まったものになります。今は予算編成の準備中です。
そして粕屋町の今後の方向性を決める、第5次総合計画後期基本計画、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略、都市計画マスタープラン、男女共同参画計画、子ども・子育て支援事業計画など5つの計画策定中で、来年の3~6月には発表となっています。
そのことをどの位の町民の皆さんがご存じなのかはなはだ疑問で、私にはこれらの計画作りが町主導で進んでいくのではないかという大きな懸念がありました。
「作りました」と各家庭に概要版は回覧板で回ってきます。けれどもその時点でその内容に疑問を抱いても、また策定後いろいろ意見を言っても、計画にないからと受け付けられないのです。悲しいことにそれがルールです。
町民の皆さんの思いのこもった計画づくりは今。だから、今こそいろんな意見を集約するなり、直接担当課にぶつけるなり、行動を起こしてほしいのです。けれども策定中ということを知らなかったら?!
11月末に、策定会議の傍聴に2つ参加しました。けれどもその2つとも傍聴人は私一人。
粕屋町の今後の方向性を決める今だからこそ、多くの町民の皆さんに今の重要性を知っていただきたいという願いを込めて一般質問に挑みました。
そしてそれが私の59回目の一般質問となりました。3日後にはインターネット配信をされますので、興味のある方は是非ご覧ください。
2019年
12月
08日
日
粕屋町給食センター建設の住民訴訟裁判に関する記事が、12月7日の朝日新聞、西日本新聞に掲載されました。結果的に全国区のニュースとなっています。
その内容は朝日新聞 → こちら
西日本新聞 → こちら
西日本新聞の記事の中で九州大学法学研究院の村上裕章教授(行政法)は「電話も圧力の意図であれば言語道断だが、意図はなくともそのように受け取られるような発言であれば不適切」と指摘されています。
現在12月定例議会開催中。9日より一般質問(今回給食センターに関する質問はありません)、13日に全員協議会、給食センター特別委員会が開催されますので、その間の執行部の説明がどのようになるかで、今後の議会の方向性が決まると思います。
私自身の考えは箱田町長の説明を聞いた上で明らかにしたいと思います。
2019年
12月
05日
木
私は一度も中村哲さんの講演を聞いたことがありません。それでも心の中に彼の部屋があり、心から尊敬していました。古賀市のお生まれ、福高、九大医学部卒、2歳年上の方でした。学校は違いますが、この福岡で同じ時代に育った人でした。
下の写真は私の書斎に張っている新聞記事です。平成25年6月6日の毎日新聞の夕刊の記事です。この記事を見て以来、憲法9条のことを考えるといつでも中村哲さんのお顔が出てくるようになりました。
今日の読売新聞の記事によると、中村哲医師はペシャワールの会への寄付のほとんど(95%?)をアフガンの活動に使い、それを知った辛口の井上ひさしさんが非常に高く評価していたとありました。そんな方だったのですね。報道写真の作業着姿に親近感を持っていました。
ご冥福を祈りたいのですが、こんな目に合うのはとっくの昔に覚悟の上だったでしょう。悲報を聞いて悲しみ、悔しがることよりも、今私にできることは、とそう胸に問い続けることが大事。そして何らかの行動をとること、だと思っています。
2019年
12月
02日
月
11月最後の土曜日、福岡大名の「松楠居」というところで、「教育先進国と日本」というテーマで熊本県南関町町議の中村正雄氏の報告がありました。この方は連続3年間デンマークツアーに参加してあります。主催はデンマークを楽しむ会、デンマーク協会でした。
デンマークツアーをコーディネイトしてくださった長阿彌幹生氏はこのデンマーク協会の理事長でした。人のつながりが広がっていきます。ここで思いもかけない粕屋町の方に会いました。
ご一緒した中野議員はお仕事の関係でご存知でしたが、前中央小学校のPTA会長という肩書のこの女性にこんなところでお目にかかるとは。飾り付け、食事の用意は彼女と彼女の仲間がコーディネイトしたものでした。
デンマークツアーに参加したところであまり期待はできないなという気持ちも心の隅に持っていた今回のツアー。ところが不思議な出会いが続々。学校の先生、作業療法士、福祉法人の職員、今日は一般企業の方も参加しておられました。
報告をしてくださった中村氏(写真中央)は、北欧の教育にとても関心があり、日本をこの視点で改革したいという志をお持ちです。ともに刺激し合いながら学びましょうと語ってくれる頼もしい同志。中野議員の先輩にあたる方。ほかにも素敵な方がたくさん。
議会活動ではお目にかかれない、異業種の方との交流。報告最後のコメントは「Think globally, Act locally.」でした。私にとっては素敵なクリスマスプレゼントとなりました。